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2022.10.13

「2022年度グッドデザイン賞」を3点受賞!「ソリッドステーク」が「ロングライフデザイン賞」を受賞しました

株式会社スノーピーク(代表取締役 会長執行役員兼社長執行役員:山井太、本社:新潟県三条市、証券コード:7816)は、製品、サービスを含む3点で2022年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞、「ソリッドステーク」が「ロングライフデザイン賞」に選出されたことをお知らせいたします。

この度、「ゼッカ」「TUGUCA」「UP CYCLE COTTON PROJECT」の3製品/サービスでグッドデザイン賞を受賞いたしました。1990年の初受賞以降、通算受賞製品数は97点となります。

本年は「ソリッドステーク」が「ロングライフデザイン賞」を受賞いたしました。
ロングライフデザイン賞とは、10年以上継続して提供されており、これから生まれるデザインの手本となりうる、時代を超えてスタンダードであり続ける商品・建築・コンテンツ・サービスを対象とした賞となります。

スノーピークは今後も「人と自然、そして人と人をつなぎ、人間性を回復する」という社会的使命のもと、革新的なモノ、コト、サービスを通じて、一人でも多くの笑顔を生み出すべく邁進してまいります。

【受賞製品/サービスと審査員コメント】

〈ロングライフデザイン賞〉
ソリッドステーク

1995年の発売から27年。
強靭なタープを支えるために生まれた鍛造製のペグ。

〔審査員コメント〕
昨今のアウトドアブームから多くのキャンパーが本格的な装備をすることによって、自然がもたらすどのような環境、条件下でも揺るぎなく安心できる器材を求めるようになってきた。
その中でも装着後には何事もなかったかのようにタープやテントをしっかり支え、その存在を消し去ってゴーストのように撤収に備える折れることのない強靭なペグの役割は重要である。
燕三条に拠点を置くスノーピークは、彼の地の最強の鍛造技術によって最高のスペックをもつペグを開発した。このペグを介して、誰にも追随できない圧倒的なパフォーマンスを全てのプロジェクトにおいて追求する姿勢を表明してみせた。
同社は単にブランディングによってユーザーに認識してもらうだけではなく、道具としての美しさを極め、取り扱う全ての製品が同等のエスプリによって成立していることに感服させられる。

〈グッドデザイン賞〉
ゼッカ

プロデューサー:株式会社スノーピーク 代表取締役 会長執行役員兼社長執行役員 山井太
ディレクター:株式会社スノーピーク 執行役員 未来開発本部長 吉野真紀夫
デザイナー:株式会社スノーピーク 未来開発本部 Gear開発課 朝倉良太

〔審査員コメント〕
大型のルームシェルターに求められる体験要件を改めて見直したことで生まれたキャンプにおけるコミュニケーションスタイルの新提案。テントやタープなどたくさんのキャンプアイテムを作ってきたスノーピーク社の知見から生まれた本製品は説得力に溢れている。
イベントや時間毎のユーザーの動線、自然に大きく開かれたシェルター内での心地よい過ごし方、人や自然との向き合い方など、様々なアイデアが一つの製品に内包されている。
安心感や快適性など基本的な機能要件をしっかりと担保しながら新たなキャンプの体験を創出している点が高く評価された。

TUGUCA

プロデューサー:株式会社スノーピーク 代表取締役 会長執行役員兼社長執行役員 山井太
ディレクター:株式会社スノーピーク 執行役員 未来開発本部長 吉野真紀夫
デザイナー:株式会社スノーピーク 未来開発本部 Gear開発課/設計本部 設計課 金子紘大

〔審査員コメント〕
組み立て式のパーソナルスペースを作るこの家具システムは、キャンプ用品メーカーらしい発想でパーツの組み合わせによる拡張性の良さを活かしている。
また、使う側がそれぞれの使い方の工夫を考え、組み立てから使用までを楽しむ要素があるのも評価できる。部材やオプションパーツなどの、さらなる展開も期待したい。

UPCYCLE COTTON PROJECT

プロデューサー:株式会社スノーピーク 未来開発本部 Apparel開発課+タキヒヨー株式会社 渡邉晋平
ディレクター:株式会社スノーピーク 未来開発本部 Apparel開発課+タキヒヨー株式会社 渡邉晋平
デザイナー:株式会社スノーピーク 未来開発本部 Apparel開発課+タキヒヨー株式会社 渡邉晋平

〔審査員コメント〕
市販されているリサイクル糸を活用せず、自ら行う服の回収と裁断片等を糸に戻し再度衣類に生まれ変わらせる。使った素材を循環させることで、購入者にとっても明快な流れでわかりやすく、モノを購入することへの意義を感じさせる素晴らしい取り組みである。
再生した糸もその風合いを素材の魅力としてデザインされている。その衣類さえも次なるリサイクル素材を意識させ、新たな価値として定義するユニークさを持っている。
展開アイテムは定番ラインで構成し、長く愛用されることを想定した「棄てられない服」という商品の特性を目指すことで、服そのものの概念を変えていく素晴らしい視点を持ち合わせていることも高く評価したい。

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