インナールーム
吊り下げ式のインナールームをセット。大人2人+子供2人が就寝できる快適なベッドルームです。
「キャンプにふさわしい季節はいつですか?」
というご質問を、よくいただきます。
「寒くなったから、今年のキャンプはおしまい」
そんな方も少なくないかもしれません。
柔らかな陽の光が心地よい春や、川遊びのできる夏も、もちろん楽しい。
でも、ふかふかの落ち葉の絨毯が広がる秋にも、
焚火のありがたみが心身に染み入る冬にも、
実は、その時にしか出会えない魅力があります。
日本のすべての季節が、キャンプのベストシーズンだと思うのです。
秋から冬へ、やがて冬から春へ…、
ゆっくりと巡っていく季節の移ろいを、五感を使って、全身で感じる瞬間、
野遊びっていいなぁと、たまらなく幸せな気持ちが湧いてきます。
この歓びを、一人でも多くの人に体験していただきたくて、
初めての秋冬キャンプにぴったりの、2ルームシェルターを作りました。
設営のしやすいシンプルな構造で、4人家族にちょうどいい開放的な空間。
エントリーキャンパーに必要十分なスペックを備え、手の届きやすい価格帯を実現しました。
季節を問わず、自然とつながる幸福な時間が、
たくさんの人に訪れますように。
それが、わたしたちスノーピークの願いであり、
使命だと考えています。
全方向にウォールを持ち、外からの風や雨、冷気の侵入を防げるので、寒い季節も快適。大型のメッシュパネルによって、さまざまな天候に対応します。
リビングルームとベッドルームが一体となっている、2ルームシェルター。設営が一度で済むので、面倒なセッティングを必要としません。
就寝用のインナールームは取り外しが可能で、外せば、大人数を収容できる大型シェルターに変身。グループキャンプなどで活躍します。インナールームは吊り下げ式なので、装着も簡単です。
「エントリーパック TT」のテント“ヴォールト”と同じく、アーチフレーム形状を採用。設営手順はいたってシンプルで、4本のフレーム(骨組み)とリッジポールを本体に取り付け、シェルターの前後をペグで固定して自立させます。そして、各コーナーとロープをペグダウンすれば、設営完了です。
受けた風に耐えうるフレームワークも重要ですが、風を受けにくくする形状もとても大切。流れるような曲面フォルムを採用し、風の力を逃がすようデザインされています。スノーピークの幕体が大自然に映え、見る人の感性をくすぐるのは、機能を追求した結果の美しさによるところです。
自然とは、常に変化するもの。天気が常に安定しているとは限りません。「エントリー2ルーム エルフィールド」は、とても建てやすい上に、悪天候にも強いので、ご安心を。シェルターに取り付けたロープを、ペグ(杭)で地面にしっかりと固定することで、風からシェルターを守るために必要な、上から下に抑え込む力を生み出しています。
インナールームを取り外せば、大型シェルターに変身。複数名でテーブルを囲んだり、コットを置いても十分快適に過ごせる広さです。日中はシェルターの中で団らんを楽しみ、夜はインナールームを吊り下げて寝室をつくるなど、シチュエーションに合わせて幅広く使えます。
価格を極力抑えながら、スターター向けに快適な住空間の創出に欠かせないアイテムも付属しました。生地の劣化を軽減し、雨音を抑えてくれるルーフシートと就寝用のベッドルームであるインナールームがセットになっています。
吊り下げ式のインナールームをセット。大人2人+子供2人が就寝できる快適なベッドルームです。
本体の両側にサイドドアパネルを配し、前方ドアパネルを閉じたままサイドから出入りが可能です。サイドドアパネルの上半分には、メッシュパネルも備えています。
サイドドアパネルの上下についているリングを、本体内側の紐付きフックに引っかけることで、簡単にサイドドアパネルを開放しておくことができます。
出入りしやすいように巻き上げて留めておいたり、別売りのTP-080 アップライトポールセットを使用して、跳ね上げ、空間を広く使うことも可能です。
フライシートだけを使用して、大型シェルターとしてアレンジ可能。コットやテーブルを広げても余裕の、広々とした空間でくつろげます。
本体の前半分にはサイドスカートを施し、外からの冷気の入り込みを軽減します。
太陽光による生地の劣化を軽減してくれるルーフシート。雨の日には、雨音の抑えてくれる効果も。取り付けることでより快適なリビング空間を創出してくれます。
ルーフシートは前方のサイドドアパネルのメッシュにオーバーラップしています。上部のメッシュを開けてベンチレーションとして使用することができます。
エントリーキャンパーにとって必要十分なお求めやすい価格の2ルームシェルター。
品名 | エントリー2ルーム エルフィールド |
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品番 | TP-880R |
価格 | ¥104,500(税込) |
