【コラム】 from STAFFIGTが生む、つながりの時間。

Prologue

社員である前に、キャンパーであれ。日本をはじめ、世界中のスノーピークのスタッフは、それぞれの「野遊び心」を開放して、自然の中でも、くらしの中でも、全力で野遊びを楽しんでいます。

国内外のアウトドアブランドが集結した大型店で働く、重村。スノーピークの製品とキャンプスタイルを知ってほしくて、店舗のスタッフたちを誘ってキャンプに出かけます。

お気に入りのギアを使いこなして、居酒屋みたいな楽しいスタイルを披露しているようです。

◇同僚たちとの研修キャンプ。

重村が勤務するのは、新宿駅から徒歩1分の距離にある、アルペングループ史上最大の旗艦店舗。

「僕が勤務しているのは、『アルペンアウトドアーズ』という大型のアウトドアショップの中にあるSnow Peak Store。スノーピークの社員だけでなく、多くのアルペンのスタッフと一緒に働いています。

スノーピーク製品をお買い求めのお客様を、アルペンのスタッフが応対する場面も少なくありません。そのため、スノーピーク製品の使い方や特長を彼らに伝えることも、僕の大切な役割です。
 
ここは体験型店舗で、店内でテントを建てたりギアを組み立てたりすることができます。ただし火の使用はNG。なので、火を使うシーンもアルペンのスタッフに体験してもらおうと、定期的に研修キャンプを企画しています」

キャンプフロアにスノーピークの社員は2名。その他大勢のアルペンスタッフと働く。

「研修といっても基本は遊びで、スノーピーク製品を使ってキャンプを味わう、楽しい2泊3日です。

1回目は八ヶ岳高原にある五光牧場で行いました。参加者はアルペンのスタッフやその家族など総勢約40名。テントは各自で用意し、みんなが集まる場所としてアイアングリルテーブル(IGT)を設置しました。火器を使って調理をするのを見てもらいながら、みんなでご飯を食べようという計画です。

IGTはフレームに脚、天板などを自由に組み合わせて、シーンに合わせてサイズや仕様を変えられるアイテム。このとき僕は”居酒屋スタイル”でセッティングしました。

段差ジョイントを使って、2種類の高さのテーブルを組み合わせます。対面で調理しながら会話を楽しみ、料理ができたら目の前に座っている人にサーブするんです。大人数でも一体感が途切れず、会話も弾みました」

◇IGT×TTAの楽しみ。

お気に入りの”居酒屋スタイル”を、店内で再現。「段差ジョイント」が活躍する。

重村:
「キャンプのスタイルは、十人十色。人数やメンバーだけでなく、行く場所でも、どういう楽しみ方をしたいかという目的でも変わります。そういう点で、IGTはとても便利なんです。

例えば、五光牧場では八ヶ岳が望めるので、グラウンドスタイルやロースタイルにすると、ミドルスタイルよりも山が堂々とそびえたつように見えて迫力が増します。

風景を見るアングルを変えられるのも、脚の長さを変えられるIGTならではだと思います」

卓上を自分好みにレイアウトできる、テーブルトップアーキテクト。

「テーブルトップアーキテクト(TTA)が発売されたときには、『IGTとは次元の違う自由をさらに手に入れた!』と思いました。

天板を挟む万力のようなパーツを使ってオプションを上下につないで、立体的な空間を造ることができます。卓上に物が散からず、ランタンも好きな位置に。IGTと組み合わせれば横展開×縦展開で、フィールドにより快適なキッチンが登場します。

子どもの頃から今でもブロックのおもちゃが大好きな僕は、IGTとTTAをどんなふうに組み合わせようかと考えるだけでワクワクが止まりません」

◇両親を誘って。

実は英語堪能。海外からの観光客にも、スムーズに対応する。

重村:
「もともとキャンプが好きになったのは、幼い頃、両親や妹とキャンプに出掛けていたから。大学時代にはアルバイトしてお金を貯め、スノーピークのテント・タープを買い、またキャンプに出掛けるようになりました。

だから、自分が今この仕事をしている根っこは、家族のキャンプなんです。

入社してほどなく、両親をキャンプに誘いました。昔は連れて行ってもらったので、今後は自分が連れていこうと思ったわけです」

アルペンのスタッフの子どもたちも一緒に、家族ぐるみで“研修キャンプ”を楽しんだ。

「IGTを組み立て始めると、両親は『今のキャンプ道具は、こんなことができるの?』と興味津々。

出来上がると『作るのと食べるのが一緒にできていいね、便利だね』と喜んでくれ、久しぶりに一緒に食卓を囲んでいろいろな話をしました。その後も、家族キャンプは続けています。

職場でも、家庭でも、人と人をつないでくれるキャンプの魅力を実感しています。お気に入りのギアで快適な空間をつくり、これからもこういう時間を大切にしていきたいですね」

アパレルも豊富に取り扱い、充実の品ぞろえが魅力。

Epilogue

いかがでしたでしょうか。オンもオフも野遊びを全力で楽しむキャンパー揃いのスタッフたちが、皆さまのアウトドアライフをサポートさせていただきます。是非、店頭、イベントなどでお気軽にお声がけください。

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