LOCAL LIFE TOURISM
in KITAKAMI

本ツアーは定員に達したため受付を終了いたしました。
たくさんのお申し込みをいただき、誠にありがとうございました。

自然と生活が密接につながっていた縄文時代。
北東北の遺跡で、5,000年前の営みを体感する。

昨年、東京国立博物館で開催された「縄文-1万年の美の鼓動」を皮切りに国内外で展覧会やイベントが開催され、循環型のエコシステムやその文化的価値についての研究が進むなど、国内外で大きな注目を集める「縄文文化」。

そんな、自然と共に営む縄文のライフスタイルを、縄文遺跡で実際にキャンプをしながら改めて学び体験します。自然との距離が遠くなってしまった現代の私たちの暮らしを、今一度、見直してみませんか?

過去に開催したLOCAL WEAR & LIFE TOURISMのイベントの様子を写真でご紹介
PAST PHOTOS

2020年開催

2019年開催

2018年開催

LOCAL LIFE TOURISM in KITAKAMIについて

LOCAL LIFE TOURISMは、誰かにとって当たり前の暮らしの風景の中にテントを張り、その土地の暮らしの記憶を追体験することで、「人間らしい生き方」を探る旅。

今回の旅先は、岩手県・北上市。およそ5,000年前、縄文時代の姿を今に残す樺山遺跡(かばやまいせき)が舞台です。

当時の人々は、身の回りにあるもので土器や石器などの道具を作り出し、自然環境を生かして狩猟や漁撈、採集によって生活を営んでいました。

自然とともに暮らし、衣食住のすべてを自分たちの手で生み出していたのです。

そこにあるのは、人間の暮らしの「原点」。

自然と共にある人々の営みを知る縄文時代へのタイムトリップを、ぜひご一緒に。

樺山遺跡

国の指定史跡に認められている集落遺跡「樺山遺跡」が、今回の拠点。かつての姿をそのままに、ストーンサークルが点在する集落跡の中にテントを立てます。当時の人々の居住区域として考えられ、復元された竪穴式住居が並ぶ景色は、見るものを5,000年前へといざないます。

「樺山遺跡(かばやまいせき)」について

1951年の発掘調査で発見された樺山遺跡(かばやまいせき)は、立石をともなう石組みの配石遺構(ストーンサークル)が特徴的な、国の指定史跡です。この遺跡は、縄文時代中期の配石遺構群を伴う、縄文時代前期末から後期にかけての集落跡です。

東側の高台上には約5,000年前の村が、西側の斜面には約4,000年前の村があり、モニュメントの造られた時期は解明されていません。

配石遺構は、個々の石組みの石の並べ方にいくつかの型が認められますが、花崗岩(かこうがん)の細長い川原石1個を立てた周りに、数個の山石を放射状に並べたものを典型とします。石組みに伴って出土した土器や石器から縄文時代中期のものと考えられています。

配石遺構は、縄文時代前期から知られていましたが、樺山遺跡以降の代表的なものとして、秋田県鹿角市の大湯環状列石があります。これは縄文時代後期のもので、石組み群の中の日時計と呼ばれているものが、樺山遺跡の石組みに似ており、樺山遺跡のものを祖源とみることができます。

このような配石遺構は何のために造られたかについては、以前から墓地とみる説と、祭り場とみる説とがありますが、北海道地方では墓地がほとんどであり、その他の地方では両者があって一様ではありません。樺山遺跡では、墓であるかどうかをみるため、石組みの下の土を 「リン分」 の分析しましたが、墓としての確かな証拠が得られませんでした。

丘陵上には、配石遺構を造った人々が生活した場所と考えられ、縄文時代中期の竪穴式住居が復元されており、史跡公園として親しまれています。

狩猟採取ワークショップ

1日目のワークショップは「狩猟採取ワークショップ」。遺跡周辺にて、若き山菜採り名人・菅原さんと一緒に山菜採りのワークショップをお楽しみください。

山菜採取|菅原 徹さん

すがわら・とおる/1987年生まれ。18歳の時から祖父、父と山に入り、「キノコや山菜は生活の一部」という環境で育ち、きのこ・山菜歴は14年。岩手菌類研究同好会所属。本業のアンティークストーブの販売などのかたわら、きのこの研究だけでなく、毎年、岩手県・住田町でのきのこ講座、盛岡つどいの森での採取会、県内各地の緑化センターなどで、きのこの見分け方指導や展示などの活動をする。
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地場食材のBBQディナー

