株式会社スノーピーク(代表取締役社長:山井梨沙、本社:新潟県三条市、証券コード:7816)は、2023年4月開校を目指す私立高等専門学校「神山まるごと高専(仮称・設置構想中)」と、自然の中での『学び』を共同デザインすることを発表します。またスノーピークは、企業版ふるさと納税を活用した5000万円の寄付も実施し、神山まるごと高専の学校づくりを支援することを発表します。
スノーピークは、「人生に、野遊びを。」という言葉を掲げ、野遊びするように、働いているときも学んでいるときも、そして暮らしているときも自然と人、人と人が深くつながる幸せな世界をつくりたいと考えています。それは急速にテクノロジーが進化し、人が自然から離れ、さらに人と人とのかかわりも希薄になりつつある現代だからこそ、人や自然とのつながりが重要だと信じているからです。
そして今回、神山まるごと高専が掲げている「テクノロジー×デザインで、人間の未来を変える学校」というコンセプトや、「モノをつくる力で、コトを起こす人」の育成という目標に共感し、同校と共同で自然の中での『学び』をデザインすることとなりました。また企業版ふるさと納税を活用した5000万円の寄付を実施し、2023年4月の開校に向けて支援もいたします。
神山まるごと高専は、徳島県神山町という町を学校の舞台として選んだ理由の一つとして「自然の中で学ぶ」を挙げています。未来を考えるにあたり、自然を無視することはできません。スノーピークと神山まるごと高専は、社会を動かす人の原点には、自然や地球との営みがあり、その重要性を強く信じています。今回の取り組みを通して、未来ある学生たちに、人と人とのつながり、また自然と人とのつながりの大切さを伝えていきたいと思います。
神山まるごと高専との取り組み
今回、神山まるごと高専との共同の取り組みとして、以下のことを想定しています。
- サバイバビリティ授業の共同デザイン
- カルチャー創造に向けた共同企画
- スノーピーク経営陣の起業家講師としての派遣
- スノーピーク新潟本社への学生合宿等の企画 など
「神山まるごと高専」とは
神山まるごと高専は、2023年4月開校予定の私立高等専門学校です。「奇跡の田舎」と称される徳島県神山町に設置され、神山町をまるごと、学びのフィールドに活用した、実践型教育を展開します。
学校のミッションは、「テクノロジー x デザインで、人間の未来を変える学校」。
従来の技術教育中心の高専とは異なり、ソフトウエアを中心としたテクノロジーや、UI・UX・アートなどに関連したデザイン教育と、起業家マインドを育成する教育を実施し、どんな社会でも、世の中を変えていける人材を育成します。
※上記はあくまで予定あり、「学校法人設立並びに学校設置の認可」取得時期によって、開校を 2023 年 4 月以降に変更する場合もあります