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出店者紹介

白馬の新たな名産品づくりに励む 八百榮神

こんにちは!

Snow Peak LAND STATION HAKUBA週末マルシェの企画を担当している栗栖です!

 

今日は週末マルシェの常連出店者さん、八百榮神さんのご紹介です。

代表は佐藤栄太郎さん。

農家仲間の神野さんと共同で出店していただいているため、屋号は八百榮神というわけですね。

八尾榮神で目に付く野菜は季節によって変わるのですが、金時草やケール、落花生といった、あまりスーパーでは見かけることの少ない野菜を販売されています。

 

殻付きの落花生は見たことがあるという方も多いとは思いますが、佐藤さんが販売されているのはなんと畑で採れたばかりの生の落花生!

スーパーなどで出回っている殻付き落花生はローストした状態のものが多いのですが、生の落花生は見たことがないという方も多いのではないでしょうか?

佐藤さんの作られている、オオマサリという品種の落花生は粒が大きいのが特徴で、この生落花生を塩ゆでにして食べると、口に運ぶ手が止まらなくなるほど、最高においしいのです。

僕もこの落花生のシーズンになると毎週のように購入させていただいています。

家で調理して食べるのですが、ビールのあてとして最高!

ビールと塩ゆで落花生の無限ループにはまってしまいます。

 

佐藤さんの落花生と並んでリピートが多いのがケール。

ケールというと青汁の原料になったりと、なんとなく青臭く苦みが強い野菜といったイメージを持たれている方も多いかもしれません。

しかし佐藤さんのケールはそういった嫌な癖が少なく、逆に野菜の甘味のようなものを感じるほど。

 

ケールは生でサラダにすることぐらいしか今までアイディアがなかったのですが、佐藤さんに食べ方を伺ったところ、さっと湯がいて塩とごま油でナムルにするのがおすすめとのこと。

酒飲みなのがばれてしまいますが、これもまたビールとケールナムルの無限ループの完成です。

ケールは栄養価が高い野菜なので、この無限ループは背徳感も少なく、栗栖家では夏の食卓の定番の一品となっています。

 

ちなみにケールのシーズンの最後には、下の写真ようにケールの幹ごと根付きで週末マルシェで販売されています。

白馬では雪に埋もれてしまうため冬前に収穫を終えてしまうケールですが、植木鉢でも育てることができて、まだまだ葉っぱが収穫できるとのこと。もし見つけたら家での栽培にチャレンジしてみても面白そうですね!

 

 

実は佐藤農園の野菜はSnow Peak LAND STATION HAKUBAのレストラン雪峰でも使わせてもらっています。

 

実際にレストラン雪峰の関シェフも産地へ出向き佐藤さんと一緒に野菜を収穫して、生産者のこだわりを料理としてお客様に届けています。

 

 

この写真はトウモロコシの収穫に立ち会った際の1コマ。

この写真は夜ではなく早朝に撮ったものなのですが、実はトウモロコシは日の出前に収穫すると甘味が乗っていておいしいって知ってましたか?

日が昇ると植物は日光を浴びて光合成が始まります。

光合成には植物もエネルギーを使うため、トウモロコシの身に蓄えられた糖分が光合成に使われてしまうのです。

なので甘くておいしいトウモロコシを収穫するためには、日が昇り始める前の暗いうちに収穫するのがベストなんだとか。

甘みの強いおいしいトウモロコシを育てている生産者のこだわりです。

いつもは当たり前のように食べている野菜も、生産者の細かいこだわりを知ることで、さらにおいしく感じるようになりますね!