【新潟】 from STAFFキャンプ場にいくなら vol. 1

Prologue

スノーピークでは全国でキャンプフィールドを運営しており、毎年多くのキャンパーが訪れています。でも、せっかくキャンプへ出掛けるなら、その周辺エリアも味わってほしいもの!そこで、本連載ではキャンプと併せて訪れたい各地の魅力をスタッフがお伝えします。

本社、ストアを併設した、Snow Peak HEADQUARTERS Campfield。

今回、東京オフィスで働く小野が、Snow Peak HEADQUARTERS Campfield(以下HQCF)がある新潟県三条市を訪問。HQCFスタッフ 内藤の案内で、三条市とお隣の燕市を車で巡ります。この地域でどんな場所や人に出会えるのでしょうか!?さっそく出掛けてみましょう!

【おじゃましたところ】
・横田精肉店(唐揚げ)
・KKVEL(パンとコーヒー)
・ラーメン潤三条店(食事)
・燕市産業史料館(体験)

◇横田精肉店の唐揚げ「チューリップ」。

横田精肉店はオレンジ色の建物が目印。

スタッフ 小野:
「はじめに訪れたのは、HQCFから車で7分程の場所にある三条市下田地区のスーパーです。フードショップヨコタという看板が掲げられていますが、地元のお肉屋さん「横田精肉店」が営んでいるのだそう。」

お肉の種類も豊富。

「中に入ってみると、さすがお肉のバリエーションが豊富!バーベキュー用のお肉はもちろん、豪快なスペアリブや、レバー、砂肝などの内臓系も並んでいます。地元下田産の豚肉もあるので、キャンプへ向かう途中にここで買い出しをして、地元産のお肉でバーベキューを楽しむのもいいですね。」

HQCFスタッフからも人気のチューリップ。

「惣菜コーナーにも珍しいものがちらほら。中でも驚いたのが『チューリップ』と書かれた唐揚げ。私は初めて見ましたが、骨付きの鶏の唐揚げで、お肉が柔らかくてとてもおいしかったです!」

◇薪窯パンのお店KKVELでコーヒーブレイク。

KKVELに到着。窓から田んぼの風景を眺めながらまったり。

スタッフ 小野:
「次に連れて行ってもらったのが、三条市西潟にあるKKVEL(クベル)という名前のパン屋さん。薪窯を使ってパンを焼いており、薪を「くべる」という動作を店名にしています。」

外はカリカリ、中はしっとり。キャンプにもおすすめ。

「薪を燃やして窯を600℃くらいまで上げた後の余熱を使ってパンを焼いており、外はカリカリ、中はしっとりとしています。三条産の小麦「ゆきちから」など、地元の食材を使うことにも力を入れているそうですよ。」

お土産はパン全種類。

「私たちはここでイートインを楽しみましたが、ちょうど窓から田んぼの風景が眺められました。田植えの後や雪が積もった時にはさらにきれいな景色になりそうです。生ハムのサンドイッチや、こだわりのコーヒーがおいしかったです!キャンプでも食べたいパンですね。私はハード系のパンが大好きなので、全種類を買って帰りました!」

◇背油ラーメンを求め、ラーメン潤三条店へ。

三条といえば背脂ラーメン!

スタッフ 小野:
「お昼は三条市興野にあるラーメン潤三条店さんに行きました。こちらの特徴と言えば、背油がたっぷりのったラーメンです。私は2年前に初めて三条で背油ラーメンを食べて衝撃を受けたのですが、ラーメン潤さんは今回初めて。」

広く知られる有名店、ラーメン潤さん。

「ちなみに燕三条地域に背油ラーメンのお店がたくさんあるのは、この地域に工場が集まっていることと関係しています。工場へ出前のラーメンを届ける時に、スープが冷めないように背油をたくさんのせたのが始まりと聞きました。そんな歴史があるのも面白いですね。」

美味しくいただきました。

「『中華そば』を注文すると、背油たっぷりのラーメンが運ばれてきました!しょうゆベースのラーメンは見た目ほど油が強くないので、こってり系が苦手という人でもおいしく食べられると思います。刻みタマネギが甘いのも印象的でした!」

◇燕市産業史料館で自分だけのタンブラーを。

燕市産業史料館では職人気分を味わいました。

スタッフ 小野:
「ラーメンでお腹が満たされた後は、燕市大曲にある燕市産業史料館へ。こちらは燕市の金属産業の歴史を紹介している博物館で、私たちはその中の体験工房館へ行きました。」

世界にひとつだけのタンブラーづくり。

「ここでは、『純銅タンブラー鎚目入れ』や『錫ぐい吞み製作』などのメニューがあり、燕市の伝統の技を体験できるんです。私はタンブラーに鎚目を入れる体験をしましたが、ひたすら金鎚で打っていくのがすごく楽しかったです!ペグを打つように力を抜いてリズムよく打っていく感じですね。」

指導員の方が丁寧に教えてくれるので初めてでも安心。

「銅製のタンブラーは使い込んでいくうちに酸化して10円玉のように色がくすんでいくそうで、その経年変化も楽しみです。キャンプの前にここでオリジナルタンブラーを作っていくのもいいですね。」

Epilogue

今回、燕三条ならではの珍しい文化や食、風景に出会えて、とても楽しい時間になりました。それに、地域のみなさんがとても優しくて心がほっこり温まりました!

キャンプをするために遠方から燕三条を訪れる人も多いと思いますが、ぜひ地域の魅力を体験し、地元の人たちとのコミュニケーションを楽しんでみてはいかがでしょうか?次回は大阪府箕面市の街を巡ります。次の記事もお楽しみに…!