【コラム】 from STAFF相棒はスポーツカー。
Snow Peak Store WILD-1小山Dai Watanabe／渡辺 大
Prologue
社員である前に、キャンパーであれ。日本をはじめ、世界中のスノーピークのスタッフは、それぞれの「野遊び心」を開放して、自然の中でも、くらしの中でも、全力で野遊びを楽しんでいます。
今回、話を聞いたのは、店舗業務に携わる渡辺です。「車があればどこへでも行ける。それは、小学生が自転車を買ってもらったときみたいな感じ」という渡辺は、仕事終わりに関東から新潟へひとっ走り、ということも珍しくないそうです。
その「本州であればどこへでも」という行動力は、ギャランフォルティス ラリーアートという相棒がいればこそ。今回は、スポーツカーとソロキャンプを組み合わせた、渡辺らしい野遊びについて聞きました。
◇愛車とどこまでも。
渡辺：
「趣味は『車』です。青森から北九州まで行きましたし、今も本州だったらどこへでも行きます。ここ3年くらいはギャラン・フォルティス ラリーアートに乗っています。スポーティな走りが楽しめる車です。
長距離ドライブをしている時、キャンプしながら移動したらホテルを取らなくていいんじゃないかと気づいて。最近ではテントと焚火台、ローチェアなど最低限の道具だけを載せて出掛けることにしています」
「セダンなので積める量には限りがあって。でも僕の場合は実用性重視なので、装備は少なくても問題ありません。
基本的に遠くへ行きたいので、他の人を誘いにくいこともあり、ほぼソロ活動。ときにはキャンプ場で周囲から声を掛けてもらって一緒にご飯を食べたりすることも。関西のキャンプ場では他の地方より誘われ度が高くて、ノリがいいなといつも思います」
◇野菜の蒸し焼きと、酒。
渡辺：
「キャンプでこだわるのはただひとつ、料理です。といっても調理道具や香辛料、下ごしらえなどは不要。鍋さえいらないんです。焚火と塩があれば事足りるくらい。でも、味はピカイチ、と自分では思っています。
料理のテーマは、地元野菜を食べること。スノーピークに入るまで、僕は農業に関わっていました。だから野菜に興味があるんです」
「行った先の地元スーパーや道の駅で『誰々さんが作ったジャガイモ』みたいに、生産者さんの顔が見える野菜を買い込んで、アルミホイルに包んで焚火に突っ込む。鍋や調味料がいらないのは、こういうことです。
この方法だと野菜は短時間で蒸し焼き状態になって、素材の味も香りもストレートに味わえるので、実はベストの調理方法。そして、お供は、これまた地元で入手した、地ビールや地酒、ワイン。最高でしょう。その地域を味わい尽くすわけです」
◇再訪したい場所、再会したい人。
渡邊：
「印象に残っているキャンプ場は、新潟県村上市の『ポーラスター神林』。敷地内にツインドームの天文台があるくらい、星がきれいな場所なんです。1年に1回は訪ね、夜じゅう星を眺め、写真を撮って過ごしています」
「記憶に残っている出会いもあります。関西のキャンプ場でスノーピークのテントを張っていたら、『お、スノーピークや』なんて声を掛けてもらって、『これが気に入ってる』『あれもいいよね』と話が盛り上がり、翌朝は『また関西においでや』と温かい言葉をいただいて別れたこと。関西の人の温かさや優しさと、ユーザー同志のつながりを実感した日は、忘れられないですね。
でも、これ、入社前でのことなんです。実はずっと忘れてしまっていて（笑）。入社後にハッと思い出したんですが、縁みたいなものを感じます。あの時の人に、いつかまたどこかのキャンプ場で会いたいなぁって、ずっと思っています」
Epilogue
いかがでしたでしょうか。オンもオフも野遊びを全力で楽しむキャンパー揃いのスタッフたちが、皆さまのアウトドアライフをサポートさせていただきます。是非、店頭、イベントなどでお気軽にお声がけください。