【コラム】 from STAFF子どもの成長を肌で感じる。

Prologue

社員である前に、キャンパーであれ。日本をはじめ、世界中のスノーピークのスタッフは、それぞれの「野遊び心」を開放して、自然の中でも、くらしの中でも、全力で野遊びを楽しんでいます。

今回話を伺ったのは、店舗業務に携わるスタッフ高樋。特に教えたわけではないのに、子どもたちがギアを運んだり、料理を手伝ったり、他の家族とも関わり合って楽しんでいたり。そういう成長が見られるのがうれしいと言います。高樋ファミリーのキャンプについて、そして子育てのヒントについて聞きました。

◇キャンプ大好き! 我が家の子どもたち。

スタッフ 高樋:
「我が家は私と妻、そして二人の小学生の4人家族です。かつては『キャンプなんて嫌や』と言ってアウトドアが苦手だった奥さんも、デイキャンプやBBQから少しずつアウトドアを楽しめるようになり、最近はついに一人でテントやタープを建てられるようになりました。そんな変化が、自分のことのようにうれしいこのごろです。

我が家の子どもたちは普段から『キャンプ行きたい!』とよく言います。だからこそ、2020年の春、新型コロナウイルスの影響で外出自粛を余儀なくされた時期は、2人ともストレスを感じていることがよくわかりました。夏の終わりに、久しぶりにキャンプに行くことができ、笑顔もたくさん見られてよかったです」

「キャンプでは、いつもご飯を炊いて焼肉をするのが我が家の定番です。2泊だと時間の余裕があるので、ダッチオーブンで料理を作ることもあります。

子どもたちに小さいカボチャをくりぬいてもらって、コロダッチで「まるごとかぼちゃのグラタン」を作ったり。以前は遊んでばかりだった子どもたちも、最近は何かとお手伝いをしたがるようになりました。みんなで一緒に作れば楽しいし、食事の時間も盛り上がります」

◇子育ては押し付けず、やりたいことを尊重する。

スタッフ 高樋:
「よく、『いまの子は家に籠ってテレビゲームばかりしてる』と言われていますが、我が家の子どもたちはゲームより、とにかく外遊びが大好き。

キャンプに行けない時も、外で遊んでいることが多いです。子育てについて夫婦で決めていることは特になくて、キャンプに出掛けたり、外で遊んだりするのが日常風景になっている我が家では、『子育てはなるべく自然に触れさせて…』と改まって考えたこともありません。

『コレやれ、アレやれ』と口うるさく言うこともたまにはありますが、習い事などは子どもたちがやりたいということを尊重し、子どもの主体性に任せて、おだやかに2人の成長を見守っています」

子どもは、キャンプでみるみる成長していく。

「以前、私が箕面キャンプフィールドに勤務していた時は、週末になると奥さんと二人の子どもたちもよく遊びに来ていました。

長男は、川遊びが大好きで、川で魚やカニを捕まえては、『これは○○っていう種類だよ』と、周りの子どもたちに教えてあげていたそうです。

その場に居合わせたユーザーさんから、その話を聞いて、家でも学校でも自分から何かするっていうのは聞いたことがなかったので、とても驚きました。キャンプで子どもの成長がわかるって本当だな、と心から実感した出来事です」

◇子どもは、キャンプでみるみる成長していく。

スタッフ 高樋:
「子どもたちはほっといても勝手に遊んでいるし、スタッフとも顔見知りになって、親が見当たらなかったら管理棟で時間をつぶして待っている。キャンプを通じて、いつの間にそんなふうに人としても成長してくれているようで、頼もしいかぎりです」

「家族にキャンプを好きになってもらうには、最初が肝心だと思っています。まずは、いいイメージを与えてあげること。テントで寝ることに抵抗があるならデイキャンプから始めればいいし、雨キャンプには雨の楽しさがあるということも教えてあげる。その甲斐あってか、わが家は家族全員キャンプが大好きです。

子どもたちが成長するにつれて、ファミリーキャンプの回数は減るかもしれませんが、大人になっても一緒にキャンプを楽しめる家族でありたいです」

Epilogue

いかがでしたでしょうか。オンもオフも野遊びを全力で楽しむキャンパー揃いのスタッフたちが、皆さまのアウトドアライフをサポートさせていただきます。是非、店頭、イベントなどでお気軽にお声がけください。