【コラム】from STAFF自然と憩いの場をつなげる「タープ」

キャンプといえば「テントを用意しなければ」と考えている方、ぜひ、「タープ」を選択肢に入れてみませんか?

私のスノーピークとの出会いは幼少期で、親がスノーピークのタープを使っており、子供ながらにかっこいいなぁと感じていました。そして今はスタッフとして、たくさんのお客様にテントやタープの選び方・設営方法などについてアドバイスをさせていただいています。

そもそもタープってなに?必要なの?と思われるお客様もいらっしゃるのですが、今回は私が思うタープの魅力と重要性をお伝えいたします。

タープが作るのは、安心で快適な憩いの場。

タープは、日差しや雨風をよける屋根。キャンプシーズンの春先から夏場にかけて大活躍します。

特に夏のキャンプは日差しも強く、暑さで疲れやすいですし、熱中症も怖いですよね。ちょうどいい木陰があればいいのですが、そんなに都合よく木陰があることも少ないです。そんなときに役立つのがタープ。
大きな屋根となって影を作り、強い日差しや暑さはもちろん、突然の雨風などからもキャンパーやギアを守ってくれます。タープが快適なリビングスペースを生み出してくれるのです。

キャンプを始めたいけどいきなりテントで寝るのが不安という方は、タープさえあれば日帰りのデイキャンプも快適にできますので、まずはタープから始めてみることをおすすめいたします。

タープを選ぶときのポイント

タープのサイズは「少し大きいかも」と感じるくらいのものを選びましょう。私は少ないときは2人、多いときは8人以上でキャンプに行くこともありますが、いつも同じタープを持っていきます。大きめを選んでおくと人数の幅があっても対応できるので便利ですよ。

スノーピークのタープは初心者でも設営しやすいもの、張り方のアレンジが楽しめるものなど、いろいろな種類がありますが、まずは代表的なものからご紹介します。

【HDタープ“シールド”ヘキサL Proセット】
ポール、ペグ、ハンマーがセットになっているので初心者でもすぐに設営することができます。
ヘキサゴン(六角形)形状でテントとの接続もしやすく、流線型のデザインがかっこいい!

【HDタープ“シールド”レクタL Proセット】
カバーできる範囲が大きい長方形のタイプ。グループキャンプなど大人数でのキャンプで大活躍します!
こちらもポール、ペグ、ハンマーがセットになっているので初心者でもすぐに設営することができます。

【HDタープ シールド ヘキサエヴォ Pro.】
様々な張り方のアレンジを楽しめるタイプ。テントとの接続がしやすく、カバー範囲も大きいので多様なシーンに対応できます。
スノーピークスタッフに愛用者が多いのがこのモデル。私自身も愛用しています。アレンジがしやすくて、多様なシーンに対応できるのがお気に入りです。※こちらはポール、ペグ、ハンマーは別売りです。

ちなみに、タープと合わせて使うのにオススメしたいのが、こちらのアイテム。

【スノーピークコット ハイテンション】
コットとは、アウトドア用のベットのこと。この上で寝転がっていると、そよ風がいつもの何倍も気持ちよく感じられ、思わずウトウトしてしまいます。

【フィールドファン】
新商品の小型扇風機です。タープの中を風が抜けるので、夏キャンプがより快適になります。発売直後から大人気のアイテムです。

タープ設営時に注意すべき、3つのポイント

楽しいキャンプのためには、テントもタープも正しく設営することが重要。正しく設営ができていないと、急な天候の変化で風が強くなった瞬間にタープが倒れてしまうことも。そうなっては、せっかくのキャンプも台無しになってしまいます。
 
まず押さえておきたいポイントは、この3つ。

①適切な長さのペグを選んでいるか。
 短すぎると抜けてしまう可能性も。タープの種類や、設営する場所によっても変わるので、迷ったらぜひスタッフにご相談ください。

②ペグを最後まで深く打ち込んでいるか。
 打ち込みが甘いと抜けたり、足を引っかけてしまう可能性があります。

③ロープにテンションがかかっているか。
 ゆるゆるだと風にあおられて倒れてしまうことも。ロープの張り具合をキャンプをしている間も確認しておくと安心です。
 
自然とは常に変化するもの。予測のできない天候の変化にも適応できるよう、正しい設営を心掛けましょう。

自分のスタイルにあったタープで、キャンプを楽しもう

この記事には書ききれませんが、他にもお伝えしたいタープの魅力や、おすすめしたいタープがたくさんあります。

店舗では、スノーピークスタッフがみなさんにぴったりのタープをご案内いたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。初めての設営は難しいところもあるので、実物をご覧いただきながら設営のコツもレクチャーさせていただきます!

キャンプにお出かけになったら、ぜひ感想も聞かせてくださいね。