こんにちは!
スノーピークランドステーション白馬週末マルシェの企画を担当している栗栖です!
突然ですが、「マルシェ」というと、どのようなイメージをお持ちでしょうか?
ランドステーション白馬で開催している週末マルシェでは、地元の事業者さんに集まり出店いただいているのですが、出店ジャンルは実に様々。
飲食店の出店からクラフトやマッサージなどのサービスなど、いろいろなジャンルの出店者さんが一同に集まるのですが、やはり地元で採れた新鮮野菜が並んでいるのを期待してご来場いただく方も多いと思います。
今回は、そんな農家さんが朝採れ野菜をお届けしてくれている「つながり市場」さんのご紹介です。
つながり市場は地元白馬で、自然栽培などのこだわりを持って、野菜を育てられている農家さんが集まり出店してくれているグループです。
朝に収穫した野菜を週末マルシェに持ってきていただいているため、鮮度は抜群!
ご存じのことかと思いますが、鮮度は野菜のおいしさを決める大きな要因の1つです。
野菜は土から掘り起こしたり、摘み取ったりした瞬間から、時間の経過とともに野菜の持つみずみずしさは失われていきます。
つまり、おいしい野菜を手に入れるためには、収穫してからどれだけ早く皆さんの手元にお届けできるかが重要になってくるわけです。
そういった鮮度の高い野菜が手に入るのも、現地で生産している農家さんが直接売りに来てくれる週末マルシェの魅力の1つです。
白馬で農業を営む方々の中でも、無農薬や自然栽培のこだわりを持つ農家さんが集まった「つながり市場」。取りまとめているのは代表の植田陽子さんです。
夏の間は農家として活動されている持つ陽子さんですが、オフシーズンの冬の間は、小谷村にある白馬コルチナ国際スキー場のパトロールとしてバリバリスキーをするアクティブな女性です。
そんな陽子さんが作っている野菜の中でも、ファンが最も多い野菜がミニトマト。
スーパーなどに並んでいる野菜や果物は、店頭に並ぶまでにどうしても運搬の時間がかかってしまいます。
収穫してから運搬し店頭に並ぶまでの間も野菜や果物の状態は刻刻と変化していきます。
実は店頭でお客様の手に渡るときにその農作物が最も味が乗ったり、見た目が良くなるように収穫時期を少くするなどの調整している農作物は多くあります。
つまり、完熟したものを収穫し出荷してしまうと、運搬中に品質が劣化してしまったりして店頭に置くときには売り物にならないことがあるため、このような手段がとられているんですね。
週末マルシェでは産地との距離が近いため、運搬にほぼ時間がかかりません。
そのためミニトマトも枝の上で完熟するまで育て収穫しても、品質が劣化する前に皆さんの手にお届けすることができるのです。
ぎりぎりまで枝の上で土から養分を吸って実った野菜は、熟す前に収穫した野菜と比べて味が乗っていることは容易に想像できますよね。
実際に食べてみないことにはこの味の違いを実感することは難しいのですが、トマトの持つ甘味やうまみが段違いに濃厚で、トマトといわれなければ何かフルーツを食べているのかと思ってしまうほどです。
これは是非、つながり市場さんで買ってその場で食べていただきたいですね!
週末マルシェ常連のあすなろワイン食堂さんは、週末マルシェの会場でこのトマトに出会い感動し、お店の料理として提供するようになったんだとか。
もちろん、ミニトマト以外の野菜もたくさんつながり市場では販売されています。
季節によってラインナップは変わってきますので、さまざまな農家さんの育てられた、旬の野菜をぜひお買い求めください!
中には初めて見るような野菜に出会うこともあるかと思います。
そんな時は店頭の生産者さんにおいしい食べ方を訪ねてみるのがおすすめ。
こだわりの野菜を最もおいしく食べる調理方法をきっと教えてくれるはずですよ!