スノーピークのモノづくり

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快適基準寸法

「快適基準寸法」-快適への徹底追求が生んだ必然性を持つ数値。

今やフィールドのスタンドの定番、スノーピークの「マルチスタンド」。1987年に発売されたアルミパイプを組み合わせたこの製品はアウトドアフィールドに衝撃を与え、大革新を起こしました。スペックに表記された高さ660mm、ただ単に製品を作り上げる過程で決められたサイズではありません。何度も厳しく繰り返されるフィールドでの検証によって生まれ、与えられた寸法(サイズ)なのです。ツーバーナーをセットする、クーラーを置く、天板を載せてテーブルにしてみる、快適なスタンドを作るために求められる項目をひとつひとつ妥協することなく検証を行った結果、あらゆる条件を満たす"数値"私たちが出した答えが"高さ660mm"でした。 時代は流れても同じようにスノーピークのあらゆる製品に例外なく、厳しい検証によって生みだされたオリジナルの数値が設定されています。その全てがフィールドで快適に過ごすための数値です。この数値を私たちは "快適基準寸法" と呼び、スペックとしてカタログや製品パッケージに自信を持って表記しています。

アイアングリルテーブルの快適基準寸法の高さ

「アイアングリルテーブル」の脚の長さも"快適基準寸法"が設定されています(上図参照)。立って調理作業をする「ハイスタイル」地上高830mm、椅子に座って仕込み作業をする「ミドルスタイル」地上高660mm、ベンチに腰をかけて焼肉を楽しむ「ロースタイル」地上高400mm、地面に直接座って調理や食事が楽しめる「グラウンドスタイル」地上高300mmの快適基準寸法です。

フィールドで快適に過ごすための

快適基準寸法 高さの例