【コラム】 from STAFF失敗も成功も、ともに楽しむフライフィッシング。

Prologue

社員である前に、キャンパーであれ。日本をはじめ、世界中のスノーピークのスタッフは、それぞれの「野遊び心」を開放して、自然の中でも、くらしの中でも、全力で野遊びを楽しんでいます。

左から神宮司、荒牧。

今回登場するのは、Snow Peak Fry Fishingの社内研修も担当している、プロモーション課の神宮司とフライフィッシング営業推進課の荒牧です。

6年前、ほぼ同時にフライフィッシングにはまった同期入社の彼ら。始めた当初は失敗や挫折も多かったそう。そんな二人に始めてからこれまでの話を聞きました。

◇きっかけは、野遊びへの欲求。

荒牧は、アグレッシブにさまざまなアウトドアアクティビティに挑戦するタイプ。

荒牧: 
僕はとにかく、どんな時期でも野遊びをしていたいんです。サーフィン、登山、それからもちろんキャンプと、手広くいろんなアクティビティをやってきました。

でも川の遊びはやったことがなかったので「何かないかな?」と思っていた矢先に、スノーピークとティムコがコラボレーションしたエントリー向けの商品が発売したんです。

その購入をきっかけに、社内や知り合いのフライフィッシング経験者に教えを請いました。初めは、言われるがままに道具を揃えていましたね。

神宮司: 
僕もコラボ商品の購入を機に、フライフィッシングを始めました。2020年でしたね。

荒牧と同じく、キャンプやアウトドアの遊びを一年中やりたいなと思っていたんです。当時は店舗配属で、同僚の勧めもあり、フライフィッシングを始めてみることにしました。

長野県白馬村で生まれ育った神宮司は、登山やスキーなど山のアクティビティにも精通する。

神宮司: 
僕はどんなアクティビティを楽しむときも、誰かに全部教えてもらうより誰かと一緒に模索して一つひとつ技術を身につけていきたいという思いがあって。

正しい手順ややり方を押し付けられるより、信頼できる人と一緒に成長していくのが理想。それで、同時期に始めた荒牧に全部相談したんです(笑)。

荒牧: 
逆に僕は、Aさんにはフィールド、Bさんには遊び方、Cさんにはキャスティングの基礎を…という感じで、最初は周りの人たちからいろいろ教わりました。

始めて6年経って、ようやく自分1人でも楽しめるようになってきました。

◇簡単じゃないからこそ、おもしろい。

今回は、スノーピーク本社から車で30分ほどの距離にある、吉ヶ平フィッシングパーク(新潟県三条市)へ。

神宮司: 
荒牧に初めて連れて行ってもらったのが、今回訪ねた吉ヶ平フィッシングパークでした。行きの車では「今日は絶対釣る!」と意気込んでいたんですが、全然ダメでしたね(笑)。

今思えば、魚のいるはずのない川に攻め込んだり、「とりあえずあの辺かな?」と闇雲に投げたりして…。知識もないままやっていたんですよね。

荒牧: 
最初はかなり挫折してましたね(笑)。

でも簡単に釣れたら、そこで終わりじゃないですか。「なんで釣れないんだろう」「こうしたら釣れるかな」「ああ、この釣り方は正しいんだ」みたいな引き出しを、自分の中でいっぱい作っていくのが楽しいんですよ。

帰りの車で反省して、次の釣りに向けて対策を練って、問題を一つずつ解き明かしていく過程が、めっちゃおもしろいんです。

かつて販売されていたスノーピーク製ピンオンリール。二人で地元の釣具店を訪ねて見つけた、掘り出し物。

神宮司: 
「こんな釣り方があるらしい」とか「今の時期、フライはこんな色がいいらしい」とか、お互いに知識を養って、また釣りに出かける。

すると、あるとき、狙った位置に思うようにフライを投げられるようになって、そして初めて魚が釣れる。 その瞬間の喜びが「次も行きたい!次はこうしよう!」に繋がって、どんどんハマっていきましたね。

荒牧: 
そうそう。調べ出すと、いろんなことに興味が湧いて、釣具屋巡りも楽しくなりました。

今回行った吉ヶ平は、地図で見るとまだまだ入り口で、あの奥には、5~6年通っただけじゃ制覇できないくらいたくさんの川があるはずなんです。まだ行ったことのないフィールドに一歩一歩、深く入っていくなんて、考えただけでワクワクしますね。

◇釣り人同士の交流。

吉ヶ平フィッシングパークは、自然河川を利用した人気の管理釣り場。

荒牧: 
新潟の大半の川では例年10月から禁漁期に入るのですが、オフシーズンには自分でフライを巻いて、少しずつ作り貯めていくという楽しみがあります。

神宮司: 
僕も子どもを寝かしつけた後、夜な夜なフライを巻いたりします。自分で作った方が安いし、なくしちゃうことも多いので。

荒牧: 
一緒に釣りに行った人が「これあげる」と、フライを譲ってくれることもありますよ。

それを大事に使って、家に持ち帰ってまじまじと観察するんです。「どうやって作ったんだろう?」と。それで次に作るときの参考にします。

神宮司: 
フライを交換する場面もよくありますね。「そのフライボックス見せてよ」っていう、釣り人ならではのコミュニケーション。フライは作る人によって個性が全然違うので、見ているだけでも楽しいです。

荒牧が先輩から譲ってもらったフライ。左は実際に使用したが、右は保存用。

荒牧: 
そのやりとりは、確かに「フライフィッシャーあるある」。もちろんショップでフライを買うこともありますけどね。店員さんが「この時期、あの川に行くならこれだね」とアドバイスしてくれたり。

フライフィッシングは、難しいからこそ人に聞いて、情報を交換しながらお互いに楽しむというのも魅力的な部分です。

神宮司: 
僕は最近、社内研修でフライフィッシングを教えるようになってから、1人でやるよりも誰かと一緒にやるからこそ継続できるし、上達していけると感じるようになりました。

川に入って他愛もない話をしながら、一緒に贅沢な時間を楽しむ。一度体験してみれば、絶対に「おもしろい!」と思うはずなので、自然とハマっていくでしょう。

まずは1歩目を踏み出すこと。気軽にスノーピークのスタッフに相談していただきたいですね。もちろん僕たちからも、その先にまだ体験したことのない楽しい世界が広がっていることを、より多くのユーザーさんにお伝えしていきたいと思います。

Epilogue

オンもオフも野遊びを全力で楽しむスタッフたちが、皆さまのアウトドアライフをサポートさせていただきます。ぜひ、店頭やイベントなどでお気軽にお声がけください。