プレスリリース

遊/CAMP

2024.2.15

高知県安芸郡馬路村と包括連携協定を締結いたしました。

株式会社スノーピーク(代表取締役 会長兼社長執行役員:山井太、本社:新潟県三条市、証券コード:7816)は、高知県安芸郡馬路村(村長:山﨑出)と、地域活性化に向けた包括連携協定を以下のとおり締結しましたのでお知らせします。今回の連携はスノーピークが取り組んでいる地方創生事業の一環であり、地方自治体や企業等との包括連携協定締結は 27例目となります。

馬路村(うまじむら)は高知県の東部に位置し、周囲を1,000m級の山々が囲み、村の中心には土佐湾に注ぐ清流安田川が流れるほか、山林が面積の大部分を占めるなど自然景観に優れ、「日本の秘境100選」や「日本の里100選」に選出されています。また、伝統的な地域でもあり、日本三大杉美林である「魚梁瀬杉(やなせすぎ)」の産地としてかつては林業が繁栄し、「魚梁瀬森林鉄道」の遺構は国の重要文化財となっています。現在でも樹齢200~300年、樹高50メートルにも及ぶ魚梁瀬杉の巨木が千本山には林立しており、多くの観光客が訪れています。
 
「ゆずの村」としても全国的に名高く、ゆずの生産量日本一を誇る高知県において年間約800トンを馬路村で生産。収穫時期に安全を祈願して開催する「ゆずはじまる祭」には県内外から多くの人々で賑わうほか、化学肥料や農薬などを使用せずに豊かな自然で育てたゆずを使用した「ぽん酢しょうゆ『ゆずの村』」、「ゆずはちみつ飲料『ごっくん馬路村』」は首都圏でも人気が高い製品となっています。     
馬路村も含めた高知県東部中芸地域5町村の歴史を語る「森林鉄道から日本一のゆずロードへ-ゆずが香り彩る南国土佐・中芸地域の景観と食文化-」は、日本遺産にも認定されています。

今回の包括連携協定を機に、馬路村が有する美しい河川をはじめとした豊かな自然資源、優れた伝統と当社のデザイン力を活用し、地域の活性化・交流人口・関係人口の拡大に向けたアウトドア拠点、キャンプとフィッシングを融合した体験コンテンツの開発を推し進めることに加え、地元団体と連携しながら地域経済の発展に寄与したいと考えています。

スノーピークは今後も自治体や地元企業との連携を深め、これまで培ってきたアウトドアの知見を活かし、地域活性化に貢献して参ります。

馬路村との包括連携協定

1. 協定の目的

本協定は、馬路村及び株式会社スノーピークが、包括的な連携の下、互いの知見や人的資源等の活用とスノーピークのアウトドアの力による新たな地域資源の発掘、活用による観光振興の促進を行うことにより、地域社会の発展と馬路村の諸事業の拡充に寄与することを目的とする。

2. 連携項目

馬路村及び株式会社スノーピークは、前条の目的を達成するため、次の各号に掲げる事項について連携及び協力するものとする。

  1. 地方創生の推進に関すること。
  2. 関係人口創出の振興に関すること。
  3. 観光・商業の振興に関すること。
  4. アウトドア・野遊びの拠点運営に関すること。
  5. 河川やその流域及び森林等の活用に関すること。
  6. 地域ブランドの向上、特産品の消費並びに販売拡大に関すること。
  7. 防災及び災害支援に関すること。
  8. その他、地域社会の活性化に関すること及び甲乙の協議により決定した事項に関すること。

3. 協定の締結日

2024年2月15日(木)

【参考:スノーピークが締結する包括連携協定】

  1. 北海道銀行  (2016年2月)
  2. 北海道帯広市 (2016年7月)
  3. 愛知県豊田市 (2017年7月)
  4. 北海道更別村 (2017年9月)
  5. 大分県日田市 (2017年10月)
  6. 熊本県熊本市 (2017年10月)
  7. 北海道上川町/上川大雪酒造株式会社(2018年4月)
  8. 高知県    (2018年4月)
  9. 茨城県つくば市(2018年8月)
  10. 新潟県十日町市(2018年8月)
  11. 新潟県新潟市 (2018年8月)
  12. 長野県白馬村 (2019年1月)
  13. 株式会社 YMFG ZONEプラニング(2019年6月)
  14. 山口県下関市 (2019年9月)
  15. 熊本県人吉市 (2020年2月)
  16. 宮崎銀行   (2020年3月)
  17. 関西学院大学 (2020年6月)
  18. 九州旅客鉄道株式会社(2020年10月)
  19. 新潟県佐渡市 (2020年11月)
  20. 佐賀県    (2021年4月)
  21. 新潟県三条市 (2021年7月)
  22. 新潟県    (2021年9月)
  23. 北海道羅臼町 (2021年11月)
  24. 三重県いなべ市(2022年3月)
  25. 株式会社大垣共立銀行(2022年5月)
  26. 滋賀県長浜市 (2023年2月)

根源的な人間の営みに近い体験、それがキャンプ。キャンプは個人の人間性を回復するだけでなく家族や、友人、仕事仲間との絆も深めてくれます。

しかし日本のキャンプ人口はおよそ7%。
大都市から大自然、地球上のあらゆる場所、あらゆる人に、人間もひとつの自然だ、と気づく体験を広げてゆけたら、人生の価値は、どこまでも高めていける。

私たちスノーピークは、人生を構成する5つのテーマ「衣食住働遊」に沿って、現代社会が抱える課題に対して、様々な事業で取り組んでいます。

スノーピークとスノーピーク地方創生コンサルティングは、需要が高まるアウトドア体験拠点の展開と地域の自然を繋ぐ地方創生の展開を目的として、全国47都道府県でスノーピーク運営のキャンプ場パートナーを募集しています。​

自然の中に出向いて時間を過ごしたいという消費者の自然指向が、新型コロナウイルス感染拡大以降、一層加速・定着し、新しい生活様式の一つとしてアウトドアでのレジャーが広く楽しまれています。​
一方、増加するアウトドア需要に対してキャンプ場施設整備が追い付いていない現状があり、人間性の回復を促すオートキャンプを通じた野遊びの価値を伝えていくために、早急に受け入れ拠点の拡大が必要と考えています。​

スノーピークは、「屋外空間で安心・安全な野遊びをしていただきたい」「地域資源や文化に触れる豊かな野遊びを体験できる受け入れ拠点を増やしたい」との思いから、これまで培った知見・実績を生かし、自社運営キャンプ場を全国に拡げていきます。​

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