【コラム】 from STAFF犬と猫と。

Prologue

社員である前に、キャンパーであれ。日本をはじめ、世界中のスノーピークのスタッフは、それぞれの「野遊び心」を開放して、自然の中でも、くらしの中でも、全力で野遊びを楽しんでいます。

今回、話を伺ったのは、店舗業務に携わる大和田です。現在2頭の犬(パグ、スタンダードプードル)と猫(ブリティッシュショートヘア)を飼っている大和田。ペットとアウトドア両方の豊富な知識と自身の実体験を基に、初心者にもやさしいペット連れキャンプのアドバイスを行っています。わんちゃん・ねこちゃんとのキャンプをお考えの方、ぜひ参考にしてみては?

◇キャンプなら、いつでも一緒。

スタッフ 大和田:
「僕がペットを連れてのキャンプを始めたきっかけは、ただ、家に置いて出かけるのがかわいそうだなと思ったからです。最初は前に飼っていた犬を連れていき、その後、今いる2歳半の犬も連れていき、さらにその後にうちにやってきた猫も連れていっています。」

「当時、僕の職場はイオンペットと業務提携して出店した、アウトドアとペットという2つのジャンルが融合する形態の店舗だったのですが、僕が職場に連れてきていた犬が、お店にたまたまいた猫をめちゃめちゃ気に入り、ちょこちょこ会わせているうちに仲良くなったのでその猫をうちへ迎えることにしました。」

「動物を飼っている人は、出かける時に置いていったり、旅行の時はペットホテルに預けたりすることが多いですよね。

ペット連れで泊まれる宿泊施設も限られてくるし、突然『明日出かけよう!』と思い立っても、ペットのことを考えるとなかなか難しかったりします。でもキャンプならペットと一緒でも大丈夫。それはキャンプのいいところだと思います。」

◇大変じゃないですか?と聞かれたら。

スタッフ 大和田:
「僕は犬と焚火している時間がすごく好きです。犬も人間の子どもと同じで、焚火台が熱いということをわかっているので近づかない。やっぱり頭がいいんだなと思います。」

「僕が酒を飲んでいると膝の上に乗ってきたり、隣のドッグコットに座ったり、自分の居心地のいい場所を見つけて楽しそうにしています。ちょっと落ち着いてくると寝ていたりして、本当に人間と同じです。

膝の上に乗せると冬はあったかくて、テントで夜寝るときも湯たんぽになる。それはホテルとかでは味わえないことかもしれません。」

「ペット連れのキャンプと言っても、散歩に行くのとそれほど変わらない。そんなに難しく考えなくても慣れちゃえば平気です。全然大変じゃないし、むしろ楽しいと思います。

出かける前に人や他の犬に慣れさせたり、車酔いしないようにしたり、あとダニの予防接種や可能なら服を着せてあげることなど、いくつかの注意点だけ守れば大丈夫。

キャンプの準備をしている段階から、犬も「あっ、今日どっか行くんだな」ってわかって、ケージに勝手に自分から入ってきたりしますよ。」

◇いつも以上に深まる絆。

スタッフ 大和田:
「僕はカヤックやSUPなどのアクティビティも犬と一緒にやるんですが、教えたわけでもないのに自分で乗って、上手にバランスを取っています。キャンプ場でも開放的に走り回り、他の犬と出会って楽しそうにしていて、そんな姿を見るとほのぼのします。」

「ペットをキャンプに連れていくと、普段より信頼関係がより深まる感じがします。山に一緒に登った時もアイコンタクトを取り、何を考えているのかわかった気がしました。

猫を連れていく人はまだ少ないけど、インスタとかでも『猫とキャンプ』って結構たくさん見かけます。外がダメじゃない猫だったら、ペットホテルに預けるよりもキャンプが断然おすすめです。

「2019年、北海道を1週間、3000kmぐらい運転しながら犬を連れて回ってきたんですが、犬を連れて北海道を回っている人って結構いて、犬連れOKの施設も多いんです。キャンプ場にもたくさん犬がいたし、行きのフェリーで会った人と2~3泊目のキャンプ場でも再会し、さらに帰りも一緒になって、今もSNSで繋がっています。ペット連れだと、そんな素晴らしい出会いもたくさんあります。」

Epilogue

いかがでしたでしょうか。オンもオフも野遊びを全力で楽しむキャンパー揃いのスタッフたちが、皆さまのアウトドアライフをサポートさせていただきます。是非、店頭、イベントなどでお気軽にお声がけください。

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