【レシピ】 from STAFF素材のまんま vol.1

Prologue

食材を入れて炭火の上にどんっと置いておくだけで、肉も野菜も柔らかく美味しくなる魔法の道具があります。キャンプ料理の代名詞的な存在、ダッチオーブンを可愛らしいフォルムに仕上げた「コロダッチ」です。

お手軽なツマミやデザートなど簡単につくることができて、器としてそのまま食卓に出せてしまうので、自宅でも愛用するファンが多い人気アイテム。

このシリーズでは、スノーピークのレストラン「Snow Peak Eat」と「Restaurant 雪峰」のシェフたちに、コロダッチを使った簡単レシピを紹介してもらいます。

教えてくれたのは、Snow Peak Eatのメニュー開発を担当しているシェフの釘本。幼い頃は海辺にキャンプをしにいくことが多く、自分たちで魚を捕まえ、お父さんに調理の仕方を教えてもらいながら、捕った魚をかまどの焚火で焼いて食べていたそうです。今回はそんな釘本にコロダッチの簡単レシピを教えてもらいました。今回使うコロダッチは、レタス半分がまるまるはいるオーバルタイプ。

Recipe ハッセルバックポテト

材料(1人分)
じゃがいも(メークイン)…大3つ
アンチョビ…3フェレ
バター…60g
パルメザンチーズ
黒コショウ
アルミホイル

つくり方
Step.1 じゃがいもをスライス。
Step.2 水の中にいれる。切れ目を洗う。
Step.3 アンチョビバターを塗る。

Step.1 じゃがいもをスライス。

釘本 「まずは、じゃかいもを3㎜の幅で下まで切らずにスライスします。割り箸を使うと下まで切れないので失敗しないですよ!」

Step.2 水の中にいれる。切れ目を洗う。

釘本 「切り込みを入れたじゃがいもを水をはったボールの中にいれます。切れ目のでんぷんを洗い流すのがポイント!洗わないと、せっかく切ったのに全部くっついちゃいますよ。」

Step.3 アンチョビバターを塗る。

釘本 「アンチョビをみじん切りにし、ポマード状のバターと混ぜ合わせたアンチョビバターを、じゃがいもに塗っていきます。」

Step.4 30分〜40分ほど火をとおす。

釘本 「コロダッチオーバルに入れて蓋をしたら、上火強めの炭4個、下火は中で30〜40分程火をとおします。ご自宅なら、強火で5分くらい熱した後、中火で20分くらいが目安です。」

Step.5 塩コショウとチーズを削ってできあがり!

釘本 「焼き上がったら、仕上げに塩を振り、黒コショウとパルメザンチーズを削ったらできあがりです!」

いかがでしたでしょうか。食材を入れて火にかけるだけで、簡単に美味しい料理がつくれるから、各地の旬の食材や生産地にも自然と興味がわいてきますよ!手のひらサイズのダッチオーブン「コロダッチ」をつかって、キャンプでもご自宅でも"素材のまんま”美味しい時間をお楽しみください。