【コラム】from STAFF僕が「自転車キャンプ」にはまる理由。

Prologue

社員である前に、キャンパーであれ。日本をはじめ、世界中のスノーピークのスタッフは、それぞれの「野遊び心」を開放して、自然の中でも、くらしの中でも、全力で野遊びを楽しんでいます。

今回登場するのは、店舗業務に携わる福谷。キャンプメンバーの7人がさっそうと自転車でキャンプ場に乗り入れると、周囲は「ほうっ」と驚くそうです。臨機応変&効率性を追求すればギアはぐっと減らせるから、問題なし。その上、気持ちも軽やかで言うことなし。車がなくてもキャンプはできる!の極意を聞きました。

「キャンプ=車が必要」なんてことはない。

まず、僕が伝えたいのは「キャンプは自転車でも十分に楽しめる」ということ。実際に、休日になればしょっちゅう自転車好きな仲間たちとバイクパッキングでキャンプに出掛けています。

このメンバーが集まるようになったきっかけは、大学時代の友人からの誘い。自転車好きな友人が移動先でキャンプを楽しみたいと話をしていたときに「そういえば、スノーピークで働いている友人がいる!」と僕を思い出してくれたことから集まるようになりました。

僕自身、大学生の頃から自転車に乗っていたので「車がなくてもアウトドアを楽しめないだろうか」と感じていました。キャンプのために毎回車を出し入れするのも嫌だし、駐車場所を確保するのも大変。もっと手軽にキャンプをしたい、友達と楽しいことをしたいと思ったことから自転車キャンプを始めました。

キャンプギアの新しい楽しみ方を見つけたい。

一緒に自転車キャンプをするメンバーは大体7人。個々でキャンプ用品を集めているグループと、僕が自転車一台で道具を持っていって、友人は食材を持ってくるっていうグループがあります。昔はもっと大荷物でしたが最近はどんどん厳選されてきて、そこまで大荷物ではなくなりました。

自転車キャンプで最近気に入っているのは、アメニティドームのグランドシートです。アメニティドームのグランドシートは、みんなで地べたに座るのに愛用しています。従来の用途とは違う方法で使うこともありますが、そんな応用が利くのもキャンプギアの面白さだなって思います。

前にキャンプ場で出会った方から「グランドシートをタープのために使うなんて!」と言われたこともありましたが、その方に「こんな状況でも使えるんですよ。」と伝えたら、他の用途でも使えることに気付いてもらうきっかけにもなって。新しいキャンプの楽しみ方を提案できたような達成感がありました。

仲間たちと自転車キャンプで各地を巡る。

乗っている自転車はツーリングも、街乗りも両方できるタイプ。荷台は自分でカスタマイズしたものです。自転車キャンプは日帰り想定がほとんどですが、泊まりで行くこともできます。

仲間たちと「今度は箕面のキャンプフィールドに行きたいね」と話していたので、泊りがけのプランを計画中。片道2時間以内なら自転車でも移動できます。

よく使っているフィールドは、家から10分くらい。淀川の河川敷にあります。自宅からも近いので気軽に行っています。

ギアも行き先や人数に合わせて適宜変えるのがこだわりです。「ウイングポールは持ち運ぶのきついな」「ヘキサイーズだったらいけるか」って考えたり、タープは来る人数に合わせてヘキサエヴォ、レクタのM、ヘキサイーズを使い分けたり。

自転車でキャンプ場に現れると周囲から驚かれることもありますが、僕らはいつも通り自転車で悠々と入ってきて手際よく荷物を広げます(笑)。

車で乗り入れるよりも本当にラクなんです。皆さんにもぜひ、自転車キャンプの魅力を知って欲しいです!