【コラム】from STAFF「婦人会」という名の女子キャンプ。

Prologue

重ねた経験も年齢も違うけれど「キャンプが好き」という共通点でつながった4人のスタッフ。笑い声の絶えない彼女たちのキャンプスタイルについてお話をお聞きしました。

■プロフィール(左上から時計回り)
横山千尋:埼玉県出身。Snow Peak ニュウマン横浜店 店長。趣味はキャンプ、スノーボード、たまにスケートボード。「冬のお休みはすべて雪山に行くほど雪山が好きです」。

小林菜月:茨城県出身。Snow Peak 丸の内勤務。趣味は愛犬・猫、主人や友人とキャンプに行くこと。マイホームの計画を立てて1日を締めくくるのが最近の幸せ。

進藤伊代:神奈川県出身。Snow Peak 南町田 副店長。2021年は「スモークを極めたい!」とチャレンジ中。

今井敬子:神戸出身。Snow Peak Storeスポーツオーソリティ熊谷店勤務。趣味はキャンプ、釣り、ボルダリング、スノーボード、何でもやりたがり。「能力はまた別の話ですが(笑)」

個性が光る女同士がおもしろい。

―4人のキャンプを一言で表すと?

進藤 「ワイルド女子キャンプ」。

横山 「媚びない女子キャンプ」じゃないですか?

進藤 「男にこびない私たち」。

小林 いや、そんなことないんじゃない?(笑)。

進藤 媚びて生きてますね(笑)。

小林 女子だけのキャンプでも、自分のものは自分で持ってくるという暗黙のルールはあります。人に頼ることなくキャンプしようという気持ちは強いですね。

―料理は4人でするんですか? 

進藤 4人いれば1人はちゃんとするんですよ、だいたい小林さんがしてくれます。

小林 私、実は家庭的な一面があるんで…!

進藤 料理も前もっていろいろ作ってきてくれるしね。

小林 男性の力強いところと、女性の細やかな気遣い両方を持ち合わせたい(笑)。料理やサイトの見栄えにもこだわりますね。

横山 設営撤収も全部自分たちだけでやって、レイアウトは凝りますよね。

小林 ファニチャーの位置とかね。日ごろから男性スタッフに鍛え上げられた知識と技術の賜物です(笑)。

女子は女子、男子は男子の強みがある。

―女子キャンプならではの醍醐味は? 

小林 女子のいいところは要領がいいところなんですよ。

今井 確かに、効率もいいしね。

小林 そうそう。テント設営や料理も、効率のいいやり方を一回知識として入れてしまえば、怖いものなしですよ。私たちは食材も余らせずうまく使い切るしね。男性はパワーで、女性は要領とか計画性で、うまく分担できるといいですよね。決して張り合うことなく。

進藤 そうですね。たしかに食材は余らせないですね。

小林 かといって、料理は特別に凝ったものを作っている訳ではないんです。家で作るごはんと同じ感覚で簡単なものが多いですね。

横山 初回のキャンプでは鉄板でクレープ生地を焼いて、クレープたくさん作りましたね。

進藤 これやってみたい!っていうアイデアはいろいろ出てきますよね。

情報シェアでお互いの知識をアップデート。

―4人でキャンプをし始めたきっかけは? 

横山 私と小林さんで「行こう!」って話になって。

小林 その後、もともと同じ店舗で働いていた進藤さんに声をかけて、ギアに強い人が一人いるといいからって、今井さんに声をかけたんです。

今井 最初のとき、車にギアをパンパンに積んで行ったよね、私(笑)。

進藤 今井さんは「それはいらないよ!」と止めるくらい、たくさん持ってきてくれて(笑)。

小林 それぞれ普段は別の人とキャンプに行くことが多いから、いろんなところで得た知識とかネタの情報交換ができるのもおもしろいです。

横山 アパレルメインやギアメイン、または総合店など、勤務しているお店のタイプもそれぞれ違うので、みんなとのキャンプで教えてもらうこともありますね。

4人であっという間にテントをたててしまう。

女子でもできる、本格アウトドア。

―女性の立場からすれば、店頭に女性スタッフがいると相談しやすい気がします。

今井 旦那さんはまだ乗り気じゃないけど、奥さんがキャンプに行きたいっていうケースは最近多いかもしれない。だから「このテントなら奥さんにもできますよ。ご夫婦で一緒にテント立てましょう」って言ったりするかな。実際女子だけでもキャンプできるんですけどね。

進藤 女子だけでキャンプに行ってるって言うと、お客さんにすごく驚かれませんか?

小林 あります!キャンプの写真を見せたら、「え、これ、自分で建てたの?」って(笑)。

進藤 でもホント実際、女性だけでも全然いけますよね。「私でも建てられますから大丈夫ですよ」って言うと驚かれますけど。

今井 でも、私が同じこと言っても「そりゃ、あなたは…」っていう反応されますよ(笑)。言い方なのかな、もうちょっと弱々しく言えばいいのかな…。

小林 正直な話、キャンプは男性の遊びって思われている方が多いんですよね。そういうときにしっかりキャンプの話や製品の説明をして驚かせるのが楽しいんですけど(笑)。

横山 めちゃくちゃ分かります。ギアの説明をし始めると、ビックリされて。

今井 加えて、釣りの話も盛り込んでみたり。「私も釣りするんですよ。ルアーとテンカラ、どっちも手を出しちゃいました」って言ったら、さらに驚いてもらえます(笑)。

進藤 かっこいい~。

今井 釣果は別の話だけどね。行ってることだけは言う(笑)。

―スノーピークの女性はしなやかで、たくましいって感じですね。 

今井 虫がいたら一旦「ムリー!」とはなるんだけど、結局自分たちだけでどうにかしないといけないから、イヤだけどまだ耐えられる人が追い出すんですよ。

小林 自然とたくましくなっていきますよね。

進藤 なっちゃうよね。LINEのグループ名、「婦人会」ですし(笑)。

今井 もう年齢的にも「女子会」とは胸張って言いにくい…(笑)。やってることは案外かわいいんだけどね。

横山 婦人会、今年も定期的にやっていきたいですね。

進藤 クレープ、また作りたいな~!