SnowPeakアウトドア隊活動につきまして、多大なご支援とご協力を頂き誠に有難うございます。
本日までの活動状況につきましてご報告申し上げます。
SnowPeakアウトドア隊では熊本地震発生後4月15日より皆様へご使用になられないテントやシュラフ、マットをご送付いただくよう呼びかけを行い、
4月18日より熊本市南区にある平成中央公園に設置したブースにおいて被災者の方々に弊社支援物資と合わせて配布を開始しました。
これは、過去の災害支援経験からテントやシュラフなどのアウトドア用品が被災者の方、それも被災した直後の初期段階において役立つと考えたからです。
その総数は下記の通りとなっております。
<5月7日時点での支援物資総数>
1. スノーピークアウトドア隊が被災者の方々へお渡しした支援物資総数
○テント、シェルター配布設営1335張り
○シュラフ 2,118枚
○マット 2,502枚
○アパレル 110着
○LEDライト 816個
2. うち皆様からお送りいただいた物資数
○テント、シェルター 546張り
○シュラフ 2,118枚
○マット 2,026枚
3. 弊社拠出の自社製品
○テント、シェルター 789張り
○マット 476枚
○アパレル 110着
○LEDライト 816個
テント一張りに対し3人が寝ることができると仮定しますと、約4,000人、ピーク時の避難者18万人に対しては2.2%の方に
テントにてお休みいただくことが出来たという結果となっております。
何らかの理由で一時避難された50名に1人以上の方々をSnowPeakアウトドア隊活動によってエコノミークラス症候群から
救うことができたことは一企業の支援活動として決して小さなものではないと実感しております。
また、この活動はユーザーの皆様と私達スノーピークの日頃からの信頼関係によって成立したと考えており、
皆様の大きなご協力に改めて心から感謝を申し上げます。
余震もまだまだ続き、決して収束とは言えない状態でございますが、避難者も14,700人となりピーク時の10%を切りました。
学校の再開も決定され、仮設住宅の準備も進んできております。
小売店舗での商品の販売も始まっており、一部ですがアウトドア用品も販売され始めております。
そういった状況であることを踏まえ、SnowPeakアウトドア隊としましては、平成中央公園にありますベースを本日5月8日をもって撤収し、
また以下のような新たな支援に切り替えていきたいと考えております。
現在設置している西原村の50張りのテントをフォローしていく他、イベント等の開催により復興支援を行いたいと思っています。
具体的な活動の一つとして7月16日から18日まで行われる予定のSnow Peak Way 2016 in 奥日田1stにつきましては、
熊本、大分の方を優先とした復興イベントとして実行したいと現在検討しているところでございます。
以上ご報告と共に、皆様のご支援ご協力に感謝申し上げ、被災者の皆様が一日も早く安心して過ごすことができますよう
心よりお祈り申し上げます。