【コラム】 from STAFFMY定番「自家焙煎」の楽しみ。

Prologue

社員である前に、キャンパーであれ。日本をはじめ、世界中のスノーピークのスタッフは、それぞれの「野遊び心」を開放して、自然の中でも、くらしの中でも、全力で野遊びを楽しんでいます。

今回話を伺ったのは、スタッフ高梨。ソロキャンプを好む高梨ならではのこだわりがいくつかあるそうです。

たとえばコーヒーなら、生豆を持っていき、フライパンで好みの深さに煎る自家焙煎から始めます。舞い上がる豆の皮が気にならないから、焙煎はアウトドアに限る、とにやり。その後、一晩寝かせて淹れるコーヒーは最高。今回は、高梨流野遊びのすすめを聞きました。

◇好きなことを仕事にしたくて、スノーピーク入社。

スタッフ 高梨:
「ソロキャンプを楽しまれる方も増えているこのごろ。私自身もそのひとりで、気ままにフィールドに繰り出し、野遊びを楽しんでいるうちに、自分にとって心地いいキャンプスタイルが出来上がってきました。そんな私なりの楽しみ方をご紹介したいと思います。

もともと家でじっとしていられない性格で、アウトドアや旅行は昔から大好きでした。国内の世界遺産を巡ったり、地元の飲み屋を訪ねるのを楽しみに地方に足を運んでいました」

「キャンプを始めたのは20歳前後で、野外で行われた音楽イベントに参加したことがきっかけでした。それからアウトドアやキャンプの世界を掘り下げていくうちに出会ったのが、スノーピークです。

はじめに買ったスノーピーク製品は、Take! チェアと、Take! チェア ロング。お店で見かけて、従来のアウトドア用チェアにはないかっこいいデザインに一目ぼれしました。

そうして徐々にスノーピーク製品を買い集めながら、自分の好きなことを仕事にしたいなと思い、愛着のあったスノーピークに転職をしました」

◇見慣れた風景もかえる「グランドスタイル」の魅力。

スタッフ 高梨:
「数えきれないくらいソロキャンプに出掛けていますが、私がオススメしたいのはグランドシートを敷いて地面に一番近いところに座る『グランドスタイル』です。

ローチェアに座るミドルスタイルも好きなのですが、もともと腰を痛めやすい私にとっては立ったり座ったりするのがなかなかツラくて…。その結果、行き着いたのがグランドスタイルです。立ったり座ったりするよりも、すぐ横たわることができ、体勢を変えやすいこのスタイルのほうが比較的に楽でした」

「おもしろいのは、同じテントやタープを使っていても、座る高さを変えることによって見える景色が全然違ってくること。

見慣れたキャンプ場の風景もグランドスタイルで座るだけでそれまでと違った見え方が楽しめますよ。まだ体験したことのない方には、ぜひお試しいただきたいです」

◇コーヒーの焙煎がソロキャンプの定番 。

ゆっくりと焙煎する時間が、日常を切り離してくれる。

スタッフ 高梨:
「ソロキャンプ中、私の定番の楽しみといえば、コーヒーを焙煎することです。コーヒー豆はあらかじめ生豆で買っておいて、キャンプに持っていきます。

家でも焙煎できるのですが、豆の皮が舞ってしまい、掃除が大変なんです。(笑)」

「だからキャンプでやるのはもってこい。好みの深さに焙煎して、ひと晩寝かせたくらいが飲みごろです。新鮮な豆で淹れたおいしいコーヒーが、1杯30~40円で飲めるので、かえって贅沢だなと思います。

回数を重ねるうちに焙煎はだいたい上手くできるようになってきて、最近は写真を上手に撮れるようになりたいなと、勉強中です」

◇愛用の道具たちを、いつか我が子へ。

使い込むほどに愛着がわく、お気に入りの道具たち。

スタッフ 高梨:
「コーヒーやカメラ、キャンプなど、趣味の道具はこだわって選びます。特にキャンプギアは、使うほどに味が出るものが好きです。

ロゴがかすれたり、色が褪せていったり、長く使うほどに表情が変化していきます」

「特にチタンマグは、使う人によって風合いの変化も違うので、見てみるとおもしろいと思います。ぜひお手元にチタンマグがあったら眺めてみてくださいね。

私にとってはその変化を眺めるのも、キャンプに出掛けるときの楽しみのひとつで、道具への愛着がどんどん増していきます。 壊れても直しながら、大切に使い続けて、自分だけの道具に育てていきたいと思います。そして、いつかは我が子に譲るのが夢です」

Epilogue

いかがでしたでしょうか。オンもオフも野遊びを全力で楽しむキャンパー揃いのスタッフたちが、皆さまのアウトドアライフをサポートさせていただきます。是非、店頭、イベントなどでお気軽にお声がけください。