【コラム】From STAFFわたしの「永久定番」 vol.2

Prologue

流行り廃りではなく、大切に着続けること。キャンプの道具と同じように、服にもまた“使い続けることで生まれる価値”があります。それは愛着であり、着る人と服との特別な関係。

長く使えて、キャンプでも街でも身に着けたい、スノーピークスタッフの「とっておき」をご紹介します。

軽量で温かく、撥水性にも優れた「フレキシブル インサレーション」シリーズ。

生地、中わたともに3Dストレッチ素材でアクティブな動きにも対応し、アウターとしても、肌寒い時期の中間着としても活躍します。

その着心地の良さに惹かれ、「ほぼ365日着用している」と話すのは、表参道店のスタッフ松田です。

◇フットサルでも、雨の日でも。

今季はプルオーバーやベスト、パンツなど5型を展開。

松田:
「私が初めてインサレーションを着たのは、スノーピークに入社した2018年のことです。シンプルなデザインでありながら、機能性が高く、作り手の想いや工夫が詰め込まれているのを感じました。

とても軽いうえに、布地も糸も中わたも全方向にストレッチするので動きやすいんです。まるで着ていないような楽ちんさがあり、すっかり虜になりました。

毎シーズン新しいモデルを買い足し、今では11着のインサレーションを着回しています」

アクティブなシーンでもストレスを感じさせない、抜群の伸縮性を備えている。

「私は5歳でサッカーを始め、20歳までクラブチームに所属しながら本格的にサッカーを続けてきました。

今は月に数回フットサルを楽しんでいますが、その時にもインサレーションが活躍しています。動きやすいのはもちろん、速乾性も保温性も高いので温度調整に最適なんですよ。

多少の雨であれば弾くので、普段傘を持ち歩かない私にとっては“軽い雨よけ”としても重宝しています。コンパクトに畳んで、バッグに入れていつでも持ち歩いています」

◇地肌で触れていたい、心地よさ。

2023年春夏モデルは「今まで以上に柔らかくて、私の中では過去最高」だという。

松田:
「実は私、インサレーションを毎日パジャマとしても着ています。

『地肌で直接感じないともったいない!』と思うほど、なめらかで柔らかくて、肌触りがすごくいいんです。

コロナ禍で外出が制限され、1カ月間ほとんどの時間を自宅で過ごしていた時も、リラックスウエアとして活躍してくれたおかげで快適に過ごせました」

松田のスタイリング例。
左)シャツタイプのインサレーションがメインの黒コーデ。
中)大きめサイズのプルオーバーも、野暮ったくならない。
右)メッシュパーカーとベストを合わせた夏の定番スタイル。

「横からのシルエットが三角形になるのが好きなので、私にとっては大きめのXLをいつも選びます。パンツは細めのものを合わせるのが、私の定番です。

インサレーションは、軽いのでサイズを上げても気にならないですし。マットな質感には上品さがありオーバーサイズでもだらしなくなりにくいです。

ちなみにベストは、腕回りが自由な分、さまざまなコーディネートを組めるので長いシーズン活躍します。

夏でも重ね着を楽しみたい私は、よく『インセクトシールド』のメッシュのジャケットと組み合わせています。電車や冷房の効いた室内や、キャンプの朝晩など、寒暖差の激しい場面で活躍します」

◇修理をしながら長く使っていける。

バルサムグリーンは、今季の新色。

松田:
「2014年のスノーピークアパレル立ち上げ当初から販売されているインサレーションシリーズ。シンプルな製品ですが、毎年少しずつ改良が加えられているのもすごいところです。
 
誰にでもなじみますし、店頭ではリピーターも多いですよ。ブラックのカーディガンをビジネスシーンで使う方もいますし、年配の方がリラックスウエアとして使われたりもします。

私の両親や兄弟、甥っ子姪っ子も気に入ってくれて、お正月に実家に帰ると家族みんながインサレーションを着ています(笑)」

修理をして着続けることで「自分だけのもの」になっていく。

「私が最初に買ったインサレーションは、焚火の火の粉で穴が開いてしまいました。

スノーピークでは、ギアと同じようにアパレルも修理対応が可能なので、アフターサービスに依頼して穴を塞いでもらいました。直してもらったら、さらに愛着が増して、今でも愛用しています。
 
インサレーションは、私の生活に欠かせない絶対的なアイテム。これからも長く付き合っていきたいです」

Epilogue

長く愛着を持って着続けたい、自分だけの「永久定番」。そんな確かなワードローブを持つことも、人生の喜びの一つではないでしょうか。

スノーピークアパレルは、都市と自然とつなぐ服をつくるとともに、そんな服と紡いでゆく豊かな時間も皆さまにお届けしてまいります。

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