セット内容 | 本体、インナールーム、ルーフシート、フレーム長(×1)、フレーム中(×2)、フレーム短(×1)、リッジポール(×1)、ジュラルミンペグ(21cm×22)、自在付ロープ(2.5m×8、1.5m×8)、キャリーバッグ、フレームケース、ペグケース |
材質 | 本体/75Dポリエステルタフタ・PUコーティング耐水圧1,800mmミニマム・UVカット加工・テフロン撥水加工、ルーフシート/75Dポリエステルタフタ・PUコーティング耐水圧1,800mmミニマム・UVカット加工・撥水加工、マッドスカート/210Dポリエステルオックス・PUコーティング、インナーウォール/68Dポリエステルタフタ、ボトム/210Dポリエステルオックス・PUコーティング耐水圧1,800mmミニマム、フレーム/A6061(φ16mm+φ14.5mm) |
キャリーバッグサイズ | 83×30×34(h)cm |
重量 | 15.5kg |
対応人数 | 4名 |
エルフィールドのインナールームの内側に敷くことで快適な寝室を作ることができるフロアマットとインナールームのボトムを汚れから守るフロアシートのセットです。
※本製品はTP-880R エントリー2ルーム エルフィールド専用です。単体ではご使用頂けません。
品名 | エルフィールド マットシートセット | |
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品番 | TP-880-1 | |
価格 | ¥26,400(税込) | |
セット内容 | フロアマット、フロアシート、マット収納ケース、シート収納ケース | |
フロアマット | フロアシート | |
材質 | 表生地/68Dポリエステルタフタ・PUコーティング、裏生地/68Dポリエステルタフタ・PUコーティング、中芯/ウレタン5mm | 75Dポリエステルタフタ・PUコーティング耐水圧1,800mmミニマム |
サイズ | 305×230cm | 305×230cm |
収納サイズ | 64×60×10(h)cm | 37×18(h)cm |
重量 | 1.3kg | 0.5kg |
ただ静かに燃え続ける焚火を見つめているだけで、
心がスーッと落ち着いて、いつもは口にしない本音がこぼれたり、
相手の話にじっくり耳を傾けてみたくなったり。
焚火は、冷えた体だけでなく、人と人とのつながりも温めてくれます。
寒い季節ほど、夜の時間は長くて、焚火もたっぷり楽しめる。
かけがえのない時間を、大切な人と、ぜひご一緒に。
1日目はテントの設営や夕食の準備など、やることが盛りだくさん。楽しみながら行なっていきましょう。夜は焚火の時間にゆっくり浸ってみてください。
12:00|食材の買い出し
12:30|チェックイン
13:00|セッティング
14:00|フリータイム
15:00|ちょっと休憩
16:00|夕食の準備
17:30|夕食
18:30|焚火を準備
19:00|焚火を愉しむ
いつもと違う朝の目覚めを迎えたら、まずは朝食の準備から。挽きたてのコーヒーの香りが食欲を誘います。キャンプサイトの撤収はゆっくり楽しみながら行ってみましょう。
6:30|起床
7:00|朝食
10:00|撤収
Q.「2ルームシェルター」って何ですか?
A.リビングルームとベッドルームの2つの部屋が一体となった大型のシェルターです。出入り口側にリビングルームがあり、その奥にベッドルームがセットされた構造が一般的な形状です。一体式のため、面倒なセッティングを必要とせず、スピーディーに設営できるメリットがあります。
Q.設営時間はどのくらいかかりますか?
A.慣れてくれば、30分程で設営することができます。
Q.初心者でも1人で設営できますか?
A.自然の中では、何が起こるかわかりません。風の影響を考慮して、必ず2人で設営を行なって下さい。
Q.非自立式テントの設営は難しいですか?
A.非自立式テントでも、平坦な場所で取扱説明書の通りに設営することで、設営が可能です。
Q.マット&シートセットは必要ですか?
A.キャンプ場は不整地ですので、快適にご利用頂くためにクッション性のあるマット&シートセットのご利用をおすすめいたします。
[フロアマット] ウレタンを使用することでクッション性だけでなく、熱気冷気の遮断ができます。
[フロアシート] テントボトムもミニマム1,800mmの耐水圧がありますが、フロアシートと組み合わせることで湿気の侵入を防ぎ快適に過ごすことができます。
Q.ペグは付属のもので大丈夫ですか?
A.地面に砂利や硬い層があるなど、付属のペグで対応できない場合もあります。その際は、ソリッドステークのご使用をおすすめしています。
【必要本数目安】
ソリッドステーク30/22本
※ソリッドステークの長さは設営する地面に応じて適切なものをお選びください。
Q.タープは持っているのですが、シェルターも必要ですか?
A.夏は日差しと雨を遮る屋根としてタープが活躍してくれますが、寒い季節は、冷たい空気の侵入を遮断してくれる、ウォールでリビングスペースを包み込む形のシェルターが適しています。