【コラム】 from STAFF愛犬と、野へ山へ。
Snow Peak Store L-Breath新宿Hiromu Watanabe/渡邊 大夢

Prologue
社員である前に、キャンパーであれ。日本をはじめ、世界中のスノーピークのスタッフは、それぞれの「野遊び心」を開放して、自然の中でも、くらしの中でも、全力で野遊びを楽しんでいます。

今回、話を聞いたのは、店舗スタッフの渡邊です。
何気なく訪れたペットショップで出会った一匹の子犬――名前は「ぼんちゃん」。その出会いを境にキャンプスタイルは一変しました。行き先も持ち物もスケジュールも、すべては「ぼんちゃん」を中心に。
わんぱくな愛犬に導かれるようにして知った、野遊びの新たな楽しみについて話を聞きました。
◇ドッグキャンプのはじまり。

犬種は、大きな耳が特長のフレンチブルドッグ。
渡邊:
「愛犬ぼん太(通称・ぼんちゃん)との出会いは、ある日突然に訪れました。実家でずっと犬を飼っていた僕と、鼻の短い犬種に興味があった妻。休日になると、癒やしを求めてペットショップによく足を運んでいました。
その日も、何となくペットショップに立ち寄って『あの子、かわいいね』なんて話していたら、店員さんがその子を連れてきて、抱っこさせてくれたんです。
一度は店を出たものの、元気いっぱいなかわいさが頭から離れず、夕方には『ぼんちゃん』と呼び名まで決めて迎えに行っていました(笑)」

走るのが大好きなぼんちゃん。小柄でもパワフル。
「それからというもの、僕らのキャンプはすっかり愛犬中心になりました。おでかけ先を考えるときも、新しいギアを揃えるときも、いつだって基準は『ぼんちゃんが楽しめるかどうか』です。
キャンプデビューは、彼が生後10カ月のころ。入念にリサーチを重ねて、今回訪れたスノーピーク白河高原キャンプフィールドのように、ドッグランのある高規格キャンプ場を選びました。
ぼんちゃんは、かなりのわんぱく犬。フィールドに解き放った瞬間、自然の心地良さを体で感じながら目一杯走り回り、それはもう幸せそうで…! そんな姿を見られるのがうれしくて、彼のためにキャンプに行くと言っても過言ではありません」
◇意表を突く、使いやすさ。

1本5mのリードのつなぎ合わせて使える「プレイングリード」。
渡邊:
「ドッグキャンプを始めて、いくつかのギアを買い足しましたが、特に買って良かったと感じるのは『プレイングリード』です。
5mのリードの3本セットで、最大15mまで調整可能。キャンプではもちろん、公園で遊ぶときも自由に走り回るような気持ち良さを味わってもらっています。パワー系のぼんちゃんには欠かせないアイテムですね。
タフなナイロン生地で、汚れてもガシガシ洗えて、すぐに乾くのも便利。思っていた以上に使い勝手が良くて、お客様にオススメする際にもつい熱く語ってしまいます」

好きな場所に打ち込める「ドッグアンカー」(写真中央)は、木やポールなどがないときに便利。
「『ドッグアンカー』も重宝しています。これがあると両手が空くので、公園での散歩のときなど、プレイングリードをつないで自由に走り回るぼんちゃんを見守りながら、僕らはコーヒーを片手にひと休みできます。
『プレイングリード』と『ドッグアンカー』。この2つがあれば、キャンプでも公園でも一層豊かな時間を過ごせます」
◇愛犬に導かれて。

豊かな自然の中で愛犬と過ごせる「スノーピーク白河高原キャンプフィールド」。
渡邊:
「ぼんちゃんを家族に迎えたことで、我が家の野遊びの回数は圧倒的に増えました。彼の体調を第一に考えながら、冬キャンプに登山、ハイキングなど、一緒にさまざまな野遊びに挑戦しています。
次にチャレンジしてみたいと思っているのが、ロードバイク。実は、ワンちゃんが乗れる専用の自転車シートがあるんです。
風を切って走る中、嬉しそうに笑うぼんちゃんの姿が目に浮かんで、『これはやるしかない!』と心が躍ります」

のんびり休みたいときは、自ら「ラックソット」へ。
「3歳半になったぼんちゃん。ドッグランで他のワンちゃんと触れ合うときなどには成長が垣間見れて、その姿がまたかわいくて、妻と微笑ましく見守っています。
これまでの妻と二人のキャンプも楽しかったけれど、愛犬との出会いで僕たち家族の世界がさらに広がったことは間違いありません。
外遊びが大好きなぼんちゃんと一緒に、これからもいろんな野遊びを楽しんでいきたいですね」

Epilogue
いかがでしたでしょうか。オンもオフも野遊びを全力で楽しむキャンパー揃いのスタッフたちが、皆さまのアウトドアライフをサポートさせていただきます。ぜひ、店頭、イベントなどでお気軽にお声がけください。