プレスリリース

遊/CAMP

2024.4.28

スノーピークと群馬県上野村、上野村漁業協同組合、株式会社ティムコがキャンプとフィッシングの力を活かし、上野村の魅力を最大化させるため包括連携協定を締結いたしました。

株式会社スノーピーク(代表取締役 社長執行役員:山井太、本社:新潟県三条市、証券コード:7816)は、群馬県上野村(村長:黒澤八郎)、上野村漁業協同組合(組合長:松元平吉)、株式会社ティムコ(代表取締役社長:酒井誠一)の4者で、上野村の地域循環共生圏の実現に向けた包括連携協定を以下のとおり締結しましたのでお知らせします。今回の連携はスノーピークが取り組んでいる地方創生事業の一環であり、地方自治体や企業等との包括連携協定締結は28例目となります。

群馬県上野村は、首都圏から100km圏内にもかかわらず、手つかずの自然が多く残り、村の中央を流れる「神流川」は関東でも屈指の清流で、フライフィッシングの聖地としても有名で、全国からアングラーやフライフィッシャーが集う憧れの地となっています。

今回の包括連携協定では、4者で互いの知見や人的資源などを活用し、新たな地域活力を創出し、地域経済の発展および住民サービスの向上に寄与すること、また上野村の自然や河川環境と生態系の保護に繋がる活動を推進していきたいと考えています。

すでに計画している具体的な取り組みとして、川の駅「上野」を進化させた野遊び拠点の開発があります。現行の川の駅を一部改修し、キャンプとフィッシングをメインとした体験型拠点へと進化させます。特産品や遊漁券の販売やカフェといった現行の機能に加えて、キャンプ・フィッシング・アパレルの物販機能を追加、さらにフィッシング用品のレンタルや初心者向けの体験イベントなども企画する予定です。
またこの体験拠点を中心に、神流川流域に広がるキャンプフィールドや宿泊施設を整備し、エリア全体の観光振興にも繋げていきたいと考えています。

スノーピークは今後も自治体や地元企業との連携を深め、これまで培ってきたアウトドアの知見を活かし、地域活性化に貢献して参ります。

包括連携協定

1. 協定の目的

本協定は、上野村、上野村漁業協同組合、ティムコ、スノーピークの4者で互いの知見や人的資源などを活用し、相互に幅広い連携・協力関係により、上野村総合計画の基本理念のもと、上野村版地域循環共生圏の実現に取り組むことを目的とする。

2. 連携項目

上野村、上野村漁業協同組合、ティムコ、スノーピークは、以下の事項について連携および協力するものとする。

■地域経済の発展および住民サービスの向上

  1. 地方創生の推進に関すること。
  2. 関係人口創出の振興に関すること。
  3. 観光の振興に関すること。
  4. 人材育成および教育に関すること。
  5. アウトドア・野遊びの拠点運営に関すること。
  6. 地域ブランドの向上、特産品の消費並びに販売拡大に関すること。

■自然資源の活用と保護

  1. 河川やその流域および森林などの環境保護と生態保護に関すること。
  2. 河川やその流域および森林などの活用に関すること。
  3. 河川やその流域および森林などの環境教育に関すること。

3. 協定の締結日

2024年4月28日(日)

【参考:スノーピークが締結する包括連携協定】

  1. 北海道銀行  (2016年2月)
  2. 北海道帯広市 (2016年7月)
  3. 愛知県豊田市 (2017年7月)
  4. 北海道更別村 (2017年9月)
  5. 大分県日田市 (2017年10月)
  6. 熊本県熊本市 (2017年10月)
  7. 北海道上川町/上川大雪酒造株式会社(2018年4月)
  8. 高知県    (2018年4月)
  9. 茨城県つくば市(2018年8月)
  10. 新潟県十日町市(2018年8月)
  11. 新潟県新潟市 (2018年8月)
  12. 長野県白馬村 (2019年1月)
  13. 株式会社 YMFG ZONEプラニング(2019年6月)
  14. 山口県下関市 (2019年9月)
  15. 熊本県人吉市 (2020年2月)
  16. 宮崎銀行   (2020年3月)
  17. 関西学院大学 (2020年6月)
  18. 九州旅客鉄道株式会社(2020年10月)
  19. 新潟県佐渡市 (2020年11月)
  20. 佐賀県    (2021年4月)
  21. 新潟県三条市 (2021年7月)
  22. 新潟県    (2021年9月)
  23. 北海道羅臼町 (2021年11月)
  24. 三重県いなべ市(2022年3月)
  25. 株式会社大垣共立銀行(2022年5月)
  26. 滋賀県長浜市 (2023年2月)
  27. 高知県安芸郡馬路村(2024年2月)

根源的な人間の営みに近い体験、それがキャンプ。キャンプは個人の人間性を回復するだけでなく家族や、友人、仕事仲間との絆も深めてくれます。

しかし日本のキャンプ人口はおよそ7%。
大都市から大自然、地球上のあらゆる場所、あらゆる人に、人間もひとつの自然だ、と気づく体験を広げてゆけたら、人生の価値は、どこまでも高めていける。

私たちスノーピークは、人生を構成する5つのテーマ「衣食住働遊」に沿って、現代社会が抱える課題に対して、様々な事業で取り組んでいます。

スノーピークとスノーピーク地方創生コンサルティングは、需要が高まるアウトドア体験拠点の展開と地域の自然を繋ぐ地方創生の展開を目的として、全国47都道府県でスノーピーク運営のキャンプ場パートナーを募集しています。​

自然の中に出向いて時間を過ごしたいという消費者の自然指向が、新型コロナウイルス感染拡大以降、一層加速・定着し、新しい生活様式の一つとしてアウトドアでのレジャーが広く楽しまれています。​
一方、増加するアウトドア需要に対してキャンプ場施設整備が追い付いていない現状があり、人間性の回復を促すオートキャンプを通じた野遊びの価値を伝えていくために、早急に受け入れ拠点の拡大が必要と考えています。​

スノーピークは、「屋外空間で安心・安全な野遊びをしていただきたい」「地域資源や文化に触れる豊かな野遊びを体験できる受け入れ拠点を増やしたい」との思いから、これまで培った知見・実績を生かし、自社運営キャンプ場を全国に拡げていきます。​

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