2019.10.02

「2019年度グッドデザイン賞」を8点(製品・サービス)で受賞いたしました。

株式会社スノーピーク(代表取締役社長 CEO:山井太、本社:新潟県三条市、証券コード:7816)は、製品、サービスを含む8点で、2019年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞いたしました。さらに、「HOME&CAMPバーナー」「CAMPING OFFICE」の2点が、「グッドデザイン・ベスト100」に選出されました。

この度、受賞したのは「HOME&CAMPバーナー」「スモークマイスター "モクーモ"」「TAKIBIタープ "オクタ"」「ヘキサイーズ 1」「ガビングスタンド&メッシュラックスタンド」「ステンレスキッチンテーブル」の6製品で、1990年の初受賞以降、通算受賞製品数は75点となります。
さらに今年度、初の「コト事業」での応募となりました、サービス「キャンピングオフィス」、地域産業・技術継承プロジェクト「LOCAL WEAR by Snow Peak」の2点も、ともに受賞となりました。

スノーピークは今後も「人と自然、そして人と人をつなぎ、人間性を回復する」という社会的使命のもと、革新的なモノ・コト・サービスを通じて、一人でも多くの笑顔を生み出すべく邁進してまいります。

【受賞製品/サービスと審査員コメント】

サービス「CAMPING OFFICE」 ≪グッドデザイン・ベスト100≫

プロデューサー:株式会社スノーピークビジネスソリューションズ 代表取締役社長 村瀬亮
ディレクター:株式会社スノーピークビジネスソリューションズ 取締役 山口昌浩、 藤本洋介

〔審査員コメント〕 キャンプとオフィス。一見すると無関係、あるいは相反するものが、不思議と関わる人たちを笑顔にしてしまうのがこのサービスだ。 従来キャンプ道具を販売していたが、近年「人間性の回復」をモットーに、キャンプしたことがない人でも、気分転換や心機一転に、オフィスでテントやチェアなど環境を提案してきた。 200社にも及ぶ人たちが体験しているのが驚きである。「働き方改革」が、こんなところで花開くことになったら面白い。

https://www.snowpeak-bs.co.jp/

HOME & CAMPバーナー ≪グッドデザイン・ベスト100≫

プロデューサー:株式会社スノーピーク 代表取締役
山井太 ディレクター:株式会社スノーピーク 執行役員 CPDO 林良治
デザイナー:株式会社スノーピーク 企画開発本部 Gear開発部

〔審査員コメント〕
アウトドアでの条件である軽く小さく持ち運べること。このアイデアが自宅での収納に活かされている。ガス缶を外した空間に五徳を折りたたんで収納してしまうため、収納時はすっきりとした円筒になり、今まで場所を取っていた卓上コンロを、インテリアオブジェに変えている。アウトドアとインドア、カセットガスコンロの可能性を拡げたデザインだ。

https://www.snowpeak.co.jp/sp/hcburner/

地域産業・技術継承プロジェクト「LOCAL WEAR by Snow Peak」

プロデューサー:株式会社スノーピーク 代表取締役副社長 CDO 山井梨沙

〔審査員コメント〕
土地の風土や技法に特化したものづくりを活かした、その土地で働くひとのためのワークウエアとしてスノーピークが始めた新たな服作り。単に服を作るだけでなく、地方産業の後継者不足に問題意識を向け、地域で働く人に密着した映像を制作するほか、地域に根付いたものづくりや文化を体験するための職業体験ツアーや生産工場への工場見学ツアーも実施するなど、産地に根付いた生活様式や文化の継承に貢献する取り組みとして評価できる。

https://www.snowpeak.co.jp/sp/localwear/

スモークマイスター "モクーモ"

プロデューサー:株式会社スノーピーク 代表取締役 山井太
ディレクター:株式会社スノーピーク 執行役員 CPDO 林良治
デザイナー:株式会社スノーピーク 企画開発本部 Gear開発部 朝倉良太

〔審査員コメント〕
側面に穴を開けず、上部から自然吸気する2重構造の煙突現象を応用した技術は、今までにない上質なスモーカーを実現している。内部の網皿ごと引き出して、位置を変えるのが簡単な設計のため、面倒な食材の移動が楽にできる点も改良されている。取手は木製で熱に配慮するのと同時に、シンプルな円筒ステンレスのデザインを和らげるアクセントとなっていて、総合的に高い評価を得た。

https://ec.snowpeak.co.jp/p/126408

TAKIBIタープ "オクタ"

プロデューサー:株式会社スノーピーク 代表取締役 山井太
ディレクター:株式会社スノーピーク 執行役員 CPDO 林良治
デザイナー:株式会社スノーピーク 企画開発本部 Gear開発部 山下亮 

〔審査員コメント〕
難燃性の高いインナールーフを採用することでタープの下で焚火をすることができる。それによってキャンプや、アウトドアにまつわる状況や行動が確実に変わり、選択肢が増える。その点をまず評価したい。タープ本体は撥水加工がされており、雨を防ぐ本来の機能を果たしながら、幕を二重にするというシンプルな行為で、遮光性や断熱性も従来のタープより向上している。本体は焚火をすることを想定しているため面積が広く、結果として複数の人数で快適に過ごすことができる。

https://ec.snowpeak.co.jp/p/126401

ヘキサイーズ 1

プロデューサー:株式会社スノーピーク 代表取締役 山井太
ディレクター:株式会社スノーピーク 執行役員 CPDO 林良治
デザイナー:株式会社スノーピーク 企画開発本部 Gear開発部 山下亮

〔審査員コメント〕
ソロキャンパーの新しいニーズを的確に捉えた製品企画とそれを美しい意匠で表現した外観が高い評価を集めた。これまでのテント以上に快適性を求め、またフライシートがタープとしても使えるなど利便性・拡張性がデザインされたことで、新しいソロキャンプのイメージを切り開いていく商品になるのではないかと思われる。

https://ec.snowpeak.co.jp/p/126399

ガビングスタンド&メッシュラックスタンド

プロデューサー:株式会社スノーピーク 代表取締役 山井太
ディレクター:株式会社スノーピーク 執行役員 CPDO 林良治
デザイナー:株式会社スノーピーク 企画開発本部 Gear開発部 朝倉良太

〔審査員コメント〕
キャンプで出るごみについて、臭い、分別、美観などの課題があるが、このガビングスタンドは、見事にこれらを解決している。内部の3袋の巾着構造と折り返しによって臭いを防ぎ、分別を可能にしている。メッシュラックスタンドは、メッシュ構造が虫の侵入を防ぐだけでなく、食材や食器の通気を促す機能がある。このブラックデザインは、キャンプでの利用だけでなく、日常をアウトドアに変える高機能アイテムだと高く評価された。

https://ec.snowpeak.co.jp/p/126391

https://ec.snowpeak.co.jp/p/126387

ステンレスキッチンテーブル

プロデューサー:株式会社スノーピーク 代表取締役 山井太
ディレクター:株式会社スノーピーク 執行役員 CPDO 林良治
デザイナー:株式会社スノーピーク 企画開発本部 Gear開発部

〔審査員コメント〕
キャンプでの厨房を支えるラック式テーブルは、組み立て式に伴うがたつきの問題が多かった。このテーブルは、支点を減らしたA型の構造で、がたつきを解消している。さらに、ハンガーラックとして、服を掛けるなどTPOに対応した使い方が可能な点が優れている。外観は、シンプルでオーバーデザインがなく好感が持てる。

https://ec.snowpeak.co.jp/p/128880

【グッドデザイン賞2019について】

https://www.g-mark.org/