キャンプに欠かせない、その魅力とは?スノーピークスタッフが語る、焚火のすすめ。

秋の始まり。スノーピーク Headquartersに集まったのは、キャンプと焚火を愛する3人のスノーピークスタッフ。
キャンプの醍醐味である焚火について、それぞれの思い出やこだわりを語り合いました。

●話す人

右)阿部 遼(アパレルPR担当)
撮影やメディア対応などスノーピークアパレルの広報業務全般を担当。
 
中)進藤 伊代(スノーピーク南町田グランベリーパーク 副店長)
キャンプでは毎回、季節を問わず欠かさずに焚火を楽しむタイプ。

左)渡邊 一英(WEBサイト制作担当)
服とキャンプが好きで、スノーピークアパレルのTAKIBIベストやオーバーオールを愛用している。

阿部 焚火の楽しい季節がやってきたということで、今日は焚火の魅力やそれぞれの焚火の楽しみ方をお話していけたらと思います。さっそくですが、お二人はキャンプやアウトドアに目覚めたのはいつごろですか?
 
渡邊 初めてのキャンプは小学生でしたね。毎年のように夏休みになると行ってました。家族とも行きましたけど、友達の家族に同級生何人かで一緒に連れてってもらって。その友達とは、今でも毎年1回は行くのが恒例になってます。

進藤 うちも父親がアウトドア好きだったので、テント泊ではないんですけど、子どものころは家族でコテージに泊まって川遊びして、ごはんはBBQっていうパターンでよく出かけていました。20歳ぐらいから登山を始めて、一人でも親とでも行ったりしているうちにアウトドアがどんどん好きになって、スノーピークに入りました。

阿部 みんな幼いころからアウトドアに親しんでたんですね。自分も、親が第一次キャンプブームの世代で、小学生の時によくキャンプに行ってました。大人になってからはなかなか行けてなかったですけど、スノーピークに入ってからまたよく行くようになりました。

焚火のお楽しみは、最後の”キラキラ”。

阿部 進藤さんは初めての焚火はいつですか?

進藤 子どものときは焚火はしたことなくて、初めての焚火はスノーピークに入社して2週間後でしたね。配属先の店長に「キャンプ行くぞ!」って言われて、連れてってもらったんです。いろんなお店のスタッフが総勢15人ぐらいいるキャンプに、ポンって入れられて。初対面の人ばかりだったんですけど、そのとき初めて焚火をして、もうめちゃめちゃ楽しかったです。

焚火が終わりかけのころって、息を吹きかけるとキラキラキラ~って熾火が赤く光るんですよね。あるスタッフが、その最後のキラキラキラ~ってなってるのを指して「これをやるために焚火をしてるんだよ~」って語ってくれて。「ほんとだ!すごいきれい!」って感じたことを鮮明に覚えてますね。

阿部 それ、分かります。最後のキラキラを見るためにやってるって。

進藤 私も、あれがすごく好きです。

阿部 お酒飲んで焚火して、もう話すことないぐらい全部話し切ったなっていうときに、無言で焚火のキラキラを見て、それから寝るっていう、あの瞬間が一番好きかもしれない。

焚火がもつ、人と人をつなぐ不思議な力。

阿部 自分は入社1ヶ月後に初めてHeadquartersでのSnow Peak Way(以下、SPW)に参加して、最初は焚火トークでユーザーさんと一緒に焚火を囲んで話せるのか、自信がなくて。今日初めて会う人だし、楽しみと同時に不安もあって。でも別に無理して話さなくても、そもそも初対面のユーザーさん同士が焚火を囲みながらみんな仲良く話しているから、始まってみたらむしろあっという間に終わっちゃうぐらい楽しくて。初対面でもすぐ仲良くなれる、あの焚火の力ってなんでしょうね。焚火の「人と人をつなぐ力」って、すごいですよね。

