【コラム】 from STAFFスパイスカレー沼にハマる。

Prologue

社員である前に、キャンパーであれ。日本をはじめ、世界中のスノーピークのスタッフは、それぞれの「野遊び心」を開放して、自然の中でも、くらしの中でも、全力で野遊びを楽しんでいます。

店舗業務に携わる吉川は、スタッフやユーザーの間で「カレーくん」と呼ばれるほどのカレーフリーク。今回は実際にキャンプ場でカレーを作ってもらいながら、その熱い想いを取材しました。

◇カレー作りのきっかけは、コロナ禍。

この日は、4種類のスパイスを持参。

吉川:
「もともと家で食べるカレーが好きでしたが、6年くらい前にとあるお店で食べたスパイスカレーがビックリするほど美味しかったんです。それからカレーの食べ歩きをするようになりました。

自分で作るようになったのは1~2年前で、コロナ禍で家で過ごす時間が長くなったのがきっかけでしたね。

よく行くカレー屋さんが出していたレシピ本を読み、輸入食品を扱うお店でスパイスを揃えて作り始めました」

小ネギ、三つ葉、パクチー、大葉を刻む。

「一度ハマると没頭してしまう性格で、今では週に1回タマネギをクミン、レッドチリと一緒に炒めたタマネギベースを仕込み、それを使って週3回いろいろなカレーを作って食べています。

具はいろいろで、チキンや豚肉、サバ缶、コーン、里芋とヨーグルト、サケフレークとズッキーニなどなど、作っているうちにレパートリーが増えてきました。

毎回同じ味を出すのが難しく、そこがカレー作りのおもしろさでもあります」

◇喜んでもらえるのが、うれしい。

独立したキッチンスペースで調理するのが、吉川のスタイル。

吉川:
「自宅ではもちろん、キャンプでもカレーを作ります。材料さえ揃えればあとは炒めるだけなので、実は簡単なんですよ。それに、ソロキャンプの時はじっくり時間をかけて好きなカレーを作れるのが楽しみなんです。

最近では、一緒にキャンプに行くスタッフやユーザーさんからリクエストされることも増えました。みんなが『おいしい』といって喜んでくれるのがうれしくて、毎回張り切ってしまうんです。

いろいろ食べてほしいので、毎回2~3種類のカレーを作っています。なかでも“柚子胡椒チキンキーマカレー”が今までで一番好評でした」

スパイスのいい香りがサイトじゅうに広がる。

「スノーピークスタッフの影響で登山を始めたんですが、山でもカレーを作っています。登山のときはサバ缶などを使った簡単に作れるカレーです。

標高が高いところは気温が低いので、すぐ冷やしカレーになっちゃうんですけど(笑)、『山頂でこんなカレー食べたことない!』と、みんなに喜んでもらえます」

◇カレー作りに欠かせないギア。

パンクッカーは、キャンプはもちろん家でも活躍する。

吉川:
「家でもキャンプでも、カレーを作るときはパンクッカーを愛用しています。タマネギベースを作るときは、タマネギ10個くらいを、約1時間かけてあめ色になるまで炒めます。

そんな時には広くて深さもある『ディープ26』が重宝します。その後に具材やスパイスを加えてカレーを作るときは、浅い『シャロー26』の出番です。

パンクッカーは深さがあり、冬の鍋のときも、お米を炊くときにも活躍する大好きなアイテムです。焦げ付かなくて後片付けも楽なので、もう他の鍋は使えないですね。

登山でカレーを作るときは、荷物を軽くしたいので、ヤエンストーブ レギとヤエンクッカーを使っています」

牛ひき肉を使ったエスニックキーマカレーと、プロウンマサラ(海老のスパイス炒め)が完成。

「カレーの他にもスパイスを使ったクラフトコーラやチャイも作りますよ。さらに今はビリヤニに挑戦中。まだ理想の味にたどり着けていません。

最近スノーピークがコラボしたストウブ鍋を買ったので、これを使ってもっと美味しく作れるようになりたいな~と練習を重ねています」

Epilogue

いかがでしたでしょうか。オンもオフも野遊びを全力で楽しむキャンパー揃いのスタッフたちが、皆さまのアウトドアライフをサポートさせていただきます。是非、店頭、イベントなどでお気軽にお声がけください。

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