株式会社スノーピーク(代表取締役社長 CEO:山井太、本社:新潟県三条市、証券コード:7816)は、株式会社VIRTUALTEK(本社:韓国ソウル、代表取締役社長:金 昊鮮 <キム ホソン>)との間で、資本業務提携を締結したことをお知らせします。
スノーピークは2021年12月期をゴールとする3か年の中期経営計画を掲げ、「海外展開強化」「体験事業強化(コト売り)」を重点項目として活動しています。海外事業においては、北米、欧州のほか、2008年の韓国子会社Snow Peak Korea, Inc.設立を皮切りにアジア各国での販売を進め、ハイエンドなアウトドアブランドとしての認知を獲得してまいりました。
一方VIRTUALTEKは、 ERPソリューションを主力事業として1994年に設立し、2000年韓国「KOSDAQ」市場に上場。経営方針を刷新し、新たなビジネス拡大に向けた子会社「株式会社DEVGRU」を設立し、アパレル・スポーツ用品の開発・製造・販売、商標権などの知的財産権管理、ライセンス事業を開始。さらに同業界の経験豊富な経営陣、デザイナーなどの採用も積極的に進めており、体制を強化しています。
このたびの資本業務提携により、スノーピークがこれまで培ってきたブランド認知と、VIRTUALTEKがもつアジア地域におけるアパレル・スポーツ用品市場向けの製品開発・販売体制というそれぞれの強みを融合し、韓国におけるアパレルを中心とした製品開発・販売を共同で行ってまいります。2020年2月20日に予定しているロッテ百貨店坪村店への出店を皮切りに、ギャラリア、新世界、現代等、ソウル市内の有力百貨店を中心に出店を進め、2020年中に韓国国内で70店の店舗展開を計画しています。これにより当社グループは、Snow Peak Korea, Inc.による製品販売に加え、VIRTUALTEKが展開する当社商標を冠したアパレル製品販売という二軸にて、韓国市場における事業展開を拡大し、新たな顧客接点を開拓してまいります。
これらの施策を着実に実行するにあたっては、中長期的な関係を緊密にすることが必要不可欠であり、資本的なつながりを持つことが有効であるとの結論に達したため、本資本業務提携を行うことといたしました。当社は本資本業務提携により、アジア地域での更なるブランド認知拡大とともに事業の拡大を目指してまいります。