渡邊 そうですよね。俺は初めてのSPWが去年で、入社して3週間目ぐらいに越知(スノーピークおち仁淀川)に行ったんですよ。始まる前はやっぱりユーザーさんと話すのが怖かったですね、正直。「俺でいいのか?」って。

阿部 ですよね。新人だとがっかりされるんじゃないかなって。

渡邊 そうそう。それで焚火トークのときに思い切って座ったところにいらしたのが、たまたまSPWに初めて参加されたご家族で、スノーピーク製品を購入されたのもつい最近だっていう方で。「僕も参加するのは初めてで、初心者なんですよ」ってお伝えしたら、「逆に初心者で良かったです。ベテランの方だと、ちょっとドキドキして怖かったんです」って言ってくださって。同じ境遇の方といろいろ話せて、すごく仲良くなれました。初めて同士なのがかえってよかったのもあると思うんですけど、焚火を囲んでたから打ち解けられたように感じますね。
 
進藤 私は初めて焚火トークに参加したのは、入社2年目に行った東北のSPWでした。そこでご一緒させていただいたユーザーさんに東京で働いていることを伝えたら「じゃあ、いつか行きます!」って言ってくれて。何か月後かに本当に来てくださったんです。

渡邊 え~、すごい。

進藤 店頭で「…ん?この人どこかで見たことあるな?」って思ったら「東北のSPWにいましたよね?」って聞かれて、「あー!」ってなって。本当に来てくださったので、すごいびっくりしました。

阿部 焚火がつないだご縁ですね。

渡邊 きっと焚火トークじゃなかったら、普通はそんなに深いコミュニケーションにはならないですよね。

阿部 ほんの1-2時間喋っただけで。初対面なのにそこまでの関係性がつくれるって、すごいですよね。

焚火を囲むと、本音がこぼれる。

阿部 焚火やる時にこれは絶対やるっていうこととか、こだわりとかありますか?

進藤 うちは、キャンプのとき毎回焚火するんですよ。旦那さんも「絶対焚火やりたい」って。真夏でも、雨でもやりたいし、その最後のキラキラさせるのをやりたい。それがゴールなんで、最後のほうに近づいてきたら燃えてる薪を折って細かくして、火ばさみでザクザクして…

阿部 わかる!そう考えると、本当に火をつけるところから最後のキラキラまで、焚火ってずっと楽しめますよね。最後はキラキラをみんなで見ながら「今日はいい日だったね~」って振り返って。

渡邊 最後は、何も喋ってないのに、なんかみんなちょっと口元が微笑んでいたり。そういう状態っていいですよね。

進藤 そうそう。あとはお酒は絶対。ワインとか日本酒とか、ゆっくり飲めるお酒と焚火を楽しむ。

渡邊 確かに。最高だな~。

阿部 焚火を囲んで悪酔いする話って聞かないですよね。

進藤 気持ちよく酔えますよね。それに焚火を囲んで話すときに恥ずかしがる人はあんまりないっていうか。友達とでも、普段は話さないような本音をぽつりぽつりと語ってくれるから、意外なことが知れたりもしますよね。

阿部 秘密とか喋りたくなっちゃいますよね、あと懺悔とか(笑)。「今だから言うけど、あのとき…」みたいな。

渡邊・進藤 (笑)

阿部 暗いから無理に相手の目を見て話さなくてもいいし、焚火を見ながら落ち着いた気持ちで自分のペースで喋れるし。焚火は人見知りにも最適かもしれないですね。

焚火に欠かせない、難燃性のウエア。

阿部 焚火ウエアって皆さん持ってますか?

