【永久保証】 from STAFF修理の先にある絆 vol.11

Prologue

アフターサービスルームには、今日も日本各地から修理が必要な道具たちが届きます。ユーザーの大切な道具の修理を通して、キャンプというライフスタイルを支えるスタッフのストーリーをご紹介します。

今回ご紹介するのは、スノーピーク太宰府に併設する九州アフターサービスで、ギアの修理を担当するスタッフ・佐久間です。

入社以前から修理に携わってきた佐久間が考える、直しながら使うことの魅力とは…?

◇販売を通じて知った修理の魅力。

―この仕事に就いたきっかけは?
 
佐久間:
「2023年6月に中途採用で九州アフターサービスに入りました。ここは太宰府店に併設しているのですが、長く販売員を経験していた私にとってはなじみのあるスタイルでした。というのも、以前はスポーツ用品やアウトドア用品を扱う大型スポーツ店で働いていたんです。

キャンプギアやスポーツバイクの接客販売をしながら、修理・メンテナンスも対応していました。そんななかで当時から、商品を売るだけでなく、正しいメンテナンス方法や使い方を伝えていくことも大事だなと感じていました。それでどんどん修理の世界に興味が湧いて、憧れだったスノーピークで好きなことを仕事にしたいと思ったんです」

―現在はどんな業務を担当されていますか。

佐久間:
「キャンプギアの中でも、テントやタープのフレーム、LEDランタン、チェア、インフレーターマット、灯油ストーブの修理を担当しています。

修理の際は、道具のパフォーマンスを回復させて、長く使えるように丁寧にメンテナンスを行なうことを心掛けています。あとは、ユーザーさん自身が簡単に行えるメンテナンスのアドバイスや、製品の保管・使用方法のご案内も行います。

人と同じで、道具も故障したら一度診断をして、どこが悪いのか確認をしてから修理します。定期メンテナンスをすることは、長く使い続けるためにとても大切です」

◇修理後も愛用し続けてもらえるように。

─印象に残っている修理はありますか?

佐久間:
「廃番になってからかなり時間が経っているLEDランタンのヘッドライトを修理した時は、すごくうれしい経験になりました。丁寧に使われていましたが、蓋を開けてみると電池の端子が折れていたり、液漏れがあったりで、状態はあまり良くない。でも幸い電子部品がまだきれいだったので、折れている端子をギリギリまで調整して接触できる状態に直せました。

返送後、ユーザーさんからは『最善を尽くしていただき、ありがとうございます』という温かいメッセージをいただきました。パーツの在庫がないことから苦い経験をしたこともありましたが、その経験が生かされたと思います。

まだ出合ったことのない過去製品や、対応したことのない現行品もたくさんありますが、今後も経験を重ねながら一つ一つの修理に真剣に向き合いたいです」

―今の目標は?

佐久間:
「九州アフターサービスからセルフメンテナンスについて情報発信を行い、各拠点に修理のスキルを広げていくことです。いつか修理サービスが各拠点でできるようになったら、より良いサービスになるはずです。

買った後のサポートが充実していることは、ユーザー目線でも、店舗目線でも、そして環境にもメリットがあります。浸透するまで時間はかかると思いますが、根気強く取り組んでいきます」

―最後に、修理しながら使い続けることの魅力を教えてください。

佐久間:
「修理を施すことで、使い続けてきた道具への愛着が増します。直しながら使うことで、自分だけの道具になっていくんです。道具との間に生まれる特別な関係を、ぜひ多くの方に大切にしていただきたいです」

Epilogue

今回の「修理の先にある絆」、いかがでしたでしょうか。長く使ってきた道具とあなたが織りなす時間は、どんなに優れた新製品を買っても手に入ることはなくて、その時間を、人は「愛着」と呼ぶのだと思います。

新潟・福岡にあるアフターサービスルームには、今日も遠方から修理の必要な道具たちが届きます。壊れたら捨てるのではなく、大事になおしてまた使って欲しい。そんな想いを込めて今日も丁寧に修理にあたっています。もしも、道具が壊れたらいつでも私たちスノーピークにお送りください。想いを込めて修理し、皆さまにお戻しいたします。