【私と*】from USERここで、320泊くらいしてますよ。

Prologue

私たちスノーピークは、1998年以降、毎年全国各地でキャンプイベントを開催しています。顔馴染みのストアスタッフも、普段はオフィスで働く内勤のスタッフも、ユーザーのみなさんと同じひとりのキャンパーとして参加し、焚火を囲む時間を心待ちにしています。

Snow Peak HEADQUARTERS Campfield(以下HQ)で良くお会いする樋口さん。2011年4月にHQがオープンしてすぐ通ってくださっているユーザーさまです。なんと、すでにHQで320泊はされているとのこと!HQをはじめて利用した日のこと、樋口さんにとってHQはどんな場所なのか、お話を伺いました。

◇悪天候の中での対応でわかった、スタッフの魅力。

樋口さん:
「たぶん、HQではもう320泊くらいはさせてもらっているかな?初めてHQに来たのは、ここがオープンしてすぐ。その日、日中は穏やかな天気だったんですが、夜半に突風が吹いて、その音で目覚めちゃいました。

夜中の2時ごろだったと思います。当時自分はまだキャンプをはじめて日も浅く、知識も乏しい頃だったので、風上にロープをはったり、ペグを打ったりして、なんとかはしのげたんですけどね。そしたら、深夜なのにスノーピークのスタッフが回ってきて『大丈夫ですか?』と声をかけてくれましたね。驚きましたよ。『えっ!こんなことまでしてくれるの?』って。

明るくなっても風はまだ収まらなかったんです。自分自身のキャンプ経験が浅いので、ちょっと一人で撤収するのはまずいなと思う風の状態だったんです。で、これは無理してもしょうがないなとスタッフにその旨を相談したんですね。『風が強いのでどうしたらいいですか?』って率直に相談したんです。そしたら、『直ぐに行きます』と言ってスタッフの方2名が来てくれたんですよ。風が強い時の撤収方法なんかを教えていただいたんです。

その時、すごいキャンプフィールドだなって思ったんです。たまたまそういう天候の中で一泊したからなお、このキャンプフィールドの魅力を実感できたんだと思います。ここならば、安心してキャンプができるなって」

◇キャンプ仲間がたくさんできたこと。

樋口さん:
「キャンプ始めてよかったことですか?たくさんありますよ!あれは2010年くらいかな?“Snow Peak Club”っていうね、あの時代のスノーピーク独自のSNSがあったじゃないですか。あの時代ですよね。そこに勇気を出して飛び込んでいったら、仲間のつながりができて、一緒にキャンプにも行くようになって。あのとき迎え入れてもらった感動は今でも絶対に忘れないです。

当然自分自身は大したキャンプの知識はないけど、そういう出会いを通じて、たくさんキャンプのことを学べた。そういう面で、もしできるならば自分がしてもらったように、これから新たにキャンプする人たちにつなげてあげたいなって思いますね。

スノーピークっていうブランドを通じて、いろんな人と一緒にキャンプができる、それはスノーピークと出会って10数年になりますが、すごい大きなことだったなと実感していますね。

えっ!?いやほんとなんですよ。飾らぬ本当の話。(笑)」

Epilogue

いかがでしたでしょうか。豊かな自然のなかで、スノーピークとユーザーの皆さまがつながり、ユーザーさま同⼠がつながり、ともに育てるコミュニティイベント。いつかあなたにも、フィールドで会えますように。