2016 10/11 Tue.69552人37157キーワード
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クロネコの空間
当方が天職としてます井戸掘りをここインフォで投稿するのは もうこれで最後です。 新潟HQ で温泉を掘削したかった。 今日は日帰りで片道4時間掛かる和歌山県南紀勝浦に監督業で 行ってまいりました。 大阪市→阪神高速湾岸線→阪和道→終点紀伊田辺→本宮町→新宮市→ 南紀勝浦 距離の割にはとても時間が掛かります。 以下、なんのこっちゃかわからん画像と思いますが力説致します。 画像の橙色の機械がボーリングマシンです。 これで現在掘削深度がGL− 100Mです。 掘削口径が約200mm 程です。 最終的には穴の中にパイプを建て込みます。(VP150ケーシングネジ接続) 何でかと言いますと只の穴の状態では地盤が崩壊するからです。 ここでの井戸掘りでは、基本ロータリー工法ですが地盤状況が固い岩盤 ですから急速に掘削出来るエアーハンマー工法採用です。 エアーハンマー工法は超強力なエアーコンプレッサーで穴の中の 最深部に取り付けられたビットを小刻みに動かして地盤を叩き壊す様に なってます。 固い岩盤を意図も簡単に破壊する様は圧巻です。 まあー簡単に言うと削岩機や土方がやってるハツリ見たいな物です。 叩き壊された掘り屑(スライム)は、コンプレッサーで穴の中に送り込まれた圧搾空気で地上へと運ばれ処分されます。 スライムは見た目、小砂利・砂状となります。 果たして地下水が湧出するのか誰もわかりません。 神のみぞ知るところです。 難しいです。 成功報酬じゃないんですけど地下水出なかったら、お金が貰いにくい んですよね。 ほんと儲かりまへんわ。 骨折り損になりゃなきゃ幸いです。 藤川球児 リンドバーグ https://youtu.be/... 菊池桃子−卒業 https://youtu.be/... 追記 思いだしました。 画像に写ってるボーリングマシンは国産品ですが日本NO.1の老舗 総合ボーリングマシンメーカーでした。 性能も超高性能で世界にも輸出されるほどでした。 しかし、バブル機に拡大路線を取って新工場建設等ド派手な大名商売に なっていきお金を回収せず後払い方式で大量に市場に売りました。 当たり前に思ってたバブルが崩壊し、このメーカーも結局傾きました。 現在は畑違いな業種に吸収されて、それは惨めなものです。 職人ってちょっと儲かると全部使っちゃうんですよね。 それもマイナスになるほどに 例えば10万儲かったら例え二万円だけでも貯金しとけば後で助かる訳 ですが貯金無しにやるもんだから借金が雪ダルマ式に増えて行き結局この様な終末を迎えるんですよね。 職人の悪い癖です。 常軌を逸した拡大路線は絶対にこの様な落ちになることが証明されて おりますので肝に銘じるべきです。 ちなみ私は貯金が趣味じゃないです。 ボチボチです。やや職人気味かも知れません。