2019.10.18

日本環境設計とのコラボレーション第二弾
再生ポリエステル樹脂を使用した自社製造の新製品
「HQ WHOLEGARMENT」シリーズを発売
“服から服へ。テントから服へ。“　独自サイクルを構築し持続可能なものづくりを実現

株式会社スノーピーク（代表取締役社長 CEO：山井太、本社：新潟県三条市、証券コード：7816）は、リサイクル事業を手掛ける日本環境設計株式会社（代表取締役社長：髙尾正樹、本社：東京都千代田区）との共同開発製品第二弾、再生ポリエステル樹脂を使用した自社製造のニット商品「HQ WHOLEGARMENT」シリーズの発売を開始いたします。

日本環境設計は2007年の設立以来、リサイクルしたい企業と消費者をつなげる活動や、再生繊維の開発・製造、リサイクルコンサルティング等の事業を通じて、循環型社会の実現に取り組んでいます。スノーピークは2018年7月、日本環境設計が目指す「地下資源を消費する社会から、地上資源を循環利用する社会へ」というビジョンに共鳴し、出資。2019年5月には、日本環境設計の技術力を活かした共同開発製品、Snow Peak「BRING T-shirt」を発売し、国内の直営店にてリサイクル衣料品の回収も開始しています。

今回、新製品の開発にあたり、島精機製作所の編み機「ホールガーメント」を本社屋に導入。スノーピークにて回収したテントやアパレルを、日本環境設計の工場で再び糸に戻し、その糸を使用したニット製品の自社製造を開始いたします。製品が編み上がる過程を実際にご覧いただけるオープンファクトリーとして公開し、リサイクルの循環を体感できる場所になる予定です。今回の取り組みにて、「リサイクル衣料の回収」「再生工場での生成」「再生糸でのアパレル製造」「販売」という一連のサイクルを構築することで、"服から服へ"という 持続可能なものづくりを推進する体制が整いました。さらに今後は"テントから服へ"という、テント、タープ類から服へのリサイクルという将来的な商品開発に向けて検討を進めてまいります。

スノーピークと日本環境設計は、より多くの方が循環型社会の実現に向けた活動をより身近に感じ、参画いただくことで、活動を活性化させていくことを目指しています。今後も両社の技術力、ノウハウを活かした幅広い取り組みを展開してまいります。

「HQ WHOLEGARMENT」商品概要

■特徴

ポリエステル100％の乾きやすさを備えつつ、コットンのような風合いの素材。ホールガーメントで生産しているため縫製がなく、着用時に縫い代が体に触れるストレスなく着用いただけます。スノーピークのロゴを編み組織を変えて表現しています。

■仕様

HQ WHOLEGARMENT LS Tee

＜対象＞ウィメンズ：1　メンズ：S、M、L、XL
＜カラー＞Black、Beige、Olive
＜混率＞ポリエステル100％（リサイクル糸50％　レギュラーポリエステル糸50％）
＜価格＞\12,000(+税)

HQ WHOLEGARMENT Kids LS Tee

＜対象＞2（110cm）、3（125cm）、4（140cm）
＜カラー＞Black、Beige、Olive
＜混率＞ポリエステル100％（リサイクル糸50％　レギュラーポリエステル糸50％）
＜価格＞\7,800（+税）
※日本環境設計の樹脂は、再生利用されたPET25%、繊維25%に加え、石油由来50%を含みます。
※一部商品は発売後順次、取り扱い開始となります。詳細は店舗にお問合せください。

■販売店舗

Headquarters、二子玉川、東急プラザ銀座、大宰府　※今後順次、販売店舗は増やしていく予定です。

【リサイクル衣料品　回収のご案内】

スノーピークでは全国の直営店（日本国内のみ）にて、リサイクル衣料、テント、タープ等の布製品の回収を行っております。皆様のご協力、よろしくお願いいたします。

【新商品発売記念スペシャルトークイベント】

今回の新たな取り組みの開始を記念し、Headquartersで行われる「雪峰祭2019秋」にてトークイベントを行います。ぜひご来場ください。

【「HQ WHOLEGARMENT」製造見学について 】

スノーピークHeadquartersでは、島精機製作所の編み機「ホールガーメント」にて、日本環境設計の工場にて生成された再生ポリエステル樹脂使用の糸でニット製品が製造される様子をご覧いただけます。見学は、「Snow Peak MUSEUM」の見学とともにご案内いたします。

＜「Snow Peak MUSEUM」見学のご案内＞