【コラム】 from STAFF日曜朝のコーヒーライド。

Prologue

社員である前に、キャンパーであれ。日本をはじめ、世界中のスノーピークのスタッフは、それぞれの「野遊び心」を開放して、自然の中でも、くらしの中でも、全力で野遊びを楽しんでいます。

自宅のガレージから出発。

今回話を聞いたのは、スノーピークビジネスソリューションズの伴です。

マウンテンバイクで山道を走り、自然のなかでコーヒーを味わう「コーヒーライド」。これが彼の人生に欠かせない、楽しみなのだそう。

マウンテンバイクと、プレスで淹れるコーヒーの魅力を聞いてみました。

◇自転車がライフワーク。

岡崎の市街地を抜けて、山へ。

伴:
「僕が自転車にハマり始めたのは、6年程前の長女が生まれた頃でした。本格的にロードバイクに乗るようになり、競技にも参加するくらい夢中になったんです。

それから3年後、2番目の子どもが生まれると、ロードバイクの競技はお休みするようになり、その代わりに、ちょっとした時間に近くの山を自転車で走りたいと思い、マウンテンバイクに乗り始めました」

しばらく走ると、景色がガラリと変わる。

「子どもたちがまだ小さく、子育ての時間も大事ですが、自転車に乗ることも僕にとって大切なライフワーク。それに、自分一人の時間も欲しい(笑)。

それで、毎週日曜の朝、奥さんに時間をもらって自転車で出かけています。日が短い時期は日の出前に家を出ることもありますが、たいていは子どもたちの朝ごはんの支度をして、落ち着いたタイミングで出発します。

冬や涼しい時期はマウンテンバイクで、夏はロードバイクで走ることが多いです。ロードバイクで行くところは車でも行ける場所ですが、『自分の脚でここまで来た』という達成感を味わえるのが魅力ですね」

◇マウンテンバイクで自然の中へ。

素人には急勾配に感じる坂道も、慣れた様子で進む。

伴:
「マウンテンバイクのおもしろさは、ロードバイクよりも自然の中に踏み込んでいけるところ。登山やトレイルランニングに近いと思います。

スピードやテクニックを追求するのではなく、身近な自然を感じるためにやっている感じですね。僕の暮らす岡崎市は、自然と街の距離がちょうどよくて、自宅から2時間くらいで行って帰ってこられる距離に山があるんです。」

人間がいることを知らせるベルを装着。

「近くの山の中にある古道が、いつも僕が走るコース。そこは、散歩をする人、トレイルランニングをする人、マウンテンバイクで走る人がちょうどいいバランスで成り立っています。

すれ違う時に自然とあいさつを交わしたり、いい感じに共存できていますね。前を歩いている人をマウンテンバイクで追い抜く時に声を掛けるのも、大切なマナーです。

山の中でイノシシの子どもを見かけたり、サルの大群に出くわしたりすることもあるので、専用のベルが欠かせません。それから、ゴツゴツした岩場を下るときは危ない思いをすることもあります。それもロードバイクとは違った醍醐味ですね」

◇たどり着いた場所で味わう一杯のコーヒー。

コーヒー豆、チタンマグなど、必要な道具をチタンカフェプレスにスタッキング。

伴:
「マウンテンバイクやロードバイクでたどり着いた場所で、コーヒーを淹れて飲む。これが僕の大事なリフレッシュの時間になっています。

そこで愛用しているのが、チタンカフェプレスです。ギガパワーマイクロマックスウルトラライト、チタンシングルマグ300、コーヒー豆をスタッキングし、ガス缶とセットにして持って行くんですが、サドルの後ろに入るくらいコンパクトになるんですよ」

お湯を沸かしたら、豆を入れて待機。つまみを押し下げて、コーヒーを抽出する。

「チタンカフェプレスでお湯を沸かし、家で挽いてきたコーヒー豆を入れて混ぜ、3分待ってできあがり。

コーヒーはプレスもドリップも両方好きですが、プレスは豆の風味がダイレクトに抽出されるので、自然の中で飲むと特においしく感じます。チタンカフェプレスは3杯分まで淹れられるので、仲間と一緒の時にもいいですね。

子どもが待っているので、長居はせずに1杯をゆっくり味わったら家に向かって出発です。自転車で自然を感じ、野外でコーヒーを飲むひととき。僕が大切にしている日曜の朝の時間です」

Epilogue

いかがでしたでしょうか。オンもオフも野遊びを全力で楽しむキャンパー揃いのスタッフたちが、皆さまのアウトドアライフをサポートさせていただきます。是非、店頭、イベントなどでお気軽にお声がけください。

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