プレスリリース

住/LIFE

2021.12.1

新潟に2022年10月「野きろの杜」が誕生。6600坪を超える大規模なまちづくりに初参画。

「野きろの杜」イメージ

株式会社スノーピーク(代表取締役社長:山井梨沙、本社:新潟県三条市、証券コード7816)は、新潟土地建物販売センター株式会社(代表取締役:川上 創、 本社:新潟県新潟市)と株式会社石田伸一建築事務所(代表取締役:石田 伸一、 本社:新潟県新潟市)と協働して、2022年10月に新潟県新潟市西蒲区和納地区に住宅街「野きろの杜」を開発いたします。

この度、誕生する複合的な住宅街「野きろの杜」は、約6600坪の広大な敷地内に、34区画の分譲地と8戸の賃貸住宅からなる「住宅エリア」、ショップやイベントを通して交流が生まれる「コマーシャルエリア」、宿泊体験ができる「ゲストハウスエリア」を備えます。

本プロジェクトでは、新潟土地建物販売センター株式会社が不動産開発と全体企画管理を担い、株式会社石田伸一建築事務所が住宅の建築をはじめ、共有空間のデザインなどを担当。スノーピークはキャンプで培った経験をコミュニティづくりに生かすべく、住宅に「野遊び」の要素を取り入れるアウトド゙アリビングや広場の監修などを行います。 

スノーピークは2015年より、身近に自然を感じる住まいや暮らしを提案する「アーバンアウトドア事業」を展開しており、住宅向けの商品ラインナップを強化するほか、マンション開発、分譲地開発等への参画を積極的に進めています。戸建て分譲地における、まちづくりへの参画は、新潟県新潟市「天野エルカール」(2018年春竣工)と山形県山形市「山形エコタウン前明石」(2019年6月竣工)に次ぐ3例目となり、6600坪の大規模なまちづくりはスノーピークにとって今回が初めての取り組みです。

三社の知見や経験を活用して、短絡的な利便性や収益性ではなく、中長期的な視点で街を育てて魅力を増進するとともに生活の質の向上を図り、新しい街と住まいの在り方を提案します。

人と人がつながる、野遊びのある街「野きろの杜」

複合的な 住宅街「野きろの杜」は、地名の和納に由来して名付けました。「和」を構成する「ノ」「木」「ロ」を新しい読み方に変え、野が広がり、木々が育ち、人と人をつなげる路(みち)が広がる姿を描いています。

「住宅エリア」「コマーシャルエリア」「ゲストハウスエリア」に人が集うことで自然発生的に交流が生まれ、自然と共に生きる暮らしを実現します。

「野きろの杜」 7つのコンセプト

Concept.1|野遊びでつながる街

ファイヤーピット(焚火台)があるコミュニティ広場が街の中心。家からキャンプ道具を持ち出し、広場でバーベキューをするのが日常的な風景になります。夕食の後にファイヤーピットを囲み、コーヒーやお酒を飲みながらご近所さんと焚火トーク。キャンプ場のような解放感が人と人の交流を促します。

Concept.2|木材の地産地消

”野きろの杜”では、戸建て住宅の外壁に県産杉の活用を推奨しており、賃貸住宅や店舗、ゲストハウスの外壁には、新潟県魚沼地域で採れる魚沼杉が使われます。地域内で木材資源を循環させることで県内の林業を復興させ、地球環境への負荷が少ないサスティナブルな建築の仕組みを構築します。

Concept.3|アウトドアリビングのある住まい

賃貸住宅を含む全ての住戸にアウトドアリビングを設け、家に居ながら自然を楽しめるライフスタイルを実現します。戸建て住宅においては、ウッドデッキ、土間リビング、庭の3要素のいずれかを採り入れることが条件となります。また、各プランに合わせてスノーピークのキャンプ道具がコーディネートされます。

Concept.4|景観を維持するガイドライン

弥彦山を望む田園地帯にふさわしい街並みをつくるため、建築ガイドラインを策定しています。建物の高さや隣地境界線からの後退距離、外壁の素材、エアコン室外機の位置やカーポート・物置の種類に至るまで細かなルールを設けることで、統一感があり、時と共に魅力が深まる美しい街をつくります。

Concept.5|新しい賃貸住宅の提唱

全8戸の賃貸住宅はメゾネットタイプで、高気密高断熱仕様(UA値=0.34以下)。魚沼杉をはじめとした自然素材がふんだんに使われており、開放的な2階リビングには約9.6畳の広いルーフバルコニーが付いています。なるべく多くの人に”野きろの杜”での暮らしを体験いただくために、良質な賃貸住宅を提供します。

Concept.6|交流を生み出すマルシェ

ゆとりある共有スペースを活用して、定期的にマルシェを開催する予定です。地元の農家の方や飲食店に出店いただき、朝早い時間からスタート。コミュニティ広場でテイクアウトした料理を食べたり、マルシェで仕入れた食材を使ってバーベキューをしたり。住民以外の人もふらりと訪れて楽しめる場になります。

Concept.7|8区画の平屋エリア

”野きろの杜”の中で最も景色が開けているのが、田園が広がる南側です。この南側に面した”8つの区画”だけは、他の区画よりも広い敷地にし、すべて平屋で統一します。それにより、コミュニティ広場や他の住宅の2階からも。広大な田園風景を楽しむことができます。

スノーピークは今後も、野遊びを通じて築く人と人とのつながりを街の中にも取り入れることを大切にしていきたいと思います。屋内外で使えるキャンプ道具の提供だけでなく、地域外に住む人たちとを楽しめる体験プログラムなど、これまで培ってきたノウハウを活用しながら新しい街づくりに尽力してまいります。

物件概要

名称:野きろの杜
所在地:新潟県新潟市西蒲区和納1358番
竣 工: 2022年10月(まちびらき予定)
売主:新潟土地建物販売センター株式会社

新潟土地建物販売センター株式会社について

2013年設立の不動産会社。「社会の価値ある未来を創造し、その実現に貢献する」を理念に掲げ、全てのお客様へ最適かつ適正な不動産取引を提供する。事業は不動産売買から資産運用、リフォーム、不動産賃貸まで幅広い。地元新潟に根ざし、新たな不動産そして住まいの価値の追求と創造を通じて、人々の豊かな暮らしの実現への貢献を目指す。
本プロジェクトで不動産開発、企画管理を担当する。

株式会社石田伸一建築事務所について

2018年設立の建築設計事務所。「山を守り街並みを整える。」ことを掲げ、建築設計事務所でありながら、林業と製材所も営む。国内、海外での住宅設計、商業施設設計、ランドスケープデザインを行い、国内では魚沼杉を利用した小屋やサウナ小屋、家具づくりも行っている。コンセプトは100年前の住宅に学び100年後のスタンダードをつくる。
本プロジェクトにおいて、住宅の建築から共有空間のデザイン、建築ガイドラインの策定までを担う。

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