【コラム】from STAFFまず、僕らがワクワクすること。
直営店舗課 マネージャーTakao Shoshine/所神根 孝生
Prologue
社員である前に、キャンパーであれ。日本をはじめ、世界中のスノーピークのスタッフは、それぞれの「野遊び心」を開放して、自然の中でも、くらしの中でも、全力で野遊びを楽しんでいます。
今回登場するのは、店舗業務に携わる所神根。自他ともに認める料理好きという所神根の自慢のレシピは、野菜のテリーヌやローストビーフ、チーズケーキなど多種多彩です。料理で盛り上がるキャンプのワクワク感を多くのお客様に伝えて、キャンプという遊びを趣味に、生活に、人生につなげてもらえたら――その思いを聞きました。
スタッフとして、大切にしていること。
もともとスノーピークが大好きだった僕は、「使ったことのない商品は売らない」というポリシーを入社以来ずっと持っています。お客さまにすすめるギアは、自分で買って、使い心地を確かめてから。
そんな僕のポリシーは、現在僕が店長を務めている(撮影当時)太宰府店のスタッフの間にも浸透しています。僕が持っている道具をスタッフに使ってみてもらうことも多いので、全員がすべてのギアの使い心地を理解しているはず。
実際に使うことで道具の本当の魅力がわかるし、自信を持ってスノーピークの良さを伝えることができると思うのです。
素材にこだわった料理をキャンプの主役に。
昔から料理をするのが好きで、家でもごはん担当な僕にとって、 近くの道の駅に寄って、その土地の食材や新鮮な野菜を買って、料理をするのがキャンプの楽しみの一つです。
最近のキャンプで好評だったのは、野菜のテリーヌ。野菜をスープで煮て、型に入れ、ハードロッククーラーで冷やし固めるだけで出来上がり。
野菜のテリーヌは、簡単なわりに見栄えがするのでオススメのメニューです(実はこれは、野菜が苦手な奥さんのために、彼女が食べられるようにと工夫を凝らして行き着いた一品。奥さんもこれだけは喜んで食べてくれます)。
ほかによく作るのは、ローストビーフ、パエリア、チーズケーキなど。キャンプはやっぱり料理で盛り上がるので、みんなが喜んでくれるのがうれしくて、下ごしらえなどもちゃんとしていきます。
月に1度はスタッフみんなでキャンプへ。
太宰府店では月1回、スタッフ全員でキャンプをするのが恒例です。2泊3日のうち、スタッフが入れ替わり立ち替わりで参加して、1日だけは全員が集まる夜をつくります。
みんなで楽しむことを一番大切にしているので、内容はほぼ遊びですが、使ったことのない道具を使ってみたり、スタッフ同士でテントやタープの設営の仕方を勉強したりもします。
遊びが第一なので、毎回ちょっとした催しを企画しています。こないだは全員に「ホットサンドのレシピを1つ考えてくる」いうお題を出しました。条件はできるだけ簡単で、おいしいこと。「リンゴのコンポート」「トマト納豆」などなど、各自が考えてきたレシピで作ったホットサンドを振る舞い合い、投票して、大いに盛り上がりました。
僕らの仕事は、ユーザーの皆さんのキャンプの手助けをして、キャンプという遊びを趣味へ、趣味を生活へ、さらには人生へと変えていくことです。
だからこそ、その楽しさを伝える自分たちが一番ワクワクしていなければならないと思うのです。楽しむことが一番大切。このワクワク感を多くのお客さまに伝えていきたいです。