お知らせ

2022.3.25

TCFD提言に基づく気候変動関連の情報開示を行いましたので、お知らせいたします。

株式会社スノーピーク(代表取締役社長:山井梨沙、本社:新潟県三条市、証券コード:7816)は、この度、TCFD(※1)提言に基づく気候変動関連の情報開示を行いましたので、お知らせいたします。

今回の開示にあたっては、当社グループのミッション・ビジョンの実現に向けて弊社事業に対して影響を及ぼす気候変動によるリスクと機会を抽出しました。その上で、2℃未満シナリオ(※2)を含む複数のシナリオに基づく分析を行い、その影響を評価しました。

スノーピークは、引き続き、気候変動への取り組みを強化するとともに、TCFD提言に基づく開示内容を拡充し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

項目 TCFD提言に基づく主な開示内容
ガバナンス サステナビリティ委員会を設置し、気候変動に関するリスク・機会、及びこれらに対する潜在的な対策の検討と対応を実施し、年1回以上取締役会に対して活動報告を行います。取締役会は同委員会の活動報告を受けて、当社の気候変動に関するリスク・機会及びこれらに対する対策の状況を把握し、これらによる財務インパクトや中期経営計画への影響等に対する提言・監督を行っていく予定です。
戦略 複数シナリオに基づく分析により気候変動関連リスク・機会を特定
(リスク)
2℃未満シナリオ:炭素価格など規制対応コストの増加 など
4℃シナリオ(※3):急な災害による事業拠点の操業度低下 など
(機会)
気候変動に伴う自然に対する重要性への認識深化 など
リスク管理 リスク識別・評価のプロセスについては、これまで経営管理部門・法務部門など関係部門で協議の上、リスク項目の洗い出しとその評価・対策を行っておりますが、より強固なガバナンス体制を構築するため、現在リスク識別・評価プロセスの見直しを実施しております。
指標と目標 気候変動の評価指標に関しては今後検討していきます。またGHG排出量として今後、温室効果ガス排出量(スコープ1、2、3)について収集・開示をしていく予定です。

※1 TCFD(Task Force on Climate-related Financial Disclosures):金融安定理事会(FSB:Financial Stability Board)によって設置された気候関連財務情報開示タスクフォース
※2 産業革命前に比べて気温上昇を2℃未満に抑えられる可能性が高いシナリオ
※3 産業革命前に比べて気温が4℃前後上昇することを想定したシナリオ

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