Aboutわたしたちについて
スノーピークは絆の循環でできている。自らが欲しいと思える道具をデザインする開発者。燕三条をはじめとする形にしていく職人。形になるまでの情熱と共に道具を届けるストアスタッフ。道具をすぐに実践できるフィールド。修理を専門とするアフターサービス。
毎年全国各地で開催しているキャンプイベントには開発者自らが参加し、製品の使い心地についてユーザーの皆さまから直接フィードバックをいただく。そしてその声を新製品の開発に活かしていく。
2011年、スノーピークの絆のサイクルを可視化したのが、Snow Peak HEADQUARTERSです。広大なキャンプフィールドの中にあり、日夜製品開発と検証を繰り返し行い革新的なアイテムを生み出しています。
社屋内には、キャンプ場を見渡せる社長室。試作品をテストできる中庭。自然の光が注ぎ込む明るいオフィス。そしてあらゆる製品を手に取ることができる店舗。会社見学をとおしてユーザーの皆さまにもオフィスを公開し、私たちもオフィスからキャンプフィールドにはられたテントを眺めながらを仕事をしています。まるで焚火をかこむように、私たちとお客様、関わる全ての人の間に境界線はなく、輪になってつながっていく。
絆の循環を続けて60年以上が経ちました。この長い年月のあいだ、私たちスノーピークには皆さまと過ごした宝物のような思い出がいくつもあります。
多くの人生にとって、忘れられない野遊びの記憶。
世の中には、きっと私たちが知ることのできない素敵な思い出があふれている。
そんな大切な思い出たちを集めて、誰かへとつなげることができたら。
そこで、私たちは社屋の中に”道具に刻まれた絆の記憶を可視化した施設”をつくることにしました。皆さまの野遊びの記憶が、もっとも身近な存在となるように。
道具は、自然の中で豊かな時間を私たちに与えてくれる。家族が共同作業を通して絆を深め、焚火を囲み、普段できないような話をし、より親密になっていく。その人の絆、そしてライフバリューを可視化した施設が、ユーザーの皆さまと共につくりあげたミュージアムです。
ユーザーの皆さまから寄贈された約200製品をラインアップし、各製品を寄贈者の名前と製品にまつわる思い出とあわせて展示しています。
ギア展示エリアでは、創業者の山井幸雄が職人とともに開発したクライミングギアなどを公開。また、現会長の山井太氏が1990年代に提案したオートキャンプシーンを当時の製品とともに再現しています。
企画展示エリアでは、同ブランドの商品を作っている燕三条の金属加工技術、職人や開発者の情熱にフォーカスし、ものづくりの歴史と思想を紹介。見学プログラムの所要時間は約40分で、本社で申し込みを受け付けております。是非お越しください。