2007 New Products

2007.08.11 中越沖地震 柏崎市災害ボランティアセンター アウトドア隊に関するご報告


この度は、7月16日に起きました中越沖地震に対する柏崎市災害ボランティアセンター アウトドア隊の活動につきまして、 物資のご提供などのご協力を頂き誠に有難うございます。

7月20日にアウトドア隊として立ち上げ、 翌21日からスタートしたアウトドア隊のボランティア活動も3週間が過ぎました。 その間、皆様からお送り頂きましたテントやシュラフ、マット、ご協力頂きましたアウトドアメーカー様からご提供頂きました物資、 当社の災害用にストックしていた物資を柏崎市災害ボランティアセンター内に設置したブースを起点として、 被災された方々に提供して参りました。

ご存知のように、柏崎市では広いエリアにわたり大きな被害があり、避難所の数も当初60箇所以上ありました。 その避難所を中心としてチラシを配布し、テント、シュラフ、マット提供の案内をしてまいりました。その結果、ご要望があり提供しました物資はテントで約120張、マット、シュラフはそれ以上となっています。 自宅に寝泊りできずにテントを望まれた方の他にも、一時的な着替えスペースとしての活用、荷物の一時保管、 ペットとの共存スペースと様々な活用のための要望がございました。また、避難所にて充分な寝具の設備がないためマットやシュラフを要望されるという方も多くいらっしゃいました。

「当初は避難所にいても気にならなかったが、だんだんと日にちがたつにつれ、周りが気になりだした」
「家族だけのプライベートなスペースが欲しい」
「子供が家の中で寝ることができない」
「いつ余震で家が壊れるかわからないので、そのために準備しておきたい」
といったような声も聞かれました。

物資をお渡しした被災者の皆さんには本当に感謝されました。また、 ボランティアセンター本部にも感謝の電話が入っていたとの連絡もありました。物資の提供等、ご協力頂いた皆様との今回のアウトドア隊の活動が、少しは被災者の方々のお役に立てたのではないかと思っております。

柏崎市では電気、水道の復旧も進み、ガスの復旧も急ピッチで行われております。また、仮設住宅の建設も進み、 早いところでは13日から入居が始まる見込みです。それに伴い、アウトドア隊に対する要望も少なくなって参りました。 そこで、アウトドア隊の活動も徐々に縮小していき、20日頃を目処として終了したいと考えております。つきましては、 皆様にお願いしておりました、使用しなくなったテント、シュラフ、マットの物資の受け入れを終了させて頂きたいと思います。

物資のご提供頂きました皆様、本当に有難うございました。

また、当社の呼びかけにいち早くお応え頂き、 物資をご提供頂きました

株式会社ロゴスコーポレーション 様
コールマンジャパン株式会社 様

雄福屋 様

有難うございました。

今回、被災者の方にお配りできなかった物資につきましては、 災害用備蓄品として当社にて保管させて頂きます。

皆様から物資と一緒にお送り頂きました応援メッセージにつきましては、多くの被災者の方に見ていただく為、 パネルに張り、ブースに設置させて頂きました。
また今回、柏崎市の住民でご自身が被災されながらも、 アウトドア隊の考えに共感頂いた久住さんに活動をお手伝い頂きました。地元の方で柏崎市の地理にも明るく、 被災者の方々ともコミュニケーションをとって頂きました。感謝申し上げるとともに、皆様にご報告いたします。

皆様のご協力があってアウトドア隊が活動することができました。重ねて御礼申し上げます。


アウトドア隊活動の様子
画像をクリックすると大きい写真がご覧いただけます

柏崎市災害ボランティアセンター前に設置したアウトドア隊本部の様子
被災地に設置させていただいたテント
皆様からいただいたメッセージをパネルに張り、アウトドア隊本部に設置させていただきました。