モバイルハウスという新基軸で、自然指向のライフスタイルを提案。マルチハビテーションの実現や、カフェ、コテージなどの利用にも。
スノーピーク(代表取締役社長 山井太、本社 新潟県三条市、証券コード:7816)は2016年9月、一般販売向けモバイルハウス【住箱 JYUBAKO】を完成させました。
このモバイルハウスを手掛けたのは世界的な建築家、隈研吾氏。
氏とスノーピークのコラボレーションは、住まいと自然の関係を調和させ、まさに「自然指向のライフスタイル」を具現化したような製品を創り出しています。木のパネルを組み合わせたようなデザインは、トレーラーであることを一切感じさせず、日々の生活を柔らかく包み込む優しい雰囲気を持っています。内と外をつなぐ役割を持つシンボリックな大窓やガラスの出入口も、木のパネルで閉じてしまえば、全体がシンプルな箱に見える設計。パネルを開いた時と閉じたときの表情の違いを楽しめるデザインとなっています。
<1stサンプルを検証中の隈 研吾氏と山井>
モバイルハウス住箱であれば、複数の住居を行き来するマルチハビテーションが、気軽に実現できる他、キャンプ場のコテージや、カフェ利用など、多様な使い方が可能です。
価格は350万円(税抜)のスタンダードモデルの他、LEDライトやベッド台を搭載したモデルも用意。
この製品に関する家具やギアの開発も進んでいます。(※年内は企業に向けた販売のみ、一般に向けた販売は来春を予定)
<隈研吾 プロフィール>
建築家・東京大学教授。近作に根津美術館、浅草文化観光センター、長岡市役所アオーレ、歌舞伎座、ブザンソン芸術文化センター、FRACマルセイユ等があり、国内外で多数のプロジェクトが進行中。新国立競技場の設計にも携わる。