【コラム】form STAFF3密を防ぎながら自宅とオフィスを行き来する働き方。
Snow Peak BUSINESS SOLUTIOINSIkuko Nomura/野村 依久子
これまでの働き方が大きく変わった一年。
私はアパレルセレクトショップで10年間勤務した後、2019年にスノーピークビジネスソリューションズ*へ入社しました。業務企画人財部として働きやすい環境づくりに邁進しています。
2020年は、私の働き方が大きく変わった一年でした。
というのも、これまで長きにわたって接客業をしていたこともあり、テレワークの経験が少なかったからです。しかし、会社の仕組みやサポートもあって、自宅でもオフィスと変わらない仕事ができています。また、それと同時に、人と人がリアルに会うことの価値や、オフィスという場所の重要性を感じる機会も増えました。
そこで今回は、私が実践している自宅とオフィスを行き来する働き方についてご紹介したいと思います。
*スノーピークビジネスソリューションズ…スノーピークが提案するキャンピングオフィス事業を展開。アウトドアシーンを取り入れた室内空間やキャンプによる社員研修など、自然を感じながら快適に働く新しいワークスタイルを企業に提案し、社員の生産性向上やチームワーク強化をサポートしている。
おうち時間に、ワクワクを。
我が家は主人と私の二人暮らしです。
在宅勤務を快適に、そして楽しくするために何をしよう?そう思って私が行ったのは、仕事とキッチンというテーマでスノーピークのアイテムを活用すること。
アイテムを組み合わせることで、仕事や気分に合わせて空間をコーディネートをしたり、料理を楽しんだりしています。例えば、普段の仕事はFDチェアで、資料などを広げて作業するときは床に座って、休日のリラックスタイムはロースタイルで。
また、明日のホットサンドの具は何にしようかなとか、あの食器にこんな料理を盛ったら素敵かなと考えていると、苦手な料理も楽しくなってきて、新しいレシピに挑戦することも増えました。
スノーピークのアイテムは、すっきりしたデザインや落ち着いたカラーが多いため、自宅やキッチンにも自然となじみます。どこかへ行ったり特別なことはできなくても、四季の移ろいを感じながら働き、家で過ごす時間を楽しんでいます。
コロナ禍になって気づいた、オフィスの重要性。
世の中の状況や仕事に合わせて、ときにはオフィスへの出勤も選択します。
なぜなら、2020年春の緊急事態宣言発令中の間に100%在宅勤務を経験したことで、「人と顔を合わせて話せること自体がオフィスで働くメリットだった」と気づいたためです。
そこで会社では、社員のみんなが心地よく働けるよう、部署ごとにさまざまな対策を行いました。
例えば、体調管理アンケートやマスク着用と消毒の徹底はもちろん、適切な距離を保った座席配置やオフィスの定員制限など。晴れの日は、開放的なウッドデッキにスノーピークギアを出して仕事やミーティングを行うことも推奨しています。
これからの働き方に、テレワークは欠かせません。しかし、それと同じくらい人と人が会うことの価値や、オフィスの重要性は増していくと思います。
コロナ禍だから何もかもが難しいと諦めるのではなく、安心・安全を考えながら前に進むアイデアをみんなで出し合うこと。そして、お互いを思いやる気持ちを大切に行動していけば、明るい未来につながっていくと信じています。