【レシピ】from PARTNER米農家が語る、アウトドアで美味しくお米を炊く方法。

普段の食卓でもキャンプでも、美味しいご飯って幸せですよね。

特に野外でお米を炊く際にオススメなのが、ダッチオーブンを使用する方法。小さいサイズのものを使うと、少量のお米でも美味しく気軽に炊けます。

季節の野菜や山菜を自分で収穫して炊き込みご飯にするのも楽しい。こちらは、近所で採れたウドの炊き込みご飯。因みに、ダッチオーブンでの炊飯は、普段からキッチンで使うのもおススメですよ。

まずは米をといだ後、夏は30分、冬は50分ほどザルにあげ給水させます。
場合によっては、自宅でザル上げしたものをジップロックなどに入れて持参すると、時間短縮になります。これはとある料理家も推奨されている洗い方・給水の仕方ですが、同じお米を使っても透明感がでて、美味しく炊くことができます。給水後、お水を加え、炊いていきます。この際に加える水は、米1cupにつき、約1.4倍の210ccほどが目安です。
 
次に炊き方。強火にかけ蓋がゴトゴト音を出し吹き出してきたら、弱火で20分ほど更に火にかけます。硬さの好みがあるので、弱火にかける時間を調節してみてください。

最後に30秒ほど強火にかけ、火を止めます。炊き上げの後半は、蓋を開けてしっかり観察してみることが重要。香りも目安になりますよ。
そのあと10分ほど蒸らします。最後は天地返しをする感じで底から混ぜ、味やお米の硬さを全体的に均一して出来上がりです。

 
基本をおさえたらぜひ挑戦してもらいたいのが、白米、玄米、雑穀米など、その日の料理や健康状態にあわせたお米ライフを楽しむこと。炊き方は諸説ありますが、まずはやってみることが大切。時期によっても、お米の乾燥具合が違うので、変化を楽しんでくださいね。

更に上級者は、旬の食材を使った炊き込みごはんや、野草を摘んで野草粥など、その土地や季節を更に満喫するための一工夫を、ぜひチャレンジしてみてください。

わたしたち長谷川夫婦とその田んぼ。田植えや稲刈りの時期を中心に、農業体験も実施中です。