なぜ今、自然のエネルギーが求められるのか。
自然がなければ野遊びができないという当たり前を
わたしたちは知っているからです。
なぜ今、自然のエネルギーが求められるのか。
自然がなければ野遊びができないという当たり前を
わたしたちは知っているからです。
太陽が昇ると目が覚め、日が沈むと眠くなる。
地球のリズムと心身のリズムがシンクロし、
「ああ、地球とともに生きている」という
幸福感を与えてくれるキャンプ。
行き過ぎた便利と多過ぎる情報に飲み込まれいつも何かに忙しく追われている気がする日々に、 次第に傷つき失われていく野生の感覚を、 私たちはキャンプという体験を広げることで、 その回復を目指してきました。
しかし今、その私たちのフィールドでもある 地球が悲鳴をあげています。
記録的な豪雨や猛暑などの異常気象。 気候変動を引き起こす地球温暖化は 私たち人類が向き合うべき大きな課題です。
最大の原因は大気中のCO2(二酸化炭素)が増えたこと。
CO2を含む温室効果ガス排出源割合24%は 電力によるものだと言われています。
社会や経済の土台となる環境を守りながら、
文明と自然が共生していくために、
全国10カ所の主要な拠点および直営キャンプフィールドなどの電力を
CO2排出量ゼロの自然エネルギーに切り替えました。
また、スノーピークの代表商品「焚火台」を製造する自社工場を始め、 今後は外部サプライヤーへ電力切り替えの協力を依頼するとともに、 物流経路の短縮を通じた環境負荷の少ないサステナブルな サプライチェーンを追求してまいります。
さらに、電力や自然エネルギー、 環境理解を深めるイベントなども開催することで、 ユーザーをはじめ世間への認知を高め、 環境保全へ貢献してまいります。
野遊びは、地球という惑星が育んできた 自然がなければ楽しめません。
だからこそ私たちは キャンパーとして自らの製品や活動において、 常にサステナビリティを意識し、 より良い未来に貢献したいと心から思っています。
2011年、スノーピーク初の直営キャンプフィールド「Snow Peak HEADQUARTERS Campfield」を開業した際、社屋に太陽光発電パネル(1.5m×1m/240枚)を設置し、電力の一部を賄っていました。
あれから10年、直営キャンプフィールドは全国に広がりました。
地球への負荷を減らしながら、一人でも多くのみなさまに野遊びを楽しんでいただきたい。そんな想いから、私たちはほぼ全ての拠点および直営キャンプフィールドなどの電力をCO2排出量ゼロの「自然エネルギー」への切り替えを行いました。
主要拠点 | 所在地 |
---|---|
Snow Peak HEADQUARTERS | 新潟県 |
Snow Peak Operation Core HQ2 | 新潟県 |
Snow Peak Business Solutions(本社) | 愛知県 |
キャンプ場・店舗 | 所在地 |
---|---|
スノーピーク 太宰府 | 福岡県 |
スノーピーク 箕面キャンプフィールド | 大阪府 |
スノーピーク おち仁淀川キャンプフィールド | 高知県 |
スノーピーク かわの駅おち | 高知県 |
スノーピーク 土佐清水キャンプフィールド | 高知県 |
スノーピーク ランドステーション 白馬 | 長野県 |
スノーピーク 奥日田キャンプフィールド | 大分県 |
Snow Peak HEADQUARTERS Campfield | 新潟県 |
サプライヤー | 所在地 |
---|---|
有本製作所 | 新潟県 |
みんな電力は、畑の農作物と一緒に太陽をシェアする発電所や、津波の被害にあった土地を活かした発電所など、日本各地の発電所と契約しています。それらの電気は「顔の見える電力™」として、オーナーの顔や思いを公開して供給しています。お取り組みをさせていただく大きなポイントは3つあります。
2021年7月より、HEADQUARTERS(新潟県三条市)と、オペレーションコア HQ2(新潟県見附市)の使用電力を、木質バイオマス発電による電力へ切り替えを行いました。この電力は、新潟県三条市にある発電所から供給を受けています。「顔の見える電力™」の確かなつながりを大切にしながら、電力の地産地消で地域貢献をしてまいります。
動植物などから生まれた生物資源を使った発電方法のこと。 生物資源を燃やしたり、ガス化することで熱や電気を生み出します。間伐材などは燃やすとCO2を出しますが、成長過程で大気中のCO2を吸収するので、プラスマイナスはゼロになります。