【働き方】from STAFFチームビルディングの鍵は「食卓」にある?

Prologue

自然を感じながら「人と人がつながる」キャンプの効果を、ビジネスに。例えばアウトドアインテリアを活用したオフィス提案「キャンピングオフィス」。会議室をドーム型テントに変えて会議をするだけでも、不思議と緊張がほぐれて、関係性がフラットになり、いつもの会議に変化が起こります。

多彩な人材が活躍できる魅力ある組織づくりや、社員がワクワクして働ける環境づくりを支援するスノーピークビジネスソリューションズ(以下、SPBS)。過去には船井総合研究所が主催するグレートカンパニーアワードにて、9000社の中から「働く社員が誇りを感じる会社賞」という栄えある賞を受賞。そんなSPBSでは常識にとらわれない組織のありかたやクリエイティブなオフィスづくりを実践しています。

世界的に在宅勤務が広がり、オフィスに求められる役割がいま一度見直されていたり、働き方改革が謳われて久しい昨今。今回はSPBSで実践している、働く場をワクワクする環境に変えるためのアイデアを、スタッフ早川がご紹介します。

新入社員が、早く会社に溶け込めるように。

SPBSには現在、社員をはじめ45人ほどのスタッフが在籍しています。もともとは少ない人数の会社だったので、仕事をスムーズに行う上でも、以前からスタッフ同士のコミュニケーションは特に大切にしてきました。

特に新入社員は、なかなかすぐには職場に馴染みにくいもの。1日でも早く馴染んでもらうためにはまず、一緒に働く仲間としてお互いのことを理解する機会が必要だと考えています。

その一環として、当社ではちょっとおもしろい取り組みを行っています。一人ひとりの社員とランチをともにする「One to Oneランチミーティング」です。

全ての社員と、急速に親しくなれる。

新しく入社した人は先輩社員全員と一対一でランチを食べるのです。新入社員は、先輩社員一人ひとりにアポイントを取り、自分と相手の予定を調整して、この日はAさん、次の日はBさん…というふうにスケジュールを立てます。もちろん社長や役員とも行います。

お昼を食べながら話す内容は、趣味やプライベートなことなど何でもあり。「どこに住んでるの?」「前はどんな仕事してたの?」と、先輩社員はどんどん質問してきます。

「○○のことならCさんが詳しいよ」なんて話が出たら、新入社員は次にCさんとの「One to One」でその話題を振ってみたり。そうやって先輩社員の人柄に触れるうちに、自然と馴染んでいくことができます。

一度話せば大丈夫。その後の仕事がスムーズに。

私が入社した時、このランチのスタイルにはびっくりしました! でも「One to One」のおかげで、決まったグループや同じ部署の人だけでなく、会社の人全員とすぐに打ち解けることができたので、すごくありがたかったことを覚えています。

初めての人といきなり仕事で一緒になっても、「この人ってどんな人? どんなタイミングで話せばいいんだろう?」と身構えてしまいます。でも一度じっくり話したことがあれば緊張はなくなり、業務もスムーズに進みます。

一対一だけではなく、複数人で弁当(Bento)を食べる「Ben to One」というスタイルにアレンジして実施することもあります。この「Ben to One」は、日常的な習慣になっています。みんなが自然に集まって、お弁当を食べながら会話を楽しむ。何気ない雑談の中には意外なアイデアが転がっていたりするので、会社の仕組みに関することや仕事の進め方の改善点が見つかることもよくあります。お互いの距離が近くなり、仕事も捗れば一石二鳥。

リモートワークが多くなってからは、「Ben to One/One to One」もオンラインになりました。私たち社員の大事なコミュニケーションの時間なので、どうせなら顔を合わせて話したいのが本音です。みんなと仕事抜きの話ができるランチタイム、再開が待ち遠しいです。

Epilogue

いかがでしたでしょうか?キャンプが生み出す「人と人とのつながり」は、いま、ビジネスシーンにこそ求められています。スノーピークビジネスソリューションズでは、アウトドア研修やオフサイトミーティング、アウトドアインテリアを活用したキャンピングオフィスの導入、Microsoft365の導入支援など、自然を感じながら快適に働く、新しい働き方改革をご提案しております。

スノーピークビジネスソリューションズ:2016年、スノーピークは、ITを活用した企業コンサルティングを行うハーティスシステムアンドコンサルティングと共同でスノーピークビジネスソリューションズを設立。