【コラム】from STAFF犬連れキャンプのススメ。
Snow Peak Store L-Breath 御茶ノ水店Ryosuke Owada/大和田 怜佑
犬連れキャンプの魅力って?
最近、キャンプイベントへ行くと、以前より犬連れキャンプを楽しんでいる方が増えているように感じます。
現在、私が担当しているお店は「愛犬とキャンプへ行こう」がコンセプトのお店なのですが、「これから犬連れでキャンプをしたいです!何から準備したらいいですか?」という質問をたくさんいただきます。
今回は、私自身の経験から、愛犬とキャンプへ行きたい方が不安に思っていることや疑問について、そして犬連れキャンプの魅力についてお話ししていきたいと思います。
わが家のジャムです。堂々とSUPしてます。
キャンプなら愛犬と“一緒に”旅ができる。楽しみ方は十人十色。
「愛犬と一緒に同じ体験を共有ができること」これに尽きます。愛犬は“家族”なので、どこに出かける際も一緒に行きたいものです。ちなみに私自身は、ペットホテルに預けてまで海外旅行などには行きたくありません。
ただ、ペット可の一般的なホテルはまだまだ少なく、一緒に泊まりで旅行をするのは難しいのが現状です。だからこそ、いろいろと制約に縛られないキャンプがおすすめなのです。
ひとことに「キャンプ」と言ってもさまざまなスタイルがあります。まず、自然の中でアクティビティを楽しむスタイル。カヌーやカヤック、ラフティング、トレッキング、スノーシューなど、四季によってさまざまなアクティビティがあり、一緒に体験することで、愛犬との距離がグッと近くなります。
そして、キャンプを目的とせず、土地そのものを楽しむスタイル。私は9月に、愛犬を連れてマイカーで北海道へ1週間旅行に行ってきました。その際の宿泊は、もちろん毎日キャンプ泊です。宿泊手段としてのキャンプは、犬連れの方には特におすすめです。
キャンプ初心者さんを対象にデイキャンプイベントを開催。もちろんみなさん愛犬同伴です。
愛犬とのキャンプに備えて準備したい3つのこと。
1|外の世界に慣れさせる。たくさんの犬や、人と触れ合わせること。
まず、普段のお散歩やドッグランで人や犬と触れ合う機会を設けておくことで、恐怖心が減り、無駄吠えなどがだいぶ少なくなると思います。犬連れキャンプで多くの方が気にされるのが、キャンプ中の犬の吠えで周りの方に迷惑をかけてしまうのではないかということ。吠えてしまうのは仕方ないですが、無駄吠えはしっかり止めるよう、普段から教えてあげることが大切です。
2|必要な予防注射やワクチン接種を済ませること。
狂犬病予防注射は毎年打っていると思いますが、外遊びが多い犬には6種ではなく8種の混合ワクチンがいいでしょう。レプトスピラ感染症は、主に山の野ネズミや感染犬などから感染します。ドッグランや、山・川などに一緒に行ったりするような子は、8種混合ワクチンを接種しておいた方が安心です。「お出かけは近所の散歩だけ」という子は、6種混合ワクチンで十分だと思います。ノミ、ダニ、蚊はキャンプには付きものですが、しっかりと対策をしておけば安心してキャンプを楽しめます。是非、かかりつけの獣医師さんに相談してみてください。
3|人だけではなく犬用のアウトドア用品も準備すること
愛犬とのキャンプを快適にするためには、愛犬専用の道具もしっかり準備すること!上手に活用すれば、大変だと思っていた愛犬とのキャンプも、気軽に楽しめます。
この3点をおさえておけば、愛犬と安心してキャンプができます。
犬連れキャンプに役立つキャンプ道具って?
愛犬と楽しい野遊びライフを!
いざ!車でキャンプ場へ!その際には、愛犬も人間と同様に酔って吐いてしまう恐れがあるので、出掛ける直前のご飯は避けた方がいいでしょう。長距離で車に乗るのが初めてという場合は、1時間に1回休憩を入れてあげると安心です。
うちの犬は旅に慣れているので、2時間走って10分休憩するパターンが多いです。高速道路のパーキングには、ドッグランが併設されている所もあり、道中リフレッシュしながら移動もでき、そこに立ち寄る楽しさもあります。
キャンプへ行くと人間性の回復はもちろん、“犬性の回復”も図ることが出来ると感じます。愛犬が自然の中で普段よりも生き生きと、うれしそうにしている姿をぜひ見てみてください。
これから犬連れキャンプを始めたい方、店頭にてお待ちしています。