進藤 私は焚火ベストと焚火パンツを持ってます。焚火の時は特に焚火パンツは結構履いてますね。冬も焚火パンツの下にダウンパンツ履いて防寒対策を取りながら焚火を楽しんでます。化繊のパンツでめっちゃ穴空けちゃったこともあります(笑)。焚火してるときは気づかないんですけど、朝起きて気づくんですよね。ブランケットも使うんだけど、結局邪魔になっちゃうから、焚火パンツはあったほうがいいなって思って買いました。
 
阿部 そうなんですよね。意外とパンツは大事。難燃性の服じゃないと、自分はなぜかいつも、この恥ずかしいところ(股の周り)に空くんですよ(笑)。ここに穴があいちゃったパンツがいっぱいあります。
 
進藤 わかります(笑)。私もインサレ履いてて、その“恥ずかしいポイント”に穴空けました。

渡邊 俺もローカルウエア履いてて“恥ずかしいポイント”に穴空けましたよ。

阿部 なぜか、ちょうどここに落ちてくるんですよね(笑)。だからやっぱりパンツは結構大事ですよね。

渡邊 俺はオーバーオールを愛用してます。あと、機能的な話ではないけど、冠婚葬祭のときとか、TPOでシーンに合った服を着るじゃないですか。それと一緒で、焚火ベストを着て焚火すると楽しいんですよ、いつもより。何でかは分からないけど。

進藤 ちょっといいレストランには、ちょっとドレスアップして行くのと同じですよね。

阿部 確かに、キャンプに臨む気持ちをつくれるっていうのもあるかも。もちろん火の粉を気にしなくていいというのが大前提にはあるんですけど、それを着ることで気分を上げていく。

進藤 秋冬のTAKIBIジャケットは普段も着やすいから、キャンプと兼用でもいけますし。

渡邊 いろいろなアイテムがあるから、絶対自分に合うものが見つかりそうですよね。

阿部 そうそう。アパレルPRらしくここぞとばかりにアピールさせていただくと(笑)、今年のTAKIBIシリーズは特にいいと思います。エプロンもすごいいですよ。家でも使えるし。今季はTAKIBIシリーズが3種類あって、バランスがいい気がします。もともとスノーピークアパレル自体、普段から着やすいことも大切にしてデザインしてるんですけど、進藤さんが着ているマウンテンパーカーだったり、渡邊さんが着ているブラックデニムだったりが新登場してますし、自分が来ているTAKIBI Duckシリーズはクラシックキャンパーというか、20年、30年キャンプを楽しまれているような方々にも気に入っていただけるんじゃないかなと思ってます。本当にそれぞれ好きなものを着ていただいて、焚火の火の粉から服を守るのはもちろん、焚火の時間をさらに楽しんでもらえたらうれしいですね。

”街で着てても、焚火の匂いを嗅ぐと目の前にキャンプの情景が広がるんです”。

阿部 焚火の匂いって、服につくじゃないですか。俺、あれが結構好きで。街で着ててあの匂いでキャンプの思い出を思い返すのが好きなんですよ。わかります?(笑)

渡邊 キャンプから家に帰ったときは、そんなふうに思いますけど(笑)

阿部 「あ~、あのキャンプ楽しかったな~」って思いながら歩くんです。原宿のオフィスに出勤するときも、服についた焚火の匂いを嗅ぐと、目の前にキャンプの情景が広がるんですよ(笑)。それが良くて。お客さんからはよく「焚火の匂いをどうやって取ったらいいですか」って聞かれるんですけど、俺はもう匂いは取れなくてもいいと思ってます(笑)。もちろん洗濯はし、お客さんに匂いの取り方もお伝えしますけど、あの匂いはキャンプの思い出だから。焚火の思い出を着て、街でも忘れないっていうか。

渡邊 まさにHOME⇄CAMPですね。

進藤 確かに思い出しますよね、匂いって。

阿部 そう。それでまたキャンプに行きたくなるんです。キャンプはこれからが一番いい季節ですしね。

進藤 私は白馬にキャンプに行く予定なので、今はそれをすごく楽しみにしてます。

阿部 いいですね~白馬。ちょっと涼しくなってきた秋こそ、焚火をしてキャンプを楽しんでいきたいですね。お二人とも、今日はありがとうございました。