野遊びの歴史と共に育つ服。古着偏愛者の僕がハマったIndigo TAKIBI Pants

「長年使い続けるからこそ、アイテムには愛着が湧く」

例えば、ハードに使用し熱で変色した焚火台、傷や凹みはあるがそこが誇らしいマグカップなど、アイテムの「変化」から持ち手のストーリーが垣間見えるものに心を動かされます。

服ならば、アメリカやヨーロッパのヴィンテージ古着などに吸い寄せられることがしばしば。現地で買い付けた時のことを古着屋の店員さんに聞いたり、その年代の服に見られる特徴から当時はこの服をどんな人が着ていて、どんな仕事をしていて、この修理跡は何が原因だったのか? などを想像したりすることにワクワクし、気持ちが高まります。

そんな私が、今最も変化を楽しんでいるアイテムは、Indigo TAKIBIシリーズのIndigo TAKIBI Pants(詳しい開発の背景やスペックは、開発デザイナーのこちらのコラムをご覧ください)。

今回は、私がこのパンツを履き続けていく中で出会った変化と、その楽しみ方をご紹介します。

履く人の生活や個性が服を「変化」させる

私がIndigo TAKIBI Pantsに出会ったのは2019年の2月。3年半ほど履き続けたNORAGI Pantsに限界が訪れたことを機に、Indigo TAKIBI Pantsの購入を決めました。

Indigo TAKIBIは、デニム地なのに難燃加工が施されており、見た目・機能性ともにキャンプシーンにぴったりなシリーズですが、私がIndigo TAKIBI Pantsを好んで履いている理由はもうひとつあります。

それは、経年変化による色落ち(アタリ)や、修理跡です。
デニムは特に、履く人それぞれの生活や個性が色落ち具合に現れ、履けば履くほどオリジナルな一本が作られていきます。

私のIndigo TAKIBI Pantsは、愛用すること約1年。テント設営時に膝をついたときの色落ち、ポケットに入れた携帯、財布、鍵などが擦れて出きた色落ちが現れ始め、最近とくに身体に馴染んできた気がしています。

左が新品、右が私物です。全体的に色が落ち、いいあたりが出てきました

服に刻まれる野遊びの思い出

Indigo TAKIBI Pantsに限らず、スノーピークのアイテムにはどれも細かなこだわりや開発ストーリーがたくさん詰まっています。

左が私物、右が新品のNoragi Pantsです。こんなに色あせて穴が空いても、まだ捨てたくない(笑)

ちなみに、“限界が訪れた”とお伝えしたNORAGI Pants。キャンプでのテント設営や、店頭での設営講習で膝をつくこと3年半、ついに膝に穴が空いてしまったのですが、日本古来のワークウエアである“野良着”を現代版にアップデートしただけあって、あまりに着心地がよく、本当にお気に入りのため、捨てずにお直しに出しました。
 
お直しから戻ってきたあかつきには、Indigo TAKIBI Pantsとともに、ふたたび私の野遊びの歴史を刻んでくれることを楽しみにしています。

焚火のすす、火の粉がついた跡、それらひとつひとつがその服を着て野遊びを楽しんだというあなたの歴史です。あなたの野遊びの歴史を語れる一着を、ぜひご自身の手で育ててみてはいかがでしょうか。

きのした・ゆうと/大阪府大阪市出身。2016年4月入社。ALBi大阪から始まり天神Dice&Dice、SPS堺北花田店を経て現在はPR業務を担当。野遊びと音楽を楽しむあまり、散財の毎日。遂にレコードとカセットに手を出しそうです、だれか止めてください…。