「メラク Pro. ストーブプラス」に付属する、火の粉からシェルター本体を守りつつ断熱性と遮光性を向上させる専用フルフライカバー。煙突穴を塞ぐことで、夏場には遮光カバーとしても活用可能です。このフライカバーの使用で二重幕構造となり、保温性が高まるため、MKストーブはもちろんグローストーブなどの石油ストーブ使用時にも効果を発揮します。シェルター全体を覆う専用設計なので、万が一、火の粉が飛散しても燃え広がりにくく、ダメージを軽減するため安全です。

「MKストーブ」は、「メラク Pro.」での幕内使用はもちろん、幕外での単体使用や通年の使用を想定して開発した新しい薪ストーブです。寒い時期の暖房としての用途だけではなく、暖かい季節であっても煙の影響を受けない焚火のような雰囲気を楽しめる設計が特長です。本体の長辺に設けられた2面の大きな耐熱ガラスからは美しく揺らめく炎を眺めることができ、側面の両側に薪をくべるための扉を備え、どちら側からも薪を入れられる便利な仕様です。さらに、クッカーガードを装着することで、幕内での煮込み料理や湯沸かしが可能になりました。

IGTフレームにも対応しており、組み込むことでストーブを囲み炎を眺めながらの調理を楽しむことができます。幕外での使用であれば、煙突を付属のロープで固定することにより、IGT脚のすべての長さに対応し、グラウンドスタイルからスタンディングスタイルまで幅広いレイアウトで使用可能です。

真冬には暖かく快適な環境を提供し、暖かい季節にもさまざまな使い方で楽しめる。そんなオールシーズン対応の薪ストーブは、スノーピークが焚火を囲む豊かな時間を大切にし続けてきたからこそ生まれたと言えます。シーンを選ばず美しい炎を眺められる、そのための安全設計を備えたMKストーブで“焚火体験”を存分にお楽しみください。

大型シェルターとして春から秋まで活躍する「メラク Pro.」は、グループで使用できる十分な広さがあり、壁面を立ち上げた形状にデザインされています。そのため、シェルター内の隅まで背の高いものを配置できるなど、縦にも横にも有効面積が広いのが特長です。また、本体上部を覆い、雨や日光の影響を軽減するシールドルーフを標準装備。メッシュ窓として使える2つの大きな出入り口と2つの三角窓に加え、4つのベンチレーションを備え、通気性に優れた快適なコミュニティスペースを提供します。

エントリーキャンパーにも最適な「ランドネストシェルター」は、簡単な設営と快適な居住性を両立させた、家族4人でも広々と使える2ルームシェルターです。リビングと寝室が一体となっている2ルームシェルターは設営が一度で済むうえ、寝室である吊り下げ式のインナールームを外せば大型シェルターとしても活用できます。

2023年に登場したドームテント「ランドネストドーム」とヘキサ型タープ「ランドネストタープ」に続く、ランドネストシリーズ初の2ルームシェルターとしてラインアップ。ランドネストシェルターは、エントリーキャンパーからファミリー層などの幅広いニーズに応える、利便性と耐久性を兼ね備えたモデルです。ランドネストドームのフレームワークをベースに設計し、メインフレームが容易に立ち上げられる点や、前後左右が対称の構造により、初心者でも迷わず簡単に設営できるシンプルな設計が特長です。また、オールシーズン活躍できるスペックになっており、夏の強い日差しには天井部分の遮光ピグメントが日光を遮り、4箇所ある大きなメッシュパネルが通気性を高めます。シェルターの全周には冷気の侵入を防ぐスカートが施されているため、寒い季節にも快適な空間を提供します。

シンプルなフレーム構成で設営も簡単、年間を通して広々と快適に過ごせる、どなたでも安心してご使用いただける2ルームシェルターです。

入門用テントとして長年愛され続けている、スノーピークの定番テント「アメニティドーム」を大きくリニューアルしました。従来の耐風性と使い勝手の良さはそのままに、シックで自然に馴染むカラーリングに一新し、フライシートやフレームの色合いも見直すことで、どの角度から見ても美しいシルエットを実現しています。また、前室を左右対称のデザインにすることで面積が拡張され、両サイドからのアクセスが可能になりました。

快適性も向上し、インナーフレーム構造をアウトフレーム構造に変更することで、雨の日でもインナーテントを濡らすことなく設置が可能です。インナーテントを外せば小型のシェルターとしても活躍します。メッシュパネルが両サイドに追加され、通気性が大幅に向上しました。サイドパネルにはジッパーが付いており、横からの荷物の出し入れが可能に。さらに、前室にはサイドウォールを取り付け、雨天時には正面パネルを跳ね上げることができるので、風通しの良い広々とした快適空間を実現できます。

設営性も改良され、インナーテントを取り付けたままでの設営・撤収が可能になり、最小限のフック数でスムーズかつ簡単な設置ができるようになりました。このようにスペックを見直した結果、まさに現代のスタンダードテントとして相応しい仕様へとアップデートされています。

フィールドでの暑さの原因を徹底的に究明し、その構造を根本から見直した新しいアプローチの「2レイヤータープ ラーグ Pro.」。

近年、気候変動による気温の上昇は夏のキャンプにとって最大の悩みとなっており、従来のタープでは遮蔽しきれない熱や太陽光の影響に悩まされることが多く、より強力な暑さ対策が求められていました。タープ下での暑さの要因には、直射熱、輻射熱、反射熱、対流する熱気などがあり、従来のタープ構造では対策が不十分であるという仮説のもと、素材・構造・形状をゼロから再構築し、根本からの問題解決を目指しました。その結果として辿り着いたのが、革新的な二重幕構造のタープです。

外側のアウタータープには、太陽光の近赤外線を吸収する素材（SOLAMENT®）を練り込んだ特殊ツイル織生地を新たに開発し、近赤外線だけでなく可視光線や紫外線も効果的に遮蔽します。さらに、内側のインナータープで輻射熱を防ぎ、サイドの跳ね上げ調整によって空気の取り込みを促進し、横からの陽射しや反射熱もしっかりカット。この二重幕構造により、タープ下に空気の流れが生まれ、効率的に熱を外へ放出します。日差しの強い日でも驚くほどの快適さを提供し、どなたにも満足いただける心地よい空間を実現しました。この快適性と優れた遮蔽効果は、これからの夏キャンプにとって欠かせない存在となるでしょう。

大きなインナールームと切り替えることで空間を広く使えるなど、大型幕体内の自由度を高める自立型インナーテント。フレームはすべての節がつながっており、迷わず設営可能。付属のグランドシートと連結することで、幕内をセットで移動できます。ランドステーションにも対応し、ポールを通すための穴を設けています。