いつものキャンプに+αの川遊びはいかが?世界を巡ったラフティングのプロが認める、仁淀川の魅力

私は18年前、ヒッチハイク旅行で高知県越知町を訪れ、仁淀川に出会いました。その美しさに心を奪われた私は「これからは川辺で生きていく」と決め、その日から今日までリバーガイドとして生活しています。これまでさまざまな川と出会い、カヌー競技日本代表としての経験も積みました。日本のみならず世界各国の川を下ってきましたが、今でもこの仁淀川こそが私にとっての“ベストリバー”だと感じています。
今回は、現在スノーピークおち仁淀川でリバーガイドとして勤務する私が、仁淀川でのラフティングの魅力をご紹介します。

ラフティングとは「川を旅する」こと

そもそも「ラフティング」とは、4~10名乗りの大きなゴムボートに乗り乗客乗員で力を合わせて川を漕ぎ下る体験のこと。「危なくない?」というご心配もあるかと思いますが、川のプロフェッショナルであるリバーガイドが同伴でボートを運転するので、安全に川下りを楽しめます。
ラフティングの大きな魅力はなんと言っても「川を旅する」こと。ひと漕ぎごとに景色が移り変わり、川の流れによって生まれた地形の美しさなど、川を旅することでしか得られない素敵な体験を味わえるのです。

仁淀川の魅力は、おだやかで美しい自然

仁淀川は、美しい水、豊かな魚や生き物、人工物のない自然のままの風景、豊かな川文化…などさまざまな魅力を合わせ持つ稀有な川です。しかし、私が仁淀川を好きな理由はそれだけではありません。

仁淀川でのラフティングでもっとも好きなのは「みんなでできる」ところ。他の川に比べて緩やかなコースでも、十分に美しい風景や川そのものを体験できます。

たとえば他の河川のラフティングでは中学生以上からの参加など制限が設けられている場合もありますが、風景や川の美しさを楽しんでいただくために緩やかなコース設定をしているスノーピークおち仁淀川のラフティングなら3歳から参加可能。3月下旬から11月上旬まで、越知町が世界に誇る清流・仁淀川を家族全員で最大限に満喫できます。三世代で一緒に楽しめますし、「これってなんだかキャンプみたいで本当にいいなぁ」と日々感じています。

川の流れるおだやかな町、越知の魅力

仁淀川のもう一つの見どころ、沈下橋(大雨や台風で川が増水すると水中へ沈む橋)。遠くから橋を眺める町の景色も、橋の上で眺める川の景色も美しいです。

ここで少し、私の移住先でもある越知町の紹介もさせてください。
越知町には仁淀川が流れていて、人々の暮らしと自然が調和する「ちょうど良い町」です。
夏になると目の前の川で子どもたちは泳ぎ遊び、大人たちは鮎や鰻、カニを獲り、それが日常的に食卓に上がります。山では猪を獲る人も多く、それらはちゃんと収入にもなっていて、まるで、少し昔の日本の良いところだけを残したような町だなと感じます。
越知町には、もう一つのスノーピークの直営店「スノーピークかわの駅おち」もあります。越知町特産の山椒は、お土産にもバッチリの美味しさなのでぜひ寄ってみてくださいね。

川辺で家族の思い出を作ろう

今回は仁淀川と越知町をご紹介させていただきましたが、その地域ならではの体験を家族や仲間と一緒に楽しむことで、キャンプの思い出はより濃厚になります。川は誰でも自由に楽しむことができる自然なので、ぜひ、お気に入りの川辺を見つけて、タープの木陰でリラックスしてみてください。
また、今回の記事で川×キャンプに興味を持ってくださった方は、仁淀川にも遊びに来てもらえると嬉しいです!

おおつき・しょうざぶろう/2018年1月入社、宮城県仙台市出身。仕事はリバーガイド、趣味はカヌーと釣り。オンもオフも水辺で過ごし、両生類のような生活をずっとしております。今は高知県に移住し、田舎生活と子育てを満喫中、休みの日は家族三人で川遊びするのが至福のひと時です。