真っ黒スープに、牛スジや、黒はんぺんが入っているのが特徴で、青のりやだし粉を振りかけて食べます。今回は、まっ黒スープではなく、基本だしを使った「静岡風」おでんの紹介です。真っ黒いスープは、静岡おでんのお店では、スープを捨てずに鰻屋の秘伝のタレのように継ぎ足して使っています。その中に、黒はんぺんなどの練り製品を入れることによってさらに色が黒くなるようです。
富士宮やきそばの特徴は、コシの強い麺と、ラードを絞った後の「肉かす」、仕上げにだし粉を使う所です。麺は、蒸した後、もう一度茹でて仕上げる一般的な焼きそばの製造方法と違い、蒸した麺を強制的に冷し、油で表面をコーティングするため、含まれる水分が少なく、コシの強い噛み応えのある麺に仕上がるそうです。地元では、名前も「蒸しめん」で通っています。
【材料】
●具材
黒はんぺん、大根、こんにゃく、牛すじ、ちくわ、ゆで玉子、だし粉、青のり
●出汁
水、かつお節、砂糖、みりん、酒、濃口醤油 各適宜
【材料】
蒸し麺、豚肉、肉かす、キャベツ、お好みの野菜(もやし、人参等)、ソース、油、だし粉、青のり、紅しょうが
焚火台スターターセットにグリルブリッジLをセッティングして、炭をおこします。
①に焼アミステンハーフProをセッティングします。
②にグリルプレートハーフ深型をセッティングして調理開始です。
フィールドクッカーでおでん出汁を作り、串に具材をさして入れます。(出汁は「材料」の項目参照)
①を焼アミステンレスハーフProの上に置いて煮込みます。焼アミステンレスハーフProはクッカーを載せても調理が可能な耐久性になっています。
約一時間位、煮込んで静岡風おでんの完成です。牛すじや、黒はんぺんからもよい出汁がでます。
次に富士宮やきそばをつくります。グリルプレートハーフ深型に油をしき、肉を炒めます。
さらに、肉かす、野菜を入れて炒めます。
⑤に麺をほぐしながら入れ、水を適量入れて、炒めます。
⑥にだし粉、ソースを入れて、炒めて完成です。
どちらも、だし粉、青のりをふりかけて、お召し上がり下さい。