夕食には、地元・北上の食材を使ったBBQディナーをご提供します。どうぞゆっくりとお召し上がりください。

郷土芸能&焚火ラウンジ

北上市や奥州市に古くから伝わり、縄文時代から続く狩猟採取の文化を感じる鹿踊を、お客様だけに特別に披露いたします。

縄文遺跡で当時も囲んでいたであろう焚火を囲み、縄文の時へと思いを馳せて頂きます。

縄文ワークショップ

2日目は、北上市立博物館に移動し、学芸員から縄文文化についてのレクチャーを受けながら、樺山遺跡をはじめとする北上市の縄文遺跡からの出土品をご鑑賞頂きます。

博物館に隣接する民俗村にて、地元の陶芸家集団・北陶会さんにご協力を頂きながら、縄文土器マグカップ作りを体験して頂きます。

縄文文化レクチャー|阿部 友実さん(北上市立博物館・専任研究員)

あべ・ともみ/縄文土器に関心を持ち、大学では考古学を専攻。北上川中流域で出土した香炉形土器について研究。平成29年から北上市立博物館専任研究員として勤務。毎年開催している常設展示解説会や団体見学の際は、縄文土器の変遷や縄文時代のくらし等について解説を担当している。

地場食材の縄文食ランチ

昼食は、「kitakami gohan」による、地元・北上で狩猟採取した山の幸を中心とした縄文食を体験して頂きます。

縄文食ケータリング|長谷川真弓さん(kitakami gohan)

はせがわ・まゆみ/北上市の米農家に嫁いだことをきっかけに、年に一度、北上市内の詩歌の森公園にて[町分マルシェ]を開催。近隣の生産者や飲食店を中心に、暮らしに根を張る人に向けたmade in tohokuの70店舗が軒を連ねる。また、北上市の「食のつながり認証制度」の制度のPR業務に関わり、「kitakami gohan」の名前のもと、食材を作る人、使う人、食べる人に想いのリレーができる町を目指し、農業体験や、生産者との交流会、北上市内の農業や食の情報を伝える『きたかみごはん新聞』の発行も行う。
http://kitakamigohan.com/

募集要項

会場 樺山遺跡
〒024-0041 岩手県北上市稲瀬町大谷地
開催日時 2019年6月1日(土)~2日(日) 1泊2日
募集定員 10組(先着順)
募集期間 2019年4月26日(金)より開始(先着順)
旅行代金 大人1名(13歳以上) 24,800円(税込)
子供1名(7~12歳) 16,800円(税込)
※未就学児無料
※JR北上駅までの移動は手段につきましては、各自でご手配ください。
※JR北上駅東口から会場までは、ジャンボタクシーで移動します。
※当日使用するテントやその他備品、食事(夕食、朝食、昼食)は、すべて運営側で用意します。
JR北上駅へのアクセス(Google Map)
催行人数 最小10名/最大50名
主催 株式会社スノーピーク

イベント日程

1日目

2日目

※コンテンツ内容・実施時間は予告無く変更する場合がございます。予めご了承ください。

食事 3食(1日目:夕食、2日目:朝食、昼食)
体験 狩猟採取ワークショップ
郷土芸能(鹿踊 他)
地場食材のBBQディナー
縄文ワークショップ
縄文食
宿泊 テント(弊社製品アメニティドームがベースになります。1組1張りとなります。人数によりテントのサイズを変更いたします。)
旅行条件のご案内

主催

Snow Peak

株式会社スノーピーク

〒955-0147 新潟県三条市中野原456
TEL.0256-46-5858 FAX.0256-46-5860
ホームページ https://www.snowpeak.co.jp/

株式会社 祭り法人射的

〒024-0031 岩手県北上市青柳町2-1-3-2F
TEL.0197-62-6700
ホームページ https://www.shateki.jp/

共催

一般社団法人 世界遺産平泉・一関DMO

〒021-0882 岩手県一関市上大槻街1-5(一BA)
TEL.0191-48-3838 FAX.0191-345-345
ホームページ https://hiraizumi-dmo.jp/

後援

北上市
一般社団法人北上観光コンベンション協会

〒024-0061 岩手県北上市大通り1-3-1おでんせプラザぐろーぶ 1F
TEL.0197-65-0300 FAX.0197-88-3002
ホームページ http://www.kitakami-kanko.jp/