海外スタッフコラム|台湾キャンプ同窓会で本音を語り合った日。

スノーピークの仕事に就いて早数年。当然のことながら、私はよくキャンプに行きます。多くのキャンプスキルを身に着けることができましたが、ほとんどが同僚と楽しむキャンプイベントだからか、何か少し足りないなと思っていたところでした。思い出を分かち合える人と一緒にキャンプを楽しむとか…。

そんなことを考えていた折、私の中高時代の同級生から“最近みんな会ってないね”という連絡があり、一緒にご飯を食べて同窓会をしようということになりました。これはいいチャンスだと思って、“みんなでキャンプ場で集まろうよ”と提案してみました。みんなずっと会ってなかったし、アウトドアで同窓会をするということにみんな大賛成で、決行することになりました。

台湾らしい風情を楽しめる三湾キャンプ場。池やヤシの木があったり、気持ちのいい芝生があります。

私以外はみんな初キャンプ。彼女たちが思い描くキャンプに対するイメージは、野生動物が出没したり、満天の星空の下で芝生の上に寝転がったり、木を燃やして暖をとったり…というものでした。それらは、確かに大自然の最も魅力的な部分でもあります。

また、彼女たちにとっては、今回のキャンプのすべてが新鮮でおもしろいものだったようです。テントを立てることは私にとっては朝飯前のこと。私が指示をすると、みんなその通りに動いてくれて、まるで子供のよう(笑)。ペグダウンもとても楽しみながらやってくれました。

今回準備したのはランドロック。台湾でもとても人気がある2ルームシェルターです。大きいリビングとインナーテントがあり、ランドロックの中は、どこで過ごしても気持ちがいいです。

この日、みんなは夜が来ることをとても楽しみにしていました。夕食には焼肉を準備し、パンクッカーでパスタを作りました。パンクッカーのおかげで、料理がさらにおいしくできます。

夜は焼肉を食べながら、おしゃべりをして、夜をゆっくりと楽しみました。みんな“野遊び状態”に入ると、携帯電話も見なくなるし、自然との距離がさらに縮まっていきます。

キャンプ場で新しい友達ができたり、感覚としては、時間の制限がない空間にいて、自分のリズムで過ごせるような気がします。自然の中で過ごす夜の時間は、その人の性格や感性といった本質が表に出てくるような気がするんです。

私は夜の時間が好きです。静かで、車の走る音やクラクションの音もしない。ただ鳥の鳴き声や風で揺れる葉っぱの音と、肉が炭火の上で焼ける音だけが聞こえます。そんな夜の雰囲気に惑わされ、私はついつい自分の大好きなことや大嫌いなことといった、自分の本音を話しました。

大自然は私たちを包んでくれていて、私たちはお互いの話に耳を傾けました。
インナールームに入れば、スペースが広いので、みんなでゆったりと寝ることができました。また寝るまでおしゃべりを続けて、学生時代のみんなに戻ったような気分でした。

翌日の朝には、トラメジーノでホットサンドをみんなに作ってあげました。ホットサンドは作るのも簡単でとてもおいしいので、みんなこの珍しいアイテムにびっくりしていました。またいろいろなレシピがあることも教えてあげました。例えば新鮮な果物を入れれば、甘くておいしいホットケーキができますし、食パンの耳を挟んで焼いて、手軽なおやつも作れます。

キャンプの楽しい時間はあっという間。私たちは約束をしました。毎年同窓会をやること、少なくとも1年に1回やること、そうすればキャンプ場でまた会えるよね。


初次體驗露營的同學會
 
這幾年工作下來,我常常露營,但不是跟同事出活動就是跟客戶協辦活動,雖然累積了多豐富的露營經驗,但總覺得內心仍然有點少了一些感覺,一些可以分享過去回憶的人。
就在此時,我的一位高中的同學傳來一個訊息,說大家好幾年沒碰面了,希望可以約吃飯,開個同學會,聊聊彼此近況,我想這正是個時機,看看大家是否有意願了,於是我就說:「如果我們在露營地跟大家聚會,你們想要參加嗎?」大概是因為大家太久沒見面,再加上非常期待能夠走到戶外,我的高中同學聚會在短短不到一分鐘,很快的就成行了。

我的同學都是第一次露營,對於露營的想像,他們有千百個浪漫的畫面,比如會有野生動物出沒、在滿天星星的夜晚,躺在草地上睡著、在草地上打滾、燒著木材並取暖談心。他們的想像也確實是大自然最有魅力的地方。對他們來說,在戶外的一切,既新奇又好玩。而搭帳篷對我來說已經是家常便飯的是事情,但對來說,他們就像個小朋友一樣,跟著我一個口令一個動作的搭起帳篷,完成所有的設置,並享受著敲打每一根營釘,每一次的敲打都成為他們非常紓壓的樂趣。

我這次準備的裝備是TP-671R Land Lock,是台灣最受歡迎的帳篷,寬大的客廳以及寢室空間,不論在帳篷裡哪個角落,都很舒服。

在這一天,大家其實更期待戶外夜晚的來臨。我準備了1.5的炭火烤肉爐讓大家一起烤肉,以及用鋁合金三件組來煮義大利麵做為今日的晚餐。因為不沾鍋的特性,讓料理變得更方便也更美味。夜晚就是讓大家可以一邊烤肉,一邊聊天,慢慢的吃東西,慢慢的享受夜晚時光。大家似乎也進入了野遊人的狀態,不太使用手機了,開始觀察周遭的大自然,認識其他的露營朋友,感覺就是在一個沒有時間限制的空間裡,大家主導自己的生活節奏。夜晚的人們,格外感性以及真情流露。

夜晚,一直是我最愛的時刻,周遭安靜,沒有車子咆嘯聲、沒有喇叭鳴聲,只有蟲鳴鳥叫、微風吹過葉子的聲音以及肉片在炭火上滋滋作響的聲音。
夜晚還有一個迷人的地方,就是在怎麼累,都會在此時分享自己最開心以及最不開心的故事。
大自然包容著我們,我們傾聽且包容著彼此。
回到帳篷的寢室,因為空間很大,讓大家很舒服的睡在一起,並且享受聊天聊到睡著,這種感覺就像回到高中時期的我們。

隔天早晨,我用三明治烤盤煮了早餐給大家,因為步驟太簡單,三明治太美味,大家驚奇著這個神奇的烹煮用具,並且聊著怎麼變化三明治煮的方式,比如加入新鮮水果,可以變成美味的甜味鬆餅
;又或是可以把切掉的土司邊排滿,烤一下,每一條土司邊都變成脆脆的可口零食。

露營的美好時光,很快的就要結束了。我們說好,每年的同學會一定要舉辦,而且一年至少一次,就讓我們相聚露營地吧。