【コラム】 from STAFFギアを積んで、どこまでも。

Prologue

社員である前に、キャンパーであれ。日本をはじめ、世界中のスノーピークのスタッフは、それぞれの「野遊び心」を開放して、自然の中でも、くらしの中でも、全力で野遊びを楽しんでいます。

今回話を聞いたのは、店舗業務に携わるスタッフの南出。大阪から東京へ。看護師からスノーピークのスタッフへ。大きな変化の波を乗り越えてきました。

プライベートでは、サーフボードとギアを積み込んだ車で海へ直行し、千葉や静岡、北海道などでさまざまな表情の波を楽しんでいます。

◇好きなことを仕事にしたい

休日は、早朝からパートナーとサーフィンへ。

南出:
「サーフィン歴は約3年。地元の大阪にいた頃は、自宅を真夜中に出発して伊勢・志摩に向かい、仮眠して、朝の波に乗るのが休日のパターンでした。

当時の仕事は、看護師。両親が医師ということもあり、医療関係の道を選びました。病院という限られた空間で過ごすうちに、自分が興味のあることにチャレンジしてみたいと感じ始め、3年間の勤務の末、次の道を探し始めました。

その『次』には思いがけないところで出会いました。2021年5月、車にサーフボードを積んで、新潟県の大学に進学している弟に会いに行った時のこと。

日頃からギアを愛用していたスノーピークの本拠地が、新潟県にあるのを知っていたので『どんなところなのか見に行ってみたい』と弟を連れ出しました」

「三条市に向かい、山道を抜けてSnow Peak HEADQUARTERSに着くと、目の前に広大なフィールドが現れて圧倒されました。

すぐに興味が湧いてHPを見てみたら、社員全員がキャンパーで、みんな好きなことを仕事にして誇りを持って働いている、ということが伝わってきました。

こういう人たちと働くのは楽しいだろうなと、私の頭の中はスノーピーク一色に染まりました。

すぐに面接にトライ。その年の7月末に店舗スタッフとして入社が決まり、9月に大阪から上京。当時は、早く仕事がしたくてワクワクしていましたね」

◇仕事もサーフィンも全力で!

海辺でのリラックスタイムに、キャンプギアが活躍する。

南出:
「看護師の頃とは仕事内容もがらりと変わりましたが、人に寄り添うコミュニケーションが必要なのは同じ。これまでの経験が活かせていると感じています。

家は、千葉の中でも海に近い内房に。ここなら前夜に出発しなくても、早起きして海に行けます。そして実は最近、さらに海に近い場所に引っ越しました。

潮の満ち引きや気温の上昇で波が起きる朝のうちに乗りたいから、私にとっては海の近さがとても大事なんです」

気持ちのいい、千葉の海を満喫。

「彼もサーフィンをするので、休みを合わせて一緒に出掛けることが多いです。朝イチで波に乗り、一休みしてまた乗って、午前中で帰ることもありますし、そのまま夕方まで海辺で過ごすことも。

車には、濡れたままで座れるメッシュFDベンチやMyテーブル、バーナーなどの最低限のギアを積んでいます。海辺近くのパン屋さんで焼きたてのパンを調達して、淹れたてのコーヒーとともにいただきます。温かさがじんわりと身体に沁みますね。

千葉には、いいサーフポイントがたくさん。波質はパワフルで、最初の頃は洗濯機の中にいるみたいに波に巻き込まれて、修行のようでした(笑)。でも、そのおかげでレベルアップできた気がしています」

◇サーフトリップの楽しみ

海や水辺のアウトドアシーンに最適な「メッシュ FDベンチ」。

南出:
「翌日が休みなら、仕事終わりに静岡や福島へ足を延ばすこともあります。静岡は海辺近くに車中泊スペースが整備されていて、とても便利なんですよ。

座席がフラットになる車に乗っているので、特別な道具を使わなくても、シュラフがあれば余裕で車中泊ができます。

窓から差し込む朝日で目が覚め、いい波が着ていればそのまま海へ。上がって一休みしながら、周りのサーファーとおしゃべりも。スノーピークのチェアを使っている人と出会って、ギアの話で盛り上がったこともありました」

二人分の道具が詰まった車内。

「北海道へサーフトリップをした時は、テント泊と車中泊を組み合わせながら移動し、太平洋でも日本海でもサーフィンを楽しみました。

北海道はコンスタントに波があり、人の少ない穴場も多くて本当に楽しかったです!こういう遠出の時は、ギアが多くなるからラックソットが便利です。

ソファとしてはもちろん、車の中では棚として使って荷物を積めるし、海に着いたらテーブルとしても使えるので、一石何鳥も働きます。

いつか行ってみたいのは、宮崎ですね。ヤシが並んで南国らしい風景も、ひらけた海も魅力的。もちろん、ボードとギアを積み込んで行きますよ」

Epilogue

いかがでしたでしょうか。オンもオフも野遊びを全力で楽しむキャンパー揃いのスタッフたちが、皆さまのアウトドアライフをサポートさせていただきます。是非、店頭、イベントなどでお気軽にお声がけください。

記事の中で登場した製品はこちら。