燕三条の鍛造技術が生んだ最強ペグ&ハンマー。

芝生や土、雨の影響で柔らかなフィールド、または火山灰や火山岩の地質のように固いフィールドでも確実に地面に食い込み、雨や風などの自然の猛威に対してもタープやテントをしっかりと支え、キャンパーを守ってきた鍛造ペグ。それがソリッドステークだ。高温で熱せられた鉄棒を叩いて成型する“鍛造(たんぞう)”で製造された最強ペグは、キャンプシーンに不可欠な存在だ。そして、ソリッドステークを確実に打ちこむために開発されたのがペグハンマーPro.CとPro.S。ヘッド部分はソリッドステークと同じく鍛造で作り上げられ、振り上げたパワーを確実にペグに伝える。また、Pro.Cは銅の柔らかい金属特性を活かし、打ち込んだ際の衝撃を緩和し、打撃角度が多少ずれてもしっかり食いつく。また、地中からペグを抜く際の機能も充実しており、設営撤収作業がスムーズに行える、スノーピークを代表する製品だ。

R-102・103・104・105ソリッドステーク

品名 ソリッドステーク20 ソリッドステーク30 ソリッドステーク40 ソリッドステーク50
品番 R-102 R-103 R-104 R-105
価格 ¥320 ¥420 ¥830 ¥1,110
材質 スチール(S55C、黒電着塗装)
サイズ 200mm(ヘッド部/φ12mm、打込み部/φ6mm) 300mm(ヘッド部/φ15mm、打込み部/φ8mm) 400mm(ヘッド部/φ15mm、打込み部/φ10mm) 500mm(ヘッド部/φ15mm、打込み部/φ12mm)
重量 75g 180g 330g 540g
オンラインストアで見る

N-001ペグハンマー Pro.C

品名 ペグハンマー Pro.C
品番 N-001
価格 ¥6,200
材質 ヘッド/銅、スチール(黒電着塗装)、柄/かしの木
サイズ φ35×120×290mm
重量 670g
オンラインストアで見る

STORY
開発ストーリー


強靭なタープを支えるために生まれた鍛造性のペグ。

1995年、スノーピークは、鉄の棒を高熱で熱し叩いて成型する“鍛造”という製造方法を新型のペグ・ソリッドステークに採用した。背景には、その前年、現在のタープの基準としている210Dのヘビーな生地を採用したヘビータープの生産をはじめたこと、そして、強靭なヘビータープを支えるために、軽量かつ高い耐久性を備えたアルミニウム合金(直径30mm)を採用したウイングポールをリリースした。雨風などの衝撃やストレスは、ウイングポールからロープを通しペグに伝わるため、ヘビータープを支えることのできる最強のペグが必要になったのだ。フィールドのコンディションに関わらず、固い地質でも確実に食い込み、打撃に耐えるペグが開発のコンセプトに決定。そして辿り着いたのは、スノーピーク本社のある新潟県三条市で代々受け継がれてきた鍛造の技術だった。

PRODUCTION PROCESS
製造の過程

ソリッドステークとペグハンマーPro。
それぞれの製造の過程

スノーピークの本社がある新潟県三条市の鍛造の技術を用いてソリッドステークとペグハンマーは作られています。それぞれの製造の過程をご紹介します。

■ソリッドステーク
  • 1.高熱処理

    棒状の鋼材を高熱の炉の中にゆっくり潜らせると、銅材が真っ赤な状態に加熱されます。気温や機械のコンディションを見極めて、常に一定の仕上がりを保つ微妙な温度調節が求められる作業です。
     

  • 2.鍛造

    炉を出た鋼材は、火花と一緒に油圧で動く巨大なハンマーで数回打ち据えて、鍛えながら成形します。1本の鋼材から、ソリッドステーク30が2本作られます。

  • 3.トリミング

    鍛えられた"ペグの素"を、プレス機でペグの形に切り取ります。鉄が冷めないうちに行わなければならないスピード勝負の作業です。
     

  • 4.塗装

    ヘッド部に丸ホールを開け、最後に黒電着塗装を施せば最強ペグの誕生です。

■ペグハンマーPro.C
  • 1.鍛造製のハンマーヘッド

    鍛造のハンマーのヘッドは丸みを帯びた型ですが、フックは平らな型をしています。これは鍛造時、鉄が真っ赤に熱されている間に、あえて二度プレスをかけているためです。この作業によって、地面深く突き刺さったペグを回しながら引き抜くとき、回転させやすい角度になります。

  • 2.銅ヘッド

    ペグハンマーPro.Cのヘッドの素材には、柔軟な銅を使用しています。打ち込み時にペグのヘッドに対して滑ることがなく、また手への衝撃を緩和します。

  • 3.かしの木を使用した木柄を削り出す

    木柄の素材は堅くて弾力性のある天然の“かしの木”。柄のサイズにカットされた“かしの木”の木目を選定し、しっかり乾燥させた後に機械で削り出します。さらに、サンドペーパーで角を落とします。

  • 3.木柄にローレットの切り込みを入れる

    木柄のグリップ部分にプレス機械を使ってローレットの切り込みを入れます。1回のプレス作業で両面に加工を加えます。この後にクリア塗装を施してヘッドとベルトを着けて完成です。


FUNCTION
機能について

  • 交換できる銅ヘッド

    銅ヘッドは交換が可能なので、柄が折れない限り一生使えます。付属のピンを使えば簡単に交換することができます。

  • ソリッドステークのホール

    フック部分をソリッドステークのホールに掛けて、回しながら地中から引き抜くための構造です。

  • ペグハンマーのホール

    フック部分のホールは、ジュラペグに引っ掛けて、回しながら地中から引き抜くための構造です。

  • 打ち込みやすい円柱形

    ハンマーで叩かれる打撃面は、円柱形に成型。ハンマーが滑りにくく、打撃のパワーをロスなく確実に本体に伝えます。

  • ソリッドステークのフック

    ロープを掴むフック部分は、打ち込むとヘッドと共に地面に刺さるので、ペグが地中で回転せず、ロープ抜けを防止します。

  • スッポ抜け防止のベルト

    ペグハンマーの柄の上部にはリングを介してベルトが付けられています。手首に巻いて柄と一緒に握ることで、力を込めてハンマーを振り下ろす打撃時のスッポ抜けを